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デジタル一眼カメラ α(アルファ)で写真撮影を楽しむデジタル一眼カメラ α(アルファ)で写真撮影を楽しむ

  • 「2」花をふんわりと撮る

    花をやさしい感じでふんわりと撮るには、背景とそのぼけ具合が重要です。
    ここでは、ぼけが大きくなるようにAモードに設定し、絞りをなるべく開いて撮影しましょう。

    動画で説明を見る

  • 拡大焦点距離:100mm / F値:2.8 / シャッター速度:1/400秒

背景のボケを作ってみよう

花をふんわりと綺麗な色合いで撮るには、背景をどうまとめるかが重要です。ぼけの要素に従って、ズームレンズをお使いの場合はレンズの望遠側(焦点距離が長い側)で、被写体にグッと近づいて撮ってみましょう。望遠側で近づくだけでぼけが大きくなり、花が引き立ち、いつもと違った写真が撮れるようになります。

  • 拡大【1】焦点距離:55mm

  • 拡大【2】焦点距離:210mm

上の写真は、【1】焦点距離55mm、【2】焦点距離210mmで撮影した写真です。焦点距離が長い方がぼけが大きく、花の瑞々しさが引き立っているのがわかります。望遠レンズをお持ちの場合は、そちらを活用するとより背景をまとめやすくなります。また、背景の色も工夫しました。赤と対照的な緑に統一することで、より花の鮮やかさを引き立てています。いろんな角度から背景を変えながら撮り、お気に入りの一枚を探しましょう。

明るさを調整しよう

写真の明るさを少し明るめにすると、花のふんわり感がアップします。

  • 拡大【1】露出補正:0

  • 拡大【2】露出補正:+1.3

上の【1】がカメラの自動露出により撮影した写真です。背景が明るいため、花が暗く写ってしまいました。これでも花の色や形は伝わりますが、ピンク色が少しく沈んでしまっています。露出補正により少し明るめに撮った【2】の写真のほうが、よりふんわりとした優しい雰囲気が出ています。また、光の当たり方をコントロールできる自宅などでは、なるべく逆光になるように花を配置しましょう。直射日光ではなく、できればカーテン越しの光を利用したり、くもりの日に撮影をすると、やわらかい光になるので撮影に最適です。

マクロレンズを使ってみよう

花や小物を撮っていると、もっと近づいて大きく細部まで写したいと思うことがあるかもしれません。しかし、レンズには最短撮影距離があり、被写体に近づける距離には限界があります。そんなシーンに特化したレンズが『マクロレンズ』です。被写体にギリギリまで近づくことができ、クローズアップされた写真を撮ることが出来ます。

より詳しいマクロレンズの特徴については以下のページをご覧ください。

マクロレンズの特徴

中望遠マクロレンズと比べてより広い範囲の背景を入れたフレーミングを楽しめる35mmフルサイズ対応の標準マクロレンズです。本格的なマクロ撮影による作品づくりから、テーブルフォト、スナップ、風景、ポートレートの撮影まで幅広いシーンで活躍します。

光学式手ブレ補正機能の搭載により、手持ちで高精度な等倍撮影ができるEマウントレンズ初の中望遠マクロレンズです。球面収差などの諸収差をバランスよく補正し、Gレンズならではの柔らかく美しいぼけ味を実現しています。
少し離れた地点から被写体を大きく撮影できるので、近づくと逃げてしまう動物や昆虫、高い位置にある桜や紅葉のアップを撮影するのにもおすすめです。

約138gと軽く、手軽に持ち歩けるEマウント専用の等倍マクロレンズ。最短撮影距離約9.5cmまで被写体に近づけるので、花や小物などの近接撮影はもちろん、テーブルにある料理も座ったままで撮影できておすすめです。

以下はAマウントレンズです。Eマウントのボディで使うにはマウントアダプターが必要です。
AマウントとEマウントについて

花や昆虫などのクローズアップ撮影に適したAマウントの望遠マクロレンズです。ワーキングディスタンスが長くとれるので、近づきにくい被写体でも画面構成しやすいのが特長です。ダブルフローティング方式による高画質と、9枚羽根円形絞りのやわらかなボケ味も魅力です。

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