商品情報・ストア 月刊大人のソニー '15 Vol.4

4K×ハイレゾで心を静かに。夏は脳涼「ブレーンスパ」。 4K×ハイレゾで心を静かに。夏は脳涼「ブレーンスパ」。

いま、「ぼんやり」という言葉に注目が集まっています。職場や学校では「ぼーっとするな!」なんて怒られがちですが、心を落ち着け「ぼんやり」すれば、忙しい毎日のストレスが解消できるなどと、テレビで特集されたことも。

雑念を取り払い心を落ち着ける行為は、日本では古くから坐禅や瞑想として受け入れられてきました。そこで今回「大人のソニー」では、心を落ち着ける「ブレーンスパ」なるものを4K・ハイレゾ・カメラの楽しみも交え考案。どういうものか、まずはこちらをご覧ください。

下の動画では、写真と自然音を組み合わせてみました。

実はこちらの波音の動画、動画投稿サイトで世界的に流行っている、ASMR(Autonomous sensory meridian response)というリラックス体験を引き起こす動画の一種。雨の音や焚き火の音、歩く音や布が擦れる音など、一般の生活にありふれた、しかし続けて聴いているとクセになるサウンドを動画にまとめたものです。ずっと聴いていると、なんだか心地良くなってくる。日本ではまだあまり知られていませんが、そんなところが人気です。

今回、リラックス体験を引き起こす動画として、風景写真とこちらの音楽を組み合わせてみました。

ローマの謝肉祭

ベルリオーズ作曲
序曲「ローマの謝肉祭」 Op.9
フランス国立リヨン管弦楽団/レナード・スラットキン(指揮)
Naxos Japan

AMAMI

ジョー奥田『AMAMI』S2S Inc.




波のスライドショーには、奄美大島で録られた波の音を合わせました。ハイレゾで聴く波の音は、目をつぶると、まるで渚にいるかのような感覚にさせてくれます。足もとに打ち寄せる波に触れそうなほどの臨場感。波が崩れる音に波の泡が弾ける音...実際に海で聴いた時の音よりもむしろ、実は多くの音があったのだなと気付かせてくれます。

4Kテレビと写真、
ハイレゾでつくる最高の癒やしの体験。

高画質4Kテレビ(KJ-65X8500C)とホームシアターシステム(HT-NT3)

今回提案するブレーンスパは、高画質4Kテレビ(KJ-65X8500C)とホームシアターシステム(HT-NT3)という、最新AV技術の粋を尽くした、「究極の癒やし体験」。

やり方は簡単。まずは高精細写真と好きなハイレゾ楽曲をUSBにいれます。そのUSBをシアターセットに挿して、テレビ画面上でフォルダを選択するだけで、癒やしの世界に浸れるのです。

  • (1)シアターシステムのUSB差込口に、写真と音楽を入れたUSBをセット。

    (1)シアターシステムのUSB差込口に、写真と音楽を入れたUSBをセット。

  • (2)シアターシステムのメニューから、USB接続を選択。

    (2)シアターシステムのメニューから、USB接続を選択。

  • (3)ミュージックのアイコンを選択、好みの曲を選んだらリモコンのオプションボタンをプッシュ。

    (3)ミュージックのアイコンを選択、好みの曲を選んだらリモコンのオプションボタンをプッシュ。

  • (4)「スライドショーのBGM登録」を選択し、BGMに登録。

    (4)「スライドショーのBGM登録」を選択し、BGMに登録。

  • (5)フォトのアイコンが表示されている画面まで戻り、フォトを選択し、好みの画像を選ぶ。

    (5)フォトのアイコンが表示されている画面まで戻り、フォトを選択し、好みの画像を選ぶ。

  • (6)リモコンのオプションボタンを押して「スライドショーのBGM」を選択、再生機器をUSBに設定し、リモコンの再生ボタンを押す。

    (6)リモコンのオプションボタンを押して「スライドショーのBGM」を選択、再生機器をUSBに設定し、リモコンの再生ボタンを押す。

自分の感性で音楽×写真の楽しみが広がる。

写真を撮るならα7 II(ILCE-7M2)

今回のスライドショーでは道の写真、海岸の写真と音楽を組み合わせましたが、自然や風景だけではなく、子どもやペットなど、自分の感性にしたがって、自分なりにリラックスを得られる写真を撮りためてみましょう。あなただけのリラックス空間をつくれるはず。もし写真を撮るならα7 II(ILCE-7M2)はいかがでしょうか。

ハイクオリティな音と映像で「無心」をつくりだす。

このブレーンスパ、心を落ち着けるプロであるお坊さんに体験していただきました。動画の最後に出ていただいているのは実はこの方。東京は広尾にある臨済宗大徳寺派 瑞泉山 香林院の金嶽宗信住職です。

臨済宗大徳寺派 瑞泉山 香林院の金嶽宗信住職

-----いかがでしょう、心を落ち着けることはできたでしょうか。
「いいですね。波の音は寄せては引いてというリズムですが、これは吸って吐く『阿吽の呼吸』のように、人間のリズムにあっています。映像も、画質がいいからなのか色がいいからなのか、奥行きがあるように見えて没入できそうでした」

-----坐禅の「無心」とは、なにも考えていないわけではないそうですね。
「ええ、浮かんできた考えにとりつかれないというか、それを受け流して心が穏やかな状態をつくることを言います。このブレーンスパのように、良質な音楽と良質な映像を見て癒やしを感じながらだと、その状態を一層つくりやすいかも知れません」

-----このブレーンスパに組み合わせるとよい呼吸法があると聞きました。
「画面を見ながら『吐ききる』ことを意識して息をしてみてください。人間のからだは吐く時に力が抜けるようにできています。吸うことを意識してしまうと力が入ってしまうので、息を吐ききる。そうすれば、吸うことを考えなくても自然と息は入ってきます」

癒やしのためにテレビを使う。

これまでのテレビは、感動や刺激を与えてくれるエンターテインメントな存在でした。しかし、4Kとハイレゾで究極のリアルを楽しめるようになったいま、癒やしのために、心を静かにするために使ってみるのもいいかもしれません。

癒やしのためにテレビを使う。

今回は4Kテレビ(KJ-65X8500C)とハイレゾ対応シアターセット(HT-NT3)を組み合わせて4K×ハイレゾのブレーンスパをつくりましたが、7月には業界ではじめて4Kテレビでハイレゾが聴けるブラビア「X9400C」「X9300C」シリーズが発売されました。テレビでの体験が、またいっそう楽しいものになりそうです。

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