商品情報・ストア Feature ハワイ州観光局公認!定番から新しい発見まで オヒアレフアの保全活動にも繋がるAROMASTIC「Hawaiiの香り」

ハワイ州観光局公認!定番から新しい発見まで
オヒアレフアの保全活動にも繋がる
AROMASTIC「Hawaiiの香り」

これまでにない、持ち歩けるパーソナルアロマディフューザーとして、アロマ好きな女性だけでなく男性まで幅広い層から支持を集めている『AROMASTIC(アロマスティック)』。その新たなチャレンジとして話題になっているのが、ハワイをテーマにした専用カートリッジ『AROMASTIC CARTRIDGE Hawaiiの香り』です。ハワイ州観光局とのコラボレーションで“本物”のハワイの香りを表現したというこの製品に込められた想いを、ソニー商品企画担当者とハワイ州観光局日本支局長ミツエ・ヴァーレイさんに聞いてきました。

ハワイ州観光局全面協力で、
ハワイの香りを表現!

まずは、『AROMASTIC』専用カートリッジ『AROMASTIC CARTRIDGE Hawaiiの香り』(以下、『Hawaiiの香り』)が、どういった背景で生まれたのかをお聞かせください。

ソニー株式会社 Startup Acceleration部 Business Operation Team OE Project 藤田彩

ソニー株式会社
Startup Acceleration部
Business Operation Team OE Project
藤田彩

藤田:ソニーが2016年に発売したパーソナルアロマディフューザー『AROMASTIC』は、手のひらに収まるスティック状の本体に心地よい香りを封じ込めた、“持ち運べるアロマディフューザー”です。精油を手軽に楽しんでいただきたいという想いから、『For Business』や『For Beauty』 などテーマに合わせた複数の香りを1つのカートリッジにした商品を展開してきました。例えば『For Business』であれば、頭をスッキリさせてくれる「ローズマリー」やリラックス効果のある「ラベンダー」など、アロマテラピーを軸にさまざまな香りを提案してきました。

それに加えて2019年からはソニーだからこそご期待いただいている香りの楽しみ方として、すでにある“エンタテインメント””と“香り”を結びつけることにも挑戦したエンタテインメントシリーズを展開しています。例えば、去年発売した『文学の香り 太宰治』では、読書と香りを組み合わせることで作品への没入感をより深くしたり、それまで気がつかなかった新しい発見(例えば、昭和初期ってこんな時代だったのかな? など作品の裏に流れる時代背景などに思いを馳せたり)という効果を狙っています。『Hawaiiの香り』はそんなエンタテインメントシリーズの最新作。その名前を聞いただけで気分が高揚する人も多い人気観光地「ハワイ」をテーマにしたカートリッジとなります。

『Hawaiiの香り』は、ハワイ州観光局が監修しているとのことですが、どういった経緯でコラボレーションを実施することになったのでしょうか?

藤田:ハワイは日本で非常に人気のある観光地で多くのファンがいらっしゃいます。ハワイに対して悪いイメージを持っている方は少ないと思います。そんなブランディングもしっかりある観光地だからこそ、そのイメージを崩さず香りを嗅ぐことで「ハワイだ」と楽しい気持ちを感じたり、想い出に浸ったりしていただくには多くの方がハワイをパッとイメージできる香りにする必要がありました。そこで、どうすれば真にハワイらしい香りを創り出せるかをチームでも話し合い、ハワイ州観光局さんにご協力をお願いしました。ハワイは熱烈なファンの多い人気の観光地ですから中途半端なことはできません。ハワイを愛する皆さんを裏切らない、全ての人に喜んでいただける香りを生み出すためにはハワイのプロのご協力が必須でした。

なるほど。ちなみにソニーがハワイ州観光局とコラボするのは、これが初めてなのでしょうか?

ハワイ州観光局 日本支局長 ミツエ・ヴァーレイさん

ハワイ州観光局
日本支局長
ミツエ・ヴァーレイさん

ミツエ:商品開発では初めてだと思います。ただ、ソニーミュージックからは多くのハワイミュージシャンのCDを出していただいていますし、ソニー・ピクチャーズもたくさんの映画をハワイで撮影しています。ゴルフのソニーオープン・イン・ハワイなんかも有名ですよね。実は皆さんが思っている以上に、ソニーとハワイの関係は深いんです。

なお、ハワイ州観光局には、我々が商品開発に深く関わらせていただいた商品について、「公認」させていただくプログラムがあります。特にハワイ文化の啓蒙や、環境に関するプロジェクトにはものすごく力を入れており、そういう意味でも今回のコラボはとても価値ある取り組みでした。

とは言え「香り」という見えないものの監修を任されることには困惑もあったのではありませんか?

ミツエ:いえいえ、そんなことはありません。ハワイはリング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)の中心、まさに地球のど真ん中に位置する、地球を最も感じられる場所。また、たくさんの天文台がある宇宙に一番近い場所としても有名ですよね。そうした場所では、五感がものすごく冴えることもあって、音や香りにもとても敏感になります。これまでハワイ州観光局は日本各地でハワイを啓蒙するイベントをたくさん実施してきましたが、そこでもそうしたハワイらしさを伝えるため、音や香りの演出にすごくこだわっています。ですので、このお話をいただいた時も、たくさんの香りの候補が思い浮かんで困ってしまったくらいでした(笑)。

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「定番と発見まで」がコンセプト
本物のハワイを感じさせる5つの香り

ではさっそく、『Hawaiiの香り』を体験させていただきたいのですが、その前に、この5つの香りをどのようにして決めていったのかを教えてください。

藤田:事前のリサーチをもとに我々の方でハワイをイメージした香りを10種類ほど作り、それをハワイ州観光局に持ち込み、アドバイスを受けながら、今回の5つに絞り込んでいきました。その際、気をつけたのが、複数の香りを1つのカートリッジで切り替えて楽しめる『AROMASTIC』の特徴を考慮し、5つの中にしっかりとしたバリエーションを持たせること。ハワイの香りという共通項を持たせつつも、似た香りにならないよう気をつけています。また、その上で「定番と発見まで」というコンセプトも持たせるようにしました。

「Niu/ニウ」の香り「Niu/ニウ」の香り

最初はハワイ語でココナッツを意味する「Niu/ニウ」から試してみましょう。……ああ、これはまさにココナッツという香りですね。すごく甘くて、それでいて安心するというか……。

藤田:『Hawaiiの香り』を作るにあたり我々の方でもハワイのリサーチをしました。そこでわかったのが、ココナッツがとても生活に密着しているということ。このカートリッジを代表する1つ目の香りとして最も相応しいのではないかと考えました。

ミツエ:ココナッツは、ハワイの人々にとって生活に欠かせない植物の1つ。実には栄養がありますし、ココナッツウォーターは水分補給に欠かせません。さらにその殻は食器として使え、実の外側の繊維はロープになるなど、無駄なところが1つもないんです。なによりその香りはとても甘くて、幸せな気分にしてくれます。バニラの香りがお好きな人は多いと思うのですが、ココナッツはそれに丸みと温かみを加えたようなまろやかな香りが魅力的ですね。

この香りを作るにあたって工夫したことがありましたら教えてください。

藤田:実際の香り作りは専門の香料メーカーにお願いしているのですが、そのせいか最初に作っていただいたものは、やや芳香剤っぽい鼻につく香りになってしまいました。我々としてはこの香りが『Hawaiiの香り』の基盤になると考えていたので、もう少しどっしりとかつ、こっくりとした甘みを感じられるよう調整しています。


「‘Ōhi’a Lehua/オヒアレフア」の香り「‘Ōhi’a Lehua/オヒアレフア」の香り

では続いて「‘Ōhi’a Lehua/オヒアレフア」の香りを試したいのですが、その前に教えてください、このオヒアレフアという花は有名なのでしょうか?恥ずかしながら私は知りませんでした。

藤田:先ほどお話したよう、今回の香りは「定番から発見まで」というコンセプトで選んでいます。このオヒアレフアは「発見」に当たる香りで、ハワイ好きの方でも名前は知らないかも知れません。

ミツエ:ただ、オヒアレフアはハワイにとってとても重要な花。ハワイ火山国立公園の真っ黒な溶岩台地に根を張れるものすごく特殊な固有種で、赤色や黄色のとてもきれいな花を咲かせてくれます。名前の由来になっている恋人たち、オヒアとレフアの悲恋の物語はハワイの伝説として長らく語り継がれてきましたし、レイなどにも使われているので見たことがある人は多いはずです。ただ近年、オヒアレフアは原因不明の感染症で大きく数を減らしており、絶滅の危機に瀕しています。今回、数ある花の中からオヒアレフアを選んだのには、この現状をより多くの人に知ってもらいたいという気持ちもありました。

その際、ちょっと困ってしまったのが、じゃあオヒアレフアの香りってどんなものなんだろうということ。実は実際のオヒアレフアはあまり香りがしないんです。そこで今回はオヒアレフアのハチミツの香りや、植物全体のイメージを加えるような形で香りを作っています。

甘い香りなのですが、その中に爽やかさがあって、非常に良い香りですね。たしかに、すごくハワイっぽい感じがします。南国感があるというか……。

藤田:『Hawaiiの香り』はエンタテインメントシリーズということもあり、香りの正確な再現よりもハワイをより深く感じていただくことをテーマにしています。特にこの香りは社内でも「ハワイっぽい」ととても好評なんですよ。


「Liliko'i/リリコイ」の香り「Liliko'i/リリコイ」の香り

3つ目は「Liliko'i/リリコイ」、これはいわゆるパッションフルーツのことですね。日本の柑橘類とはニュアンスの異なる開放感のある、軽やかな柑橘系の香りで、これまでの2つとは違う印象を受けました。

ミツエ:ハワイにはパパイヤなど、たくさんの美味しいフルーツがあるんですが、せっかく『Hawaiiの香り』に入れるのであれば、日本ではあまりなじみがなくても、しっかりハワイの生活に根付いているものの方が良いと考えて藤田さんに提案しました。

ハワイには海から山に向かって何千本というトレイル(自然歩道)があるんですが、そこには必ずと言っていいほどリリコイの木が生えています。現地の人たちは、そこをハイキングしながらリリコイの実をもぎ取って食べたり、なんてことを楽しんでいます。

藤田:柑橘系のフルーツの中でもちょっと明るく、ポップなイメージがあり、その元気な感じが今回のコンセプトにピッタリだと考えました。

ミツエ:リリコイから作られるリリコイジュースはハワイ中で売っていますし、カフェではリリコイスイーツが大人気なんですよ。ゼリーのようなスイーツのほか、バターやパンケーキなど、本当に幅広く楽しまれています。ハワイでは本当に身近な果物なんですよ。「リリコイ」って名前もすごく可愛らしいですよね(笑)。


「Pikake/ピカケ」の香り「Pikake/ピカケ」の香り

「Pikake/ピカケ」も花の香りということですが、これはオヒアレフアとはどう異なっているのでしょうか?

藤田:ピカケもオヒアレフアと同じくレイなどにも使われる人気の花なんですが、こちらはハワイのムーディな側面を表現したくて入れた、大人の香りです。

ミツエ:ピカケはハワイではエレガントなイメージで知られている花ですね。ハワイの女王が愛したことでも有名で、とても柔らかな香りが好まれています。この花のつぼみで作ったレイをドレスやムームーに合わせると本当に優雅で……最も希少価値が高くて、お値段も少しエレガントなんですけどね(笑)。結婚式などでも人気の花です。

リリコイの開放的な香りとは真逆のしっとりとした良い香りですね。ハワイにはこういう側面もあるのかという発見がありました。

ミツエ:今、ハワイではオーガニック化粧品が流行っているんですが、そのボディークリームやローションでもピカケの香りは定番。ソープやキャンドルなどでも外せないロマンチックな香りです。


「Meli/メリ」の香り「Meli/メリ」の香り

では最後に「Meli/メリ」を。これはハチミツの香りということですが……。

ミツエ:ハワイには地域ごとにそれぞれ色々な花が咲いており、そこから採れた蜂蜜がファーマーズマーケットなどですごい人気なんですよ。コアなハワイファンの中にはハワイ=ハチミツというイメージを持っている人もいるほど。また、一般の方にとってもハチミツにはハッピーなイメージがありますよね。

藤田:そこで今回は、そうしたイメージを特定の品種ではない「一般的なハチミツ」の香りとして再現。花のような華やかさがありながら、その上にハチミツ特有のコクのある甘さを被せたようなニュアンスを目指しています。5つの香りのうち、花が2種類、果実が2種類あるので、最後の1つはそれとは違うタイプの香りを入れたいと考えハチミツを選びました。

てっきり「Meli/メリ」という名前はハチミツの品種のことかと思っていたのですが、そうではなくハチミツ全体を示す言葉なのですね。

ミツエ:その通りです。ちなみに、ココナッツを示す「Niu/ニウ」もそうなんですが、今回、それぞれの香りの名称に、あえて日本人にはなじみの少ないハワイ語を使っています。これには、『Hawaiiの香り』をきっかけに、ハワイの言葉と文化に興味を持ってもらいたいという狙いもあるんですよ。


どれも個性的で、ハワイを感じさせる良い香りだと感じたのですが、そうなると気になるのが、今回、選ばれなかった香りです。10種類ほど候補を用意したとおっしゃっていましたが、選外になってしまった香りにはどんなものがあったのでしょうか?

藤田:ほかには、ゲットウ(月桃)やプルメリア、ハイビスカスの香りなどがありました。

プルメリアとハイビスカスはどちらもレイなどによく使われていて、ハワイというイメージがすごく強い花ですよね。なぜ選ばれなかったのでしょうか?

ミツエ:プルメリアやハイビスカスでは、あまりに定番すぎるかな、と。また、プルメリアはハワイの固有種ではなく、外来種なんです。せっかく『Hawaiiの香り』ということで世に出すのであれば、ハワイ伝統の花の香りの方が良いだろうと考え、オヒアレフアを選ばせていただきました。ハワイが好きな人には「さすが、わかっている!」と思ってもらえる……はず(笑)。

  • プルメリア

  • ハイビスカス

藤田:そうしたアドバイスをたくさんいただけたのが、本当に助かりました。そのおかげで当初の狙い通り、ハワイ好きの方にもご納得いただける香りになったのではないかと思っています。ちなみに、この5つの香りをカートリッジ内でどう並べるかもこだわったところ。似たような香りが隣り合わないようにしています。

ミツエ:本当に素敵なラインナップになっていると思いますよ。『AROMASTIC』で『Hawaiiの香り』をかぐことで、いつでもどこでも、ハワイにいるような気持ちになっていただけるのではないでしょうか。

ちなみにお二人のお気に入りはどの香りですか?

ミツエ:難しい質問です。シーンや時間帯によっても変わってきますよね。朝は「Liliko'i/リリコイ」でサッと目を覚ましたいですし、昼のちょっとまったりとした時間帯には「Niu/ニウ」などの甘い香りが合うでしょう。ちょっとストレスが溜まってきたなというときには「Pikake/ピカケ」のエレガントな香りで落ち着きたい……。なかなかこれが一番!とは言いづらいですね。ただ、あえて言うなら私は「Pikake/ピカケ」です。

藤田:実は私も「Pikake/ピカケ」が一番好きです。寝る前にこの香りをかいで、ラグジュアリーな気持ちでベッドに入っています。

さすが女王も愛した香りというだけはありますね(笑)。さて、『Hawaiiの香り』は発売してからしばらく経っていますが、お客さまからの反応はいかがでしたか?

藤田:これまで何度もハワイに行っていて、現地にたくさんの楽しい思い出がある方が、その記憶と合わせて香りをかぐと、相乗効果でとてもハッピーな気持ちになれると喜んでくださりました。ハワイ関係者の方に「自分の思い描いた通りのハワイの香りだった」と言ってもらえたのもうれしかったですね。ハワイのプロであるハワイ州観光局の皆さんに監修していただいた甲斐がありました。

『Hawaiiの香り』は、『AROMASTIC』の新しい楽しさを開拓したと言えそうですね。

藤田:本当にそうだと思います。香りをスイッチにして過去の楽しい体験を思い出し、ポジティブな気持ちを盛り上げるというのは、これまでの『AROMASTIC』にはなかった新しいよろこび。少し大げさかも知れないのですが、『AROMASTIC』が目指している、香りで人生を変えていくというところに、さらに一歩近づけたのではないかな、と。

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『AROMASTIC CARTRIDGE
Hawaiiの香り』が
ひろげる“ハワイの輪

ハワイ州観光局に監修していただいた『Hawaiiの香り』ですが、パッケージに使われているイラストにもご協力いただいているそうですね。

ニコール・フェララさん

ニコール・フェララさん

藤田:はい、今回はエンタテイメントシリーズということもありパッケージも商品にあったものを起こしています。そのため、パッと見て「ハワイ」をイメージしていただきやすく、楽しい気分になれるようなものにしたかったのでハワイ州観光局さんにご相談しました。そこでご紹介いただいたのが今、ハワイで人気のイラストレーターであるニコール・フェララさんでした。彼女はハワイで生まれ育った生粋のロコガールで、ポストカードやホテルの壁紙のイラストなどで、現地に根付いた活動をされている方なんですよ。パッケージのイラストだけでなく、香りのハワイ語の文字も実はニコール・フェララさんの手書きなんです。おかげでこれまでにない、かわいらしくウキウキするようなパッケージになりました。

ミツエ:逆もまた然りだと思うのですが、日本人が考える「これぞハワイ!」なイメージって、実は現状と違っていたりするものなんですよね。今回、せっかくここまでしっかりとした本物の香りを作ったのですから、デザインも本物であってほしい。それで、現在、ハワイで活躍している人気のイラストレーターとして彼女を紹介させてもらいました。

藤田:それに加えて、耳でもハワイを感じていただけるよう、選りすぐりのハワイミュージックを収録した音楽CDとのセット『AROMASTIC CARTRIDGE Hawaiiの香り CDセット』もご用意しました。こちらはソニーグループである株式会社ソニー・ミュージックダイレクトと一緒に制作しました。ぜひ、こちらもお試しください。

AROMASTIC CARTRIDGE Hawaiiの香り CDセット

そして、『Hawaiiの香り』では、今回の香りの1つにも選ばれているオヒアレフアを絶滅の危機から保護するために『ハワイ固有種「オヒアレフア(ハワイフトモモ)」を守ろうキャンペーン』を実施中です。この取り組みについても詳しく教えていただけますか?

ミツエ:先ほどお話しした、オヒアレフアを枯死させている感染症の原因は実はまだ正確には分かっていません。今回のキャンペーンは、『Hawaiiの香り』の売上の一部を寄付していただくことで、ハワイ大学が立ち上げた、現地のオヒアレフア保護団体「Ohia Love Seed Storage Project」の活動を支援するというもの。ハワイ州観光局でも、Webサイトやフライヤーなどを通して、正しい情報を発信していくという取り組みを行っています。

こうしたキャンペーンを実施することに対し、ソニー内部の反応はいかがでしたか?

藤田:冒頭でミツエさんがお話ししてくださったように、ソニーオープン・イン・ハワイなど、ソニーとハワイの関係は深く、社内にも多くのハワイファンがいます。そうしたこともあって、企画当初になかったキャンペーンを実施することに対する反対意見は全くありませんでした。むしろ、現場から上層部まで、皆が背中を押してくれて、非常にスムーズに話がまとまりました。これによって、単なるビジネスではなく、大好きなハワイを皆で一緒に楽しんでいきたい、そのために利益を地元に還元していきたいというメッセージを製品に込められたのではないかと思っています。

最後に、読者に向けてメッセージをいただけますか?

藤田:香りの魅力は文章や映像だけではお伝えすることができません。ですので、ぜひソニーストア店頭で手に取っていただきたいと考えています。体験していただくことで、ここまでお話しした「ハワイ感」が伝わるはず。ハワイが大好きという方はもちろん、まだハワイに行ったことがないという方にも体験していただきたいですね。

ミツエ:これだけストーリーやメッセージの籠もった製品というのはなかなかありません。ハワイファンの皆さんには、この『Hawaiiの香り』を一緒にプロモーションしていただけるとありがたいです(笑)。まだハワイに行ったことのない人に香りをかいでいただき会話のタネにしていただくもよし、プレゼントにしていただくもよし。多くの人に“ハワイの輪”を拡げていくお手伝いをしていただければ! よろしくお願いいたします。

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