環境に関する取り組み
「Road to Zero」目標を達成するために、環境問題に役立つさまざまな変革を進めています。
あらゆる活動のサステナビリティを高めるために
ソニーとXperiaが行っている取り組みをご覧ください。
「Road to Zero」目標を達成するために、環境問題に役立つさまざまな変革を進めています。
ソニーグループの「Road to Zero」
ソニーは、自らの企業活動が健全な地球環境に支えられていることを十分に理解しています。製品のライフサイクルや事業活動全体で環境負荷を2050年までにゼロにすることを目指す当社のグローバル環境計画「Road to Zero」は、こうした理解のもとで策定されました。
ソニー独自のリサイクルプラスチック「SORPLAS™」
ソニーは、サステナビリティを重視したリサイクルプラスチック「SORPLAS(Sustainable Oriented Recycled Plastic)」を、2011年より実用化しています。家庭用電気機器での利用に要求される難燃性を備えたこのリサイクルプラスチックは、独自の配合技術によって実現可能となりました。このユニークなプロセスでは、ハロゲンおよびリンを含まない独自の難燃剤(ソニーが開発したプロセスにより製造)とさまざまな発生源から得られた廃プラスチック(ポリカーボネート樹脂)を混合します。
ソニーの全社的な環境計画に加え、サステナビリティに関するXperia固有の取り組みも幅広く実施しています。
リサイクル部品を増やし、地球への影響を軽減する
ソニー機器の環境負荷削減を進めるために、数多くの主要な構成材に「SORPLAS™」を使用しています。SORPLAS はStyle Cover with Stand*1の本体*2にも使用されています。
耐久性、信頼性、持続性
オリジナルブレンドマテリアルは高い耐久性を持つ紙のような素材で、生育サイクルが短い竹やサトウキビなどの植物の繊維や再生紙から作られます。伐採やライフサイクル中の手入れに手間がかかる生育サイクルの長い植物に比べると、生育サイクルが短い植物は必要に応じて栽培、選別、収穫を行えるため、二酸化炭素の排出が少なくなります。
Xperiaのパッケージからプラスチックを削減する
Xperiaのパッケージに関する環境負荷の削減に注力して数年が経ちましたが、当初はパッケージの構成材でも大きなものしかプラスチックから紙へ切り替えられませんでした。その結果、Xperiaの2018年モデルでは、依然としてパッケージにプラスチックが約27%使用されていました。しかし、時間が経つにつれてソニーのプロセスは進化しました。今では、最も小さいパッケージ部品からでさえプラスチックを排除できるようになり、Xperia PRO-I のパッケージでプラスチックゼロを達成しました。*3
よりサステナブルな紙の利用方針
貴重な紙資源の利用を削減する取り組みに加えて、FSC認証紙や再生紙など、サステナビリティに関する政策に基づく購買を優先しています。スマートフォンのパッケージに使用されているパルプトレイは、他の紙製品にリサイクルできない古紙から作られています。外箱の色に合わせて原材料を選定することで、漂白や染色を要することなく成型できます。
出荷包装からプラスチックを排除
これまで行ってきたプラスチック削減の取り組みに加えて、工場からの出荷カートンの封止に使用するプラスチックテープを排除し、紙テープと置き換えました。
力を合わせてサステナブルな社会を築く
ソニーは社内的な取り組み以外にも、力を合わせてサステナブルな社会を築いていけるよう、ビジネスパートナー、消費者、その他のステークホルダーの方々にも行動することを奨励しています。たとえば、使用できるUSBケーブルと充電器を大半のお客様がすでにお持ちのため、今のXperiaスマートフォンにはそれらを同梱していません。また、Xperia をご購入の方にはスマートフォンのパッケージをリサイクルしていただくようお願いしています。
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