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アサヒカメラ

ソニー「α」の軌跡 第1回
ミラーレスの進化が写真家の心に問いかける
ソニーαシリーズが広げる作品の可能性とは

α Universe editorial team

アサヒカメラ2018年6月号掲載誌面を再構成

写真家はミラーレス一眼の進化をどのように受け止め、作品づくりに取り入れているのだろうか。撮影機材への思いやミラーレスの持つ可能性について、山岸伸氏と山本まりこ氏が語る。

山岸 伸/写真家 1950年3月22日生まれ。広告・ポスター・カレンダー・各レコード会社ジャケット撮影、写真集・表紙撮影、グラビア撮影・DVD制作など多方面で活躍中。

山本まりこ/写真家 日本大学理工学部建築学科卒業後、設計会社を経て写真家に転身。風通しがいいという意味を持つ「airy(エアリー)」をコンセプトに、空間を意識した写真を撮り続けている。雑誌・広告撮影、旅エッセイ執筆、講演、フォトセミナー講師、テレビ出演などで活躍中。

ミラーレスを選ぶのは自然の流れ
新製品が出るたびにその進化に驚く

――写真家が新たな機材を手にし、これを作品づくりに生かそうと決断した瞬間。そこにはどのような思いがあるのでしょうか。

山岸 あまり意識することなく、自然な流れで新しいものを採り入れることが多いですね。そういう意味でフルサイズミラーレス一眼であるソニーのα シリーズに興味を持つことはまさに必然ですね。一般論ですが数年前までのミラーレスカメラは画素数やオートフォーカスの性能などを考えると、どうしても一眼レフカメラを選ばざるを得なかったですが、ソニーのαシリーズは進化のスピードが速く、プロが積極的に使えるレベルに達しています。 山本 私が初めてミラーレスカメラを使ったのは、2010年に登場したソニーの「NEX‒5」と「NEX‒3」です。手にしたときは液晶を見ながらの撮影に慣れるのだろうかと思いました。でも、わずか3日で、その場で見て確認しながら撮れるという安心感がしっくりきて、心の中にストンと落ち着きました。 山岸 端から端までライブビューでピントが合うっていうのは、大きなメリットだし、写真の幅を大きく広げてくれています。新しく誕生した機材というのは、やはり従来とは違うメリットや新たな発見がありますね。もともと、フイルム時代から優れたものが登場したら躊躇(ちゅうちょ)することなく採り入れて来ました。初めて手にしたソニーのミラーレス一眼は「α9」です。僕は北海道のばんえい競馬を撮っているのですが、動きのある馬を最高約20コマ/秒の高速連写で撮ってみたら面白くなって、何度も撮影に持ち出しました。 山本 私はずっと歴代のソニー製ミラーレス一眼を使い続けてきました。新製品が出るたびに、その進化にびっくりさせられています。なかでも今使っている「α7R III」は、フルサイズならではのダイナミックレンジの広さに驚きました。私の求めるエアリーな作品づくりにも生かせています。絹のようにやさしい表現がここまでできるというのは、もう衝撃です。 山岸 実は僕も今は「α7R III」。高速連写か画素数かを考えたら、自分が求めるのは画素数。今回掲載の作品のようにポートレート撮影ではこの高い解像感が生きてくる。その場の空気をしっかり描けていますね。 山本 私は建築写真を撮ることも多いのですが、建築物も「α7R III」で撮影するようになりました。ライブビュー画面を使ってその場で依頼者が仕上がりを確認できるというのは安心感があります。最近増えている動画も美しく撮影できるのがうれしいですね。 山岸 そう。これからは動画性能を考えた機材選びというのが大きなポイントです。映像をトータルで任せられるソニーなら、静止画だけでなく動画も信頼が置けます。

α7R III,FE 24-70mm F2.8 GM 52mm,F3.5,1/10秒,ISO800
α7R III,FE 70-200mm F2.8 GM OSS 90mm,F2.8,1/25秒,ISO800

幅広いレンズのラインアップ
試して納得し使いこなせる魅力

――αシリーズをカメラ本体とともに支えるレンズ群。そのレンズ性能について、写真家のお二人はどのような印象をお持ちでしょうか。

山岸 「ツァイスレンズ」は、僕の中では単焦点レンズという印象が強く、やはり単玉ならではの美しさが秀でていると思います。一方、「G Master」は、写真表現におけるシャープさを追求したレンズというイメージですね。 山本 「ツァイスレンズ」とか「Gレンズ」というように、分けて考えず、たくさんあるレンズの中からお気に入りのレンズを見つけて使っているというイメージです。ソニーのEマウントレンズはここ数年でラインアップが急速に充実しました。だからこそ作品を撮るレンズをいろいろと吟味しながら選べる楽しさがありますね。どのレンズもフルサイズセンサーのおいしいところを使い切れるレンズで、とても気に入っています。

α7R III,Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA,F1.4,1/5000秒,ISO200
α7R III,FE 70-200mm F2.8 GM OSS 400mm+2X Teleconverter,F5.6,1/250秒,ISO640

新たなものを積極的に取り込む姿勢
研ぎ澄まされた完成度に期待

――これからのミラーレスの進化にどんなことを求めますか。

山岸 新しく出たものは常に素晴らしいというのが大前提です。ソニーのミラーレス一眼も仕上がりの高さが実感できます。これからはミラーレス一眼の時代なんだろうなと思わせてくれる。αシリーズはそういう存在ですね。αシリーズだからこそ撮れる写真というのはあるだろうし、そういう写真が実際撮れてしまうわけですから。ある意味、本当に優等生なカメラだと思いますね。それでもどんどん進化していくんだろうし、撮り手に優しい進化があるといいですね。 山本 この先どこまで行くのか、本当に進化の速度や大きさにびっくりしています。αシリーズは最新ファームアップを導入することで型落ち感がまったくありません。それはカメラを長く使えるということですよね。だからこそαシリーズにはよりカメラという本来の道具としての楽しさにこだわってほしいです。今後はどんなカメラがリリースされるのか興味がつきないですね。

文/石川悦郎 撮影/堤 晋一 企画・制作/アサヒカメラADセクション

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