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幅広いデジタルカメラの遠隔操作を実現する
ISO標準規格通信プロトコルを拡張したソフトウェア開発仕様書を提供開始

α Universe editorial team

ソニーは、幅広いデジタルカメラの遠隔操作を実現するソフトウェア開発仕様書「Camera Remote Command」を本日4月15(月)より無償で提供開始します。「Camera Remote Command」を公開することで、撮影、モニタリング、ファイル転送など、ソニー製デジタルカメラをリモート操作するソフトウェアの開発を支援します。 また、既に公開しているソフトウェア開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョン(Version 1.12)も同日提供開始します。

【Camera Remote Command概要】

「Camera Remote Command」は、ISO標準規格のPTP(Picture Transfer Protocol)をソニー独自で拡張した通信プロトコルで、カメラの遠隔操作を実現します。異なるブランドのカメラ製品を単一のソフトウェアで操作する場合や、既存のソフトウェアをソニー製デジタルカメラへ適用する際の利便性を高めます。本パッケージには、コマンドリファレンスとサンプルコードを含みます。

【Camera Remote SDK(Version 1.12)について】

「Camera Remote SDK」は、ソニーが提供する専用のAPIでカメラの遠隔操作を実現します。高水準APIを使用し、プログラムを効率よく開発する際に最適です。本パッケージには、ソフトウェアモジュール、APIリファレンス、及びサンプルコードを含みます。 Version1.12では、対応機種を拡大し、新たにフルサイズミラーレス一眼カメラ『α9 III』に対応します。点検・調査やEコマースなどB2B市場全般で、ソニー製デジタルカメラを活用して遠隔撮影する際に、より効率的なワークフローを提供します。

Version 1.12以降では、以下の機能に対応します: 1. USBやイーサネット接続に加えてWi-Fiにも対応することで、有線接続が難しい環境でも利用可能となり、利用範囲が広がります。 2. 即時性が高く・自動化に必要な約100種類の機能を追加します。 静止画や動画を記録するメモリーカードスロットの撮影状況に応じた切り替え、ISO AUTO 上限/下限の撮影環境に応じた切り替えなどが可能になります。

※ 機能の詳細は、SDKに同梱する仕様書にてご確認下さい。本機能に関して、現時点での対応機種は、『α1』、『α7S III』、『α7 IV』、です。今後の対応機種については、順次APIリファレンスを更新してお知らせします。

今後は、「Camera Remote Command」と「Camera Remote SDK」の両方を総称し、新たに「Camera Remote Toolkit」とします。開発の目的や用途に合わせて最適な手段を選択できます。 Camera Remote Toolkitの詳細情報およびダウンロードについては、以下のURLをご覧ください。 https://www.sony.jp/camera-biz/camera-remote-toolkit/

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