あらゆる映像を高色域な4K画質に

バックライトの細やかなコントロールで高コントラストを実現

LEDバックライトを液晶パネル下に配置し、映像全体を小さなブロックに分けてコントロールすることで明暗のきめ細やかな描写を可能にする「直下型LED部分駆動」搭載。暗いシーンでも奥行きや微妙なディティールまで美しく表現します。

映像信号を高精度に分析し、最適な画像処理を行う高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載

4Kの美しさを最大限に高める高画質プロセッサー「HDR X1(エイチディーアール エックスワン)」を搭載。画質の3大要素である精細感、色の鮮やかさ、コントラストを向上させるそれぞれの高画質機能をより細かくコントロールします。さらに、さまざまな映像を高コントラストなHDR相当の画質でリアルに描く「HDRリマスター」が映像の美しさを高めます。

あらゆる映像を高精細な4K画質へアップコンバート。4K映像もさらに美しい映像で描き出す

地上放送やネット動画など、あらゆるコンテンツを高精細な映像に作りかえる超解像エンジン「4K X-Reality PRO(4K エックス リアリティー プロ)」を搭載。ハイビジョン映像を4Kにアップコンバートするデータベースと、4K映像をさらに高精細化するさまざまな映像に対応したデータベースを参照することで、最適な高精細化処理を行います。

つややかな輝きのある映像を実現「X-tended Dynamic Range(エクステンディッド ダイナミックレンジ)」

バックライトの明るい部分に最大で2倍の電流を集中させ、表現できる輝度の幅を拡大。優れた光の表現力を実現します。さらに、ソニー独自のアルゴリズムによって、映像の暗い部分のバックライトを絞ることで生じた(消費)電力を全体の電力を増やすことなく、映像の明るい部分に集中させます。

さまざまな映像をHDR相当の高コントラストに描き出す

「HDRリマスター」

映像の中で、それぞれの被写体に応じてコントラストを向上させるオブジェクト型の映像処理を実現。さまざまな映像をHDR相当のコントラストにまでアップコンバートすることが可能なため、白飛びや黒つぶれの少ない、明るい空の色合い、浮かぶ雲の立体感、花びらの質感など、まるで目の前にあるかのような表現を実現しました。

明るく鮮やかな色合いを再現

人の目に映る色は、たとえば赤といっても、バラ、紅葉、トマト、ワインなど、さまざまな赤の色合いがあります。「トリルミナス プロ」では、広い色再現領域に加えて、独自の新アルゴリズムにより、彩度/色相/明度を3次元で検出することで、より細部まで忠実な色を自然に再現することが可能になりました。これにより、今まで表現しきれなかった繊細な色のニュアンスや、人肌のみずみずしい質感までも明るく色鮮やかに描き出します。

動きをなめらかに描画するコマ数補間技術

テレビの映像は静止画の連続。つまりパラパラ漫画と同じ原理で枚数が多いほど映像がなめらかに見えます。「倍速」は、1 秒間60コマの映像のコマとコマの間に1コマの新規映像を生成して120コマにする技術。これにより、残像感が低減され動きの速い映像が見やすくなります。

動きの速い映像もくっきりと描き出す

バックライトオン/オフ技術の「X-Motion Clarity(エックス モーション クラリティー)」を搭載。LEDバックライトの発光をエリアごとに高精度に制御し、発光時間を最適化。画面の明るさを保ちつつ残像感を減らし、くっきりした映像を実現します。

HDR信号に対応(*)

HDR10や新4K衛星放送で使用されているHLG(ハイブリッド・ログガンマ)、ドルビービジョンなどのHDR信号に対応(*)。地上放送などで使用されているSDR信号に比べ、広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるようになります。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分の色味や潰れてしまいがちな暗部の階調も再現し、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を創出します。

* 信号によっては一部対応していないものがあります