ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)は4体のリアルスピーカーからの音の波面を合成し、リアルスピーカーの外側に複数のファントムスピーカー(仮想音源)を生成します。また、音場最適化技術により、スピーカー間や天井までの距離を内蔵マイクで自動計測し、スピーカーの置かれている空間を把握。その情報を元に広大な音場空間を創り出し、リビングが音で満たされるような360立体音響を体験できます。そして、映画のワンシーンの中に自分がいるような圧倒的な臨場感を楽しめます。
新開発のソニー独自のアップミキサーにより、情報量豊富なオブジェクトベースのオーディオコンテンツだけでなく、普段視聴しているストリーミングサービスなどの2ch(ステレオ)コンテンツでも臨場感あふれる立体音響で楽しむことができます。
自分の好みや環境に合った低音・サラウンドサウンドに拡張するためサブウーファー2種類を別売りでご用意。サブウーファーはホームシアターシステムからの低音に加えて、より深く迫力のある低音をプラスすることができます。
HT-A9M2は、内蔵の計測用マイクと測距音で部屋に設置したスピーカー間の距離と天井までの距離を計測し、お部屋に合わせた音場空間を自動で生成します。測距用のマイクを用意する必要もありません。さらに家具の位置や壁なのかカーテンなのか、といった部屋の音響特性も解析して最適化を行います。また、スマートフォンアプリ「BRAVIA Connect」を使えば視聴位置に合わせた音場最適化も可能です。
スピーカーのフロント部はトゥイーター、ミッドレンジ、ウーファーの3WAY構造です。ウーファーはX-Balanced Speaker Unit」(エックスバランスドスピーカーユニット)を採用し力強く広がりのある低音を再生します。中央のミッドレンジは広い指向性を実現。トゥイーターはハイレゾに対応しクリアなサウンドを再生。上部のイネーブルドスピーカーも「X-Balanced Speaker Unit」を採用。天井の反射を利用し立体的な音場を形成します。
従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X(R)」に対応しました。前後左右を中心とした従来のサラウンド音場に対して、高さ方向の表現力を加えた3次元の立体音響技術により、全方位からの音に包みこまれるリアルな音響空間を楽しめます。
ハイレゾ音源とは、音楽CD(44.1kHz/16bit)を超える情報量を持つ音楽データのこと。音楽CDではカットしてしまう音も収録できるので、今まで聞こえなかった曲のディテールやニュアンスまでも肌で感じることができます。まるでレコーディングスタジオやコンサートホールで聞いているかのような、かつてない臨場感を体感できます。
CDやMP3、ストリーミングなどの圧縮音源を、最適にアップスケールします。膨大な楽曲データを学習しているソニー独自のAI(人工知能)技術により、周波数特性をリアルタイムに分析。楽曲のジャンルや楽器などの情景に合わせて、圧縮により失われた本来の高解像度音源を高精度にアップスケールします。