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α7R IIの解像力をあますことなく。
クリップオンフラッシュHVL-F45RMで、作品の完成度を高めるプロの技
フォトグラファー 尾形正茂 氏

〜後編:α7R II+Gマスターの実力を引き出す
スタジオ撮影〜

α Universe editorial team

前編では尾形正茂氏のα99 IIを使用したロケ撮影作品について伺ったが、後編では趣を変えて、α7R IIでのスタジオ撮影と、その作品を解説していただいた。同じモデルを起用した、まったく異なる雰囲気、魅力にあふれる作品から、α7R IIの実力を実証。また、クリップオンフラッシュでも、プロならではの作品が撮影できるという、その過程もレポートします。

尾形 正茂/フォトグラファー 1964年6月4日、東京都入谷生まれ。高校卒業後、東京写真専門学校に入学し、在学中に小松敬典氏に師事。卒業の年、集英社「青年写真大賞」準グランプリを受賞し、集英社と専属契約を交わす。その後、フリーランスに。現在、写真事務所SHERPA+代表。最近の印象に残った仕事のひとつは、某雑誌の表紙を飾った木村拓哉さんの撮影とのこと。
http://www.sherpa-jp.com/works/ogata_ad.html

4240万画素の解像力を
三様のバックカラーで魅せる

――α99 IIでは、やわらかい光や自然な女性の美しさをテーマに撮影されました。α7R IIでは、どのような作品にしようと考えたのでしょうか。 ロケ撮影では、α99 IIとAマウントレンズを活かしたやわらかなイメージの作品でしたが、スタジオ撮影では、同じモデルとは思えないような“変身”をテーマに、α7R IIの解像力とEマウントレンズ(SEL2470GM)のシャープな描写力で、プロならではの作品にしたいな、と思いました。

全てα7R II,FE 24-70mm F2.8 GM 48mm,F11,1/160秒,ISO-100

――たしかに、構図や表情は同じなのに、バックの色が違うことで印象がこんなにも変わるものなのか、と感動しました。 前編(ロケ撮影)でもお話しましたが、プロのモデルではありませんので、ポージングや表情のバリエーションを求めるのは酷だなと思ったんです。ならば、そこを逆手にとって、同じ表情で3パターンのイメージの異なる作品をつくることはできないかと。そこで今回はバックの色で遊んでみることを思いつきました。顔のアップ+印象的なキャッチライト(目に映るハイライト)を入れるためにリングライトを採用しています。

リングライトを用いてα7R II、SEL2470GMで撮影を行っている尾形氏

――瞳に映り込むキャッチライトもそうですが、髪の毛一本一本やメイクののりまで本当にくっきりきめ細かく描写しているのがわかります。 この撮影では絞りを「F11」にしているのですが、ここまで寄っているので奥の瞳がわずかにアウトフォーカスしているのもよくわかります。この高解像度のすごさを見せつけてくるのがα7R IIとEマウントレンズの特徴だと思います。シャープネスの追求が、ここまで進化したか、と感動すら憶えます。

電波式フラッシュHVL-F45RMで、
オリジナリティのある撮影を

――そのほかの工夫、ライティングの特徴などはありますか? スタジオ用の大型フラッシュではなくクリップオンのフラッシュ3台でこの完成度は驚きに値するのですが。 この撮影ではまず「バックを飛ばす」ことができる光量のGNを持つフラッシュを用意するのがポイントです(赤・黄の作品)。この状況で3灯では、GN45は必須。次に有効なのが電波式ワイヤレス通信に対応したフラッシュであること。そういった観点から、HVL-F45RMを選びました。カメラとモデルの距離が近く(30cm程度)、モデルの後ろにセットしたフラッシュを発光させなければなりませんが、電波式に対応していない赤外線だとモデルの陰に隠れて届きません。ですがHVL-F45RMなら電波式なので、その問題がクリアされるんですね。あと、バック紙の色だけでなく、フラッシュにそれぞれの色のセロファンをかぶせるのも忘れてはならないところ。これにより赤なら赤、黄色なら黄色の彩度が上がります。もし同じような撮影をしたいと思った場合はお忘れなく。100円ショップで売っている普通のセロファンで良いですから経済的ですよ(笑)。

――ライティングのテクニックで、作品それぞれの違うイメージを引き出しているのですね。 モデルの表情やメイクの質感などは、高解像度のα7R IIがしっかり描写してくれますから、そこにライティングで変化を与える、という感じです。モデルの存在感を美しく鮮明に描写するのが撮影コンセプトのひとつ。同じ表情、メイクでも、赤は少し妖艶な雰囲気、黄色は華やかさ、黒は女性の強さみたいなものを感じられるといいな、と思いまして。α99 IIでのロケ作品で虚と実が交錯するノスタルジックな印象を求めたのとは真逆に、女性の意思の強さやリアルな感じ、隠れていた本当の部分をメイクとライティングで表現していますね。

――同じ構図で3パターン撮影するとなると、モデルは立ち位置を変えることもできず大変そうでしたね。 そうですね。たしかにそこはかわいそうなところでした。自分がどのように写っているかを確認してもらうために、ここでもCapture Pilotを使い、タブレットで見られるようにしました。クライアントさんがいらっしゃる撮影の現場では、タブレットで拡大してピント確認してもらったりもしています。

――はい。とても見やすくわかりやすくて大変助かりました(笑)。 個人的には撮影もスムーズに進んだと思っています。HVL-F45RMがフル発光するまでの充電時間も2.5秒(編集部注:1/1マニュアル発光時、アルカリ乾電池使用時)と短く、次から次へとストレスなくシャッターを押せましたね。HVL-F45RMはかなりコンパクトなので、普段使いにもおすすめです。ボディのコンパクトなα7シリーズにはとてもバランスがいいと思いますね。 α99 IIとAマウントレンズ、α7R IIとEマウントレンズでそれぞれ撮影された作品は、対照的ながらどちらも魅力的。作品に求める雰囲気、表現したい写真のクオリティを上げるために、尾形氏は使用するカメラとレンズを使い分けていた。使う機材の相性、組み合わせと、それにともなう撮影手法が重要であることがお分かりいただけるプロの現場レポートとなった。

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