商品情報・ストア Feature 人気アニメ音響監督 岩浪氏が語る イマーシブサウンド 作品への没入感を高める空間を再現する“音”
人気アニメ音響監督 岩浪氏が語る
イマーシブサウンド
作品への没入感を高める空間を再現する“音”

人間の脳のように映像を分析し、人が目で感じる自然な美しさを表現する認知特性プロセッサー「XR」は、映像だけでなく音の信号処理にも対応。ソニー独自のアコースティック技術との融合によって、あたかも映像から音が出ているかのような臨場感のあるサウンド体験も実現しました。今回は、国内アニメ音響の第一人者として知られ、Dolby Atmosなどの最新音響技術の普及・啓発にも積極的に取り組んでいる音響監督、岩浪美和氏にインタビュー。音のプロフェッショナルは、BRAVIA XRのサウンドをどのように評価するのでしょうか?

音響監督
岩浪美和(いわなみ・よしかず)

アニメ作品を中心に活躍する音響監督。「ソードアート・オンライン」シリーズ(2012年〜)を始め、数々の人気シリーズを音響面から支え続けている。劇場アニメ作品にも多く携わっており、近年はそれら担当作品の多くでDolby Atmosを採用している。特別音響上映のような取り組みにも積極的に取り組んでおり、2021年10月公開の『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』では、個々の劇場に合わせて自ら音響を調整した【フルダイブサウンド上映】が話題になった。アニメイベント、上映記念イベントなどでは、ベテラン音響監督の立場からアニメ音響の重要さ、楽しみ方をアニメファンに分かりやすく解説している。

音のプロフェッショナルも感動
「BRAVIA XRは画と音のマッチングが完璧」

― まずは「音響監督」という仕事がどういうものなのかを教えていただけますか?

岩浪:映画やアニメなどの映像コンテンツの音にはほとんどの場合、3つの要素があります。1つ目は「ダイアログ(セリフ)」。2つ目は効果音などの「音響効果」。そして最後に「音楽」です。そしてダイアログには声優が、音楽には作曲家がと、それぞれの要素にプロフェッショナルが関わっています。それらを束ね、監督の意向に沿うかたちで音の演出をお手伝いしていくのが音響監督の仕事です。

― そんな岩浪さんがこれまでどんな作品を手がけてきたのかを聞かせてください。

岩浪:近年のテレビアニメですと、「ソードアート・オンライン」シリーズ、「ガールズ&パンツァー」シリーズ、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなど、たくさんの作品をやらせていただいています。それらの劇場作品も僕が担当することが多いですね。また、海外の劇場アニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』では日本語吹き替え版の音響監督を担当しました。

― 人気作品の音響監督を務められている岩浪さんですが、今の家庭用テレビの音をどのように感じていますか?

岩浪:かつて、ブラウン管テレビの時代には大きなスピーカーを搭載する、音にこだわったテレビがいくつもあったのですが、薄型テレビの時代になってからはスリムさを重視するあまり、音が犠牲になってしまいがちでした。中には10円玉くらいの小さなスピーカーしか載せていないようなテレビとかもあったりしてね。僕なんかはテレビの仕事をメインにしているものですから、正直、困ったもんだなぁと思っていました。

― なるほど……。そんな岩浪さんが今回、BRAVIA XRの音を聴いてどう感じたのか、まずは率直なご意見を聞かせてください。

岩浪:正直、良い意味で驚きました。すごく薄いのになんでこんな音が出るんだろうって。ちょっと意味がわからなかったくらい(笑)。スピーカーの存在を感じさせないというか、とにかく映像とのマッチングが素晴らしい。やっぱりソニーの技術力はすごいなって感心させられました。

― 岩浪さんのような音のプロフェッショナルにそう評価していただけるのは本当にありがたいですね。映像と音のマッチング、すなわち「画音一体」はソニーが長年こだわってきたことでもあります。

岩浪:今回、BRAVIA XRをはじめとするさまざまな製品を試聴させていただき、そうしたソニーのエンジニア魂を強く感じました。僕はこれまで薄型テレビを使っている人に、安いものでいいから外付けのスピーカーやサウンドバーをつないでくださいと勧めていたのですが、BRAVIA XRには、その必要がないと感じるくらいです。音質も高域から低域まで過不足なく出ていますし、何より人の声を表現するにあたって重要になる中域がしっかりしていることに感心しました。これまでの薄型テレビの音が10点だとしたら、これには100点をあげてもいい。それくらいの違いを感じます。

― BRAVIA XRの音質について、もう少し具体的にどういった点を気に入っていただけたのかを教えてください。

岩浪:先ほども言いましたが、何よりもまず映像とのマッチングですね。たとえばステレオ音声のテレビアニメでは、映像の内容に合わせて音を画面の右、左、真ん中と細かく配置していくのですが、そうした音の定位がテレビ単体で再現できるというのは本当に画期的だと感じました。これによって劇伴などが立体感を伴って聴こえるようになりますし、セリフのヌケも良くなります。気軽に映像作品を楽しむ分には、これ単体で充分に満足できるんじゃないかな。

― BRAVIA XRは最近話題の立体音響技術「Dolby® Atmos(ドルビーアトモス)」の対応にも再生しています。こちらについても感想を聞かせていただけますか?

岩浪:こちらもテレビ単体で実現しているとは思えないほどしっかりとした立体感、包まれ感を感じられました。もちろん、あとでお話する『HT-A9』と比べれば控えめなのですが、充分にDolby Atmosの効果を体験できるようになっています。

画面そのものから生まれる迫力の高音質

画面そのものから高音質を創出するソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を採用。アクチュエーターが画面を振動させることで、被写体の位置に合わせた音を作り出し、画面から直接届くリアリティーあるサウンドを実現しています。スリムなデザインでありながらも、包み込まれるような音で、その場にいるかのような映像体験を実現します。

テレビ本体のスピーカーで3次元のリアルな立体音響を実現
「ドルビーアトモス」対応

前後左右に加え、高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応。従来、立体音響を楽しむには天井を含むさまざまな場所にスピーカーを設置する必要がありました。ブラビアでは、最新の音声処理システムにより、テレビ本体のスピーカーでかんたんに3次元の立体音響を体感できます。

― ちなみに映像についてはいかがでしょうか?

岩浪:映像も音と同じくらいクリアで驚かされました。私は自宅にテレビを置かず、プロジェクターで映像を観ているのですが、BRAVIA XRの画はデフォルトですごくナチュラルで、これなら自宅にテレビを置いてもいいなと思いました。

Dolby Atmosを誰もが
楽しめる時代がやってきた!

2017年公開の劇場映画『BLAME!』。国内アニメ映画初のDolby Atmos対応を実現した
©Tsutomu Nihei, KODANSHA/BLAME! Production Committee

― さて、岩浪さんと言えば、自らが担当する作品の音響にいち早くDolby Atmosを導入(2017年公開の劇場映画『BLAME!』で国内アニメ映画初のDolby Atmos対応を実現)するなど、国内アニメ業界におけるDolby Atmosの牽引役としても知られています。岩浪さんはどうしてそこまでDolby Atmosを推すのでしょうか?

岩浪:Dolby Atmosの登場は、約30年前のDolby Digital登場以来、数十年ぶりに起きた映画音響の大革命。僕は2013年に劇場で初めて対応作品を観たのですが、冒頭からセリフがグルグル回っていて、ひっくり返るくらいビックリしたのをよく覚えています。すぐにこれは絶対に今後のグローバルスタンダードになると確信しました。でも、だからといって僕たちが作っているアニメでDolby Atmosをやりたいと言ってもそう簡単にはいきません。当時は「AVマニアしか持っていないような、本格的なホームシアターシステムがないと聴けないんでしょ」って言われて、やらせてもらえませんでした。

― たしかにその当時は家庭でDolby Atmosを楽しむには高性能なAVアンプや追加のスピーカーなどの準備が必要でした。

岩浪:そしてもう1つ大きなネックになっていたのが、Dolby Atmos環境を正しくセッティングするためには専門的な知識が必要だということ。たくさんのスピーカーを置く場所を確保したり、ケーブルを邪魔にならないよう配線したり、それぞれのスピーカーの音がきちんと繋がるようセッティングするのがとても大変なんです。そんなこともあって、Dolby Atmosを一般家庭で誰もが楽しめるようになるのはもう少し先になってしまうのかなと思っていました。これはDolby Atmosをやりたくて仕方がない僕にとって、とても残念な状況でした。

― 対応する機器と専門知識、2つの壁があったんですね。

岩浪:その点、テレビだけでDolby Atmos再生が可能なBRAVIA XRには追加の機器も専門知識も必要ありません。今回視聴した、サウンドバー『HT-A7000』も、ホームシアターシステム『HT-A9』も設置が簡単で、セッティングも自動的にやってくれるので誰でもすぐに本格的なDolby Atmos環境を構築できます。これは本当にすごいことだと思いますよ。

― 音響監督という立場から、Dolby Atmosという技術のメリットをお話いただけますか。従来の音響技術と比べてどんなところが優れているのでしょうか?

岩浪:Dolby Atmosでは、音作りの自由度と精度が劇的に向上し、これまでできなかったようなことができるようになります。たとえば、5.1chサラウンドの時代も映像に合わせた方向から音が聴こえるようにできたのですが、厳密に音の出る位置を指定するようなことはできませんでした。なんとなく右前方から音が鳴っているのがわかるくらいの表現が限界だったんです。

対して、Dolby Atmosでは、ピンポイントである1点から音を鳴らすことが可能に。これによって音の存在感が劇的に変わってきます。たとえばある作品では、スクリーン右手前からやってくる女の子から声をかけられるシーンでその機能を使うことで、観ているお客さんが振り向いてしまうくらいのリアリティを生み出すことができました。

そのほか、後方から視聴者の耳をかすめて銃弾が前方に飛んでいくといった、アクション映画でよくあるシーンも、Dolby Atmosではより厳密に点と点を結んだ線で音を移動させることができるので緊迫感が全然違います。そういう、「えっ!?」と思わせたり、ワクワクさせたりできる力がDolby Atmosという技術にはあるんです。Dolby Atmosのような立体音響技術を総称して「イマーシブ(immersive=没入)サウンド」と言いますが、まさに音によって映像に没入させることができるようになります。

― Dolby Atmosでは、従来の5.1chサラウンドではできない上下方向の音を再現できるのがすごいというイメージだったのですが、位置の精度も大きく高まっているんですね。そして、それによって没入感が大きく高まる、と。

岩浪:なお、Dolby Atmosのすごさ、本質はそうした音を自由に配置したり、グルグル動かせるといったことだけではありません。空間全体に響き渡る細かな音もよりリアルに再現することができます。たとえば小川のせせらぎや虫の声などといった環境音に包まれている森の中や、教会のような音が反響する建築物の中などをリアルに再現できるようになります。

そうした環境音は音量的にはごく小さなものなのですが、視聴者の意識できない深層部分に働きかける効果があり、知らず知らずのうちに作品への没入感、臨場感を高めてくれるのです。ちなみに僕は作品を観た人に「音がすごかったですね!」って言われたらダメだと思っています。それって音が出しゃばりすぎているってことですからね。最高の褒め言葉はまず「面白かった」と言ってもらうこと、音への感想は2番目以降でいいんです。音は作品に没入するためのもの。そう考えた時、Dolby Atmosは現状考えうる最良のシステムだと考えています。

関連製品の追加でさらに豊かな
イマーシブサウンド体験を実現

― 今回、岩浪さんにBRAVIA XRのサウンドをご評価いただくにあたり、そのサウンドをさらに豊かなものにするサウンドバー『HT-A7000』、ホームシアターシステム『HT-A9』、そして、ワイヤレスネックバンドスピーカー『SRS-NS7』も試していただきました。先ほど、テレビ単体でも充分に満足できるサウンドを楽しめるとお褒めいただいたのですが、これらを接続した場合の体験についても岩浪さんの感想をお聞きしたいです。

まずは『HT-A7000』について、どのように感じられたかをお話しいただけますか?

岩浪:これもBRAVIA XR同様、意味がわからない製品でしたね(笑)。どうしてテレビの前に置くだけのサウンドバーで立体感のある音を感じられるんだろうかと。

― 『HT-A7000』にはバーチャルサラウンド技術の「S-Force PROフロントサラウンド」「Vertical Surround Engine」に加え、音を天井で反射させるイネーブルドスピーカーと、左右の壁で反射させるサイドビームトゥイーターが搭載されており、それらによって前面配置のサウンドバーだけで包み込まれるような音を再現しています。

岩浪:イネーブルドスピーカーって天井の高い部屋では効果がいまいち発揮されないというイメージがあったのですが、これは思っていた以上にしっかりと上から音が聴こえてきますね。手間をかけずにお手軽に、でもよりリアルにDolby Atmosの音を楽しみたいという人にはこれが最適な選択肢だと感じました。テレビ単体だとどうしても立体的に音が聴こえるスポットが狭くなってしまうので、家族みんなでDolby Atmosのサウンドを満喫したい、でもスピーカーを置く場所がないという人にぴったりの選択肢だと思います。

― 『HT-A9』についてはいかがでしょうか?

岩浪:ここまで驚いてばかりなのですが、この製品には本当に驚かされました。すごいらしいという噂は聞いていたのですが本当にすばらしい。従来のホームシアターシステムの概念を変えるほどのものですよ、これは。

― 具体的にどのあたりを気に入っていただけましたか?

岩浪:まず気に入ったのが、全く同じ4基のスピーカーでDolby Atmos環境を構築していること。フロントスピーカーと大きさの異なるコンパクトなスピーカーで構成されているようなホームシアターシステムでは、音のつながりがきれいにならないこともあるんですよね。

冷静になって考えてもらいたいのですが、日本のリビングなんて何十畳もあるわけじゃないですから、フロントもブックシェルフ型くらいのコンパクトなスピーカーで充分。むしろ、全てのスピーカーを統一するメリットの方が大きいんです。

― なるほど!

岩浪:こういう仕事をしていると劇場や音響スタジオなどに導入されたDolby Atmos機器の調整を担当するドルビーラボラトリーズのエンジニアと話す機会があるのですが、彼らはいつも「スムーズパンニング」が最も大切だって言うんですね。フロントからサラウンドへ、サラウンドからフロントへ、スピーカー間の音の繋がりを重視しなさい、と。Dolby Atmosは周囲のどこからでもきちんと音がでることを大前提とした技術ですから、これをおざなりにしてしまうと立体音響をきちんと再現できなくなってしまうのです。

― その点、『HT-A9』は理想的だということですね。

岩浪:はい。音の繋がりは、これまで試したいろいろな製品の中でも抜群に良かったです。なお、今回はBRAVIA XRをセンタースピーカーとして利用できるようにする「アコースティックセンターシンク」機能で視聴させていただいたのですが、これによって音の繋がりの良さに加え、重要なセリフの音声も聞き取りやすくなります。

また、音の繋がりだけでなく、手間暇かけて作り込んだ細かな音の再現もしっかりしているところも、音響監督としてはうれしいところです。

テレビをセンタースピーカーとして使用できる
「アコースティック センター シンク」対応

ソニーのサウンドバーとの接続時に、センタースピーカーとしてテレビからも音が出るため、定位感が向上し、より臨場感のある体験が可能になります。
さらに、A90Jシリーズのみ、AVアンプやスピーカーなどのサラウンドシステムとの接続時にもセンタースピーカーとして使用可能です。対応サウンドバー/ホームシアターシステム:HT-A9、HT-A7000

― そのほか、『HT-A9』で気に入ったところがありましたらお聞かせください。

岩浪:多くの機能を備えるコントロールボックスのサイズが小さいことも気に入っています。しかも音もすごくいい。テレビ番組などのステレオ音声のコンテンツをボタン1つでイマーシブサウンドにアップミックスしてくれる「Immersive Audio Enhancement」機能も思った以上に効果的でした。特に個人的におすすめなのが、これで観るスポーツ中継です。まるでスタジアムにいるかのような臨場感で観戦できるんですよ。ぜひスポーツ好きの人にも試してもらいたいですね。

― 『HT-A9』は、別売サブウーファーを追加することも可能です。今回、そちらもお試しいただきましたが、どのように感じられましたか?

岩浪:『HT-A9』単体でも充分な低音を感じられましたが、音のレンジの広いアクション映画や音楽ライブ、コンサートのようなコンテンツを楽しまれるのであれば、サブウーファーを追加してあげることで、より迫力のある体験が楽しめると思います。

― 新スタイルのネックバンドスピーカー『SRS-NS7』についても感想を聞かせてください。

岩浪:面白い製品ですよね。夜、あまり大きな音を出せない時間帯にDolby Atmosで映像を楽しみたい、でもヘッドホンで耳を塞ぎたくないという場合に良さそうですね。パーソナルな空間で立体的にサウンドを楽しめるのは、この製品ならではの面白さだと感じました。
今回、自宅のPCで仕事をする際にこれを試してみたのですが、耳が塞がれないのは新鮮な体験で快適でした。リラックスして、長時間コンテンツを楽しみたいという時には良い選択肢だと思います。ワイヤレスなので、使う場所がテレビの前に固定されないのもいいところ。音楽をかけてテラスで休憩したり、いろいろな聴き方ができそうです。

家庭でのDolby Atmos普及が
対応作品を拡大させていく好循環に期待

― 単体でのDolby Atmos再生が可能なBRAVIA XRや、手軽に設置できる『HT-A7000』『HT-A9』などによって、今後、Dolby Atmosがさらに世の中に浸透していくことが予想されます。それによって、アニメの音響は、今後どのように変わっていくのでしょうか?

岩浪:かつてはなかなかやらせてもらえなかったDolby Atmosですが、対応する映画館が増えたことや、爆音上映など、音にフォーカスした上映イベントが好評だったこともあって、一部の劇場アニメではDolby Atmosでの制作を行うようになってきています。最近では僕が音響監督を務めている『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』(2021年10月30日公開)などがそうですね。この作品ではまず、Dolby Atmosでマスターを作り、それをIMAX 12chやドルビーシネマ、MX4D、4DXなど、さまざまなフォーマットに対応させ、ファンの皆さんが、それぞれ好みの上映方式で楽しめるようにしています。これって海外のA級実写タイトルであれば当たり前のやり方なのですが、アニメでもようやくそういう環境が作れるようになってきました。

©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

― そうやってDolby Atmos制作の作品が増えてくると、家庭でもその環境を……って考える人が増えそうですね。

岩浪:まったくもってその通り! ですので、BRAVIA XRのような家庭でも手軽にDolby Atmosを楽しめるようにしてくれる製品の登場は大歓迎です。すでにNetflixなどでは家庭向けにDolby Atmos対応コンテンツの配信も進んでいますし、Ultla HDブルーレイなどのパッケージにDolby Atmos音声が収録されるケースも徐々に増えています。そして、これによってさらにDolby Atmos制作のタイトルが増えていくという好循環が生まれていくことを期待しています。

そのためにもソニーには、今後も手軽で高品質にDolby Atmosを楽しめる選択肢をどんどん生み出していってほしいですね。今回、ソニーの最新モデルに触れて、その技術力、発想の豊かさに驚かされました。これからもワクワクするような製品を作っていってください。楽しみにしています!

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