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EPGによるテレビ録画機能など、便利な各種機能を搭載。
HD用グラフィックスチップ「RS」
デジタル信号処理基板の項でも簡単に説明しましたが、BDZ-S77ではグラフィックスを扱うLSI、RSを搭載しています。このLSIは、高度な表示能力を持ち、きめ細かで多彩なGUI(Graphical User Interface)画面を表示することで、快適操作をサポートします。

電子番組表の中から、キーワードで検索して見たい番組探すことが可能
数多くの番組の中から、気になる番組をすばやく探せるよう、キーワード、およびジャンルによる検索が可能です(写真18)。ジャンルは、大分類と大分類に付随する中分類から選択可能。キーワードは、ソフトキーボーから自由に入力して検索できます。ソフトキーボードは、「ひらがな」「カタカナ」「英語」「数字」「記号」での入力ができ、漢字変換も可能。入力方式は、画面を見ながら、ジョイスティックで文字を選ぶ方法と、10キーを使って携帯電話のように入力する方式どちらにも対応しています。1度入力したキーワードは保存しておくこともできますので、再度検索するときにもいちいち入力し直す手間が省け、便利です。

写真18.検索画面例



ディスクの内容をわかりやすく表示するタイトルリスト
放送を録画した場合、電子番組表(EPG)より情報を取得して録画した番組の、タイトルや番組の情報などを画面に表示するのがタイトルリストです(写真20)。この表示にもズーミング機能を搭載。1画面8タイトル→1画面4タイトル→1画面2タイトルとズームできます。これによりできるだけ多くのタイトルを表示したいという要求と、できるだけ詳細な情報を見たいという要求をともに満たします。さらに、タイトルリスト内でもキーワード検索が可能です。なお、タイトルリストが1画面に収まらない場合はスクロールして表示。1タイトルごとに送る「カーソル単位」と、画面単位で送る「ページ単位」が選べます。

写真20.タイトルリスト画面例



画像が付いてさらにわかりやすいサムネイルタイトルリスト
自動的に番組の1場面をサムネイル画像としてディスク上に記録し、見たい番組が視覚的に探せます(写真21)。サムネイル画像は、後で任意の場面に変更することもできます。

写真21.サムネイルタイトルリスト画面例



サブメニューシステム
番組を再生や編集する場合、ジョイスティックのセンターを押すと「サブメニュー」が表示されそこから項目を選べます。サブメニューは、そのときに必要な項目が出るようになっており、使用頻度が高いであろうと思われる項目を上に配置しています(順番は変えられません)。

内容の管理はBDZ-S77におまかせのディスクマネジメントID機能
ソニー製ブルーレイディスクのカートリッジには、製造時に英字1桁+数字4桁のIDナンバーが書き込まれています(写真22)。このIDナンバーを利用して、ディスクを管理するのがディスクマネジメントID機能。BDZ-S77本体内のメモリーにディスク100枚分、1枚あたり100タイトル分の、タイトル名や録画日時、残量といった情報を記憶します。本体にディスクを入れなくても、簡単に見たいディスクや番組が分かります(写真23)。

写真22.ディスクマネジメントID

写真23.ディスクマネジメント画面例



地上波放送もBSデジタル放送も電子番組表(EPG)に対応し簡単に録画予約可能
現在、地上波放送でもBSデジタル放送でも、新聞のラジオテレビ欄と同じような番組表が電波に乗せて届けられています。BDZ-S77ではこの電子番組表(EPG)を使って録画予約が簡単に行えます(写真17)。予約可能な番組数は最大30、8日先までです。
BSデジタル放送の番組表では、「スポーツ」「映画」「音楽」「ニュース」など、任意の、最大5つのカテゴリーに色分け表示ができ、自分の好みのジャンルを設定しておくと、番組を探す時に便利です。色分けできるカテゴリーは、BSデジタルのEPGの大分類12種類から選べます。地上波の電子番組表は、米国ジェムスター社が開発し、株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイドが、日本国内で運用するGガイドに対応しています。

写真17.地上波EPG画面例


※地上アナログ放送


4段階のズーミングエンジン搭載
BSデジタル放送の番組表を使って予約するとき、便利なのがズーミング機能です。新聞などを見ながら予約するときもそうですが、まず全体を見渡して、それから個々の詳しい情報を見るということを無意識のうちに行っているはず。ズーミング機能は、こうした自然の動作を画面上の番組表でも行えるよう、表示を右の画面写真19のように4段階に切り換えて表示することができます。ズームの1段階目は、1画面に24時間8チャンネルを表示します。この段階では文字は表示されず、カテゴリー登録した「色」のみが表示されます。見たいエリアにカーソルを移してズームボタンを押すと3時間4チャンネル表示の画面に切り換わります。この状態では文字表示も現れます。枠の大きさによってはタイトル前半の数文字の表示となることもあります。また5分間番組のような短い番組は、この段階では省略されている場合があります。さらにズームボタンを押すと2時間2チャンネル表示に変わります。この段階では番組の詳細な情報も読み取ることができます。ズーミングの4段階目は1時間1チャンネル表示され、ほぼすべての情報が表示されます。予約画面へは4チャンネル表示、2チャンネル表示、1チャンネル表示の画面から移行可能。電子番組表(EPG)を使って録画した番組は、EPGの情報が自動的に書き込まれます。なお、画面上の移動範囲の変更は、「カーソル単位」と「ページ単位」を用意しました。大きく動かしたい場合は「ページモード」で、細かく動かしたい場合は「カーソルモード」でと使い分けができます。

◎EPG画面(8チャンネル表示)

◎EPG画面(4チャンネル表示)

◎EPG画面(2チャンネル表示)

◎EPG画面(1チャンネル表示)

写真19.BSデジタル放送のEPGでは4段階のズーム表示が可能



タイトル内で見たいシーンが素早く探せるスライダー操作のワープモード
10倍/30倍/120倍の早戻し、早送りに加え、タイトル内の大まかな位置にスライダー操作で送れるのがワープモードです。タイトル内で見たいシーンがおおよそどのあたりに有るかわかっているときに素早く移動できます。ワープモードに入り、左右キーで全体の中での見たい場面の大まかな位置に動かします。そうすると画面に、その位置の映像が表示され、ワープモードから抜けると、その場面から再生されます。見たい場面と違っていても、再度ワープモードに入ると、その位置からワープを再開することができます。
幅広いDVDメディアやCDの再生に対応
市販のDVDビデオソフトはもちろん、DVD-R/-RWのディスクも再生可能。特に、DVD-RWディスクでは、VRモード記録ディスクの再生も行えます。CDは、音楽用CDのほか、CD-RW/R(CD-DA)ディスクの再生に対応。なお、DVD再生時には、出力モードD3、D4モードに設定している場合、プログレッシブにて出力されますので、高画質でお楽しみいただけます。(表8)

これは、DVDレコーダーでVRモード記録されたDVD-RWディスクが再生できる機能を示します。

 
【DVD+RW/-RW/+R/-R、CD-RW/R 再生時のご注意】
DVD+RW/-RW/+R/-R、CD-RW/Rドライブで記録されたディスクには、傷や汚れ、また記録状態や記録機の特性等が原因で再生できないものがあります。すべての記録終了時に終了情報を記録するファイナライズ作業をしていないディスクは再生できません。また、CPRM*対応のDVD-RWディスクに一世代のみ録画することを許可された映像を記録した部分は再生できません。
*CPRM(Content Protection for Recordable Media)とは、著作権を保護するために映像素材を暗号化する技術です。

【CD 再生についてのご注意】
本製品では、コンパクトディスク(CD)規格に準拠していない著作権保護技術付き音楽ディスクは動作、音質を保証できません。本製品での再生にあたりましては、音楽ディスクパッケージの表示をよくお読みください。

  再生
Blu-ray Disc ○
DVD-VIDEO ○
DVD+RW ○
DVD-RW ビデオモード ○
VRモード ○
DVD+R ○
DVD-R ○
CD-DA ○
CD-R Audio ○
CD-RW Audio ○
Video-CD ×
SACD ×

表8.再生可能ディスク一覧


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