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リアルタイム瞳AFが最大の武器に!
Vloggerの願いを叶える万能カメラ
〜α6600+E 16-55mm F2.8 Gが魅せる動画&静止画〜

α Universe editorial team

旅やアウトドアをテーマに、YouTubeで独自の動画作品を発信しているVloggerのビートないとーさん。1投稿で数万回もの再生回数を稼ぐ人気の秘密は、リズミカルにテンポよく進んでいく臨場感と、自身のセンスで生み出されるスタイリッシュな映像。途中に挟み込まれた静止画も視聴者の心をグッと掴むような印象的な作品ばかりで、クリエイティブな作品に仕上げられている。α7 IIIやα6500を主力機材として使っているというないとーさんが、作品づくりのために台湾に持って行ったのはα6600。旅先での動画、静止画撮影で見せたα6600の実力をお聞きしました。
※ビートないとーさんの動画作品は記事の最後にございます。

ビートないとー/Vlogger 映像、写真を独学で学び、2010年にYouTubeチャンネルを開設。旅や食、アウトドア、ガジェットレビューなど、幅広いジャンルの動画を配信している。総再生回数は650万を超える(2019年10月現在)。
YouTube:https://www.youtube.com/user/beatusk910/
Instagram:https://www.instagram.com/beat910/
Twitter:https://twitter.com/beat910

海外発のHow to動画で撮影技術を習得。
目指したのはハイクオリティな映像作品

――まずは、動画作品を撮り始めたきっかけを教えてください。

映像制作と写真は、元々は趣味でしたが、今のようにこだわって撮るようになったのは2年ほど前からです。海外の動画を見て、彼らの映像のクオリティーや内容に心を動かされたことがきっかけです。自分もこういう動画をつくりたいと思い、撮影や編集を工夫するようになりました。 動画撮影や編集技術の習得は、完全に独学です。主に海外のかたが出しているHow to動画で勉強しました。もちろん、実践してみて自分の作品には合わなかった、ということもたくさんあります。試行錯誤して自分のスタイルを創り上げていった感じですね。

――こだわりの作品づくりにαを選んだ理由は?

レンズのバリエーションが豊富ですし、持ち運びやすそうだったのでαに決めました。さらにスローで撮れること、動きが滑らかな120 fpsのフレームレートで撮れることなど、さまざまな要素がありましたが、総合的に考えてαが僕に合っていると思ったのです。それまではコンデジやアクションカムを使っていましたが、良いカメラで撮った動画を見ると描写力や表現力がまったく違いますからね。もっときれいな映像を撮りたいと、よりハイスペックなカメラに変えたわけです。

僕が欲しかった機能を網羅する驚異のカメラ。
リアルタイム瞳AFの精度は想像以上!

――Vloggerであるないとーさんが、カメラ選びにおいて最も重視している機能は何ですか?

あらゆるシーンでピントを素早く、正確に合わせることができるAF性能ですね。僕は旅やアウトドアを中心に作品をつくっているので「どんな環境でも瞬間を逃さず撮れること」がとても重要です。旅先ではフットワークよく、いろいろな場所を巡りたいので、できる限り少ない機材で行けることがベター。旅を楽しみながら撮影しないと、その楽しさが伝わるような、いい作品は撮れませんからね。「旅行を楽しめる機材」であることもカメラに求める条件のひとつです。

――今回、台湾へα6600を持って行ったそうですが、実際に撮影したカメラの印象を聞かせてください。

僕がカメラに求める機能を網羅した、驚きのカメラでした。特にびっくりしたのは静止画だけでなく動画にも対応するリアルタイム瞳AFの性能です。さらに静止画では、動物対応の瞳AFの精度も実感しました。今回はα6600と「E 16-55mm F2.8 G」の組み合わせで撮影しましたが、カメラとレンズを合わせても1kg以下と軽量でしたし、あらゆる機能が優秀なので、撮っていて、とても楽しかったです。 僕は普段α6500を主力機材として使っていますが、α6600になって進化した部分がたくさんあります。180度チルト可動式液晶モニターで写りを確認しながら自撮りができるようになりましたし、グリップが大きくなってホールドもしやすくなりました。バッテリーも大容量になったので、予備を1本持っていれば安心して丸1日撮影できます。

Vlog撮影でよくある失敗を
すべて回避できる圧倒的なAF性能

――AFの性能を特に実感したシーンはありますか?

自撮りをする時ですね。室内で撮ったり、歩きながら撮ったりしましたが、リアルタイム瞳AFを使えば瞳を捉えて離しません。自分自身の姿を写して発信するVloggerにとって、自分の顔をしっかり撮れるカメラほど頼りになるものはありません。

動画の冒頭シーンより

180度チルト可動式液晶モニターのおかげで、ピント位置を確認しながら撮影できますし、歩きながら撮るシーンでは5軸ボディ内手ブレ補正にもずいぶん助けられました。 台湾では夜市の屋台も撮影しましたが、こういう場面でもAFの速さがものを言います。特に調理シーンは動きがあるため、絶好の瞬間は突然やってきます。それでも、すぐにピントを合わせてくれるので、撮り逃すことがほとんどありませんでした。

動画1分32秒から始まる、屋台の調理シーンより

台湾には有名な猫の村があるので、そこを中心に街の猫たちも撮影してきました。猫の撮影では、モニター上の被写体にタッチするだけでトラッキングが始まり、ピントを合わせ続けることができる「タッチトラッキング」を活用。下のシーンでは手前にあるフェンスにピントを合わせてしまいがちですが、しっかり猫をキャッチして追随してくれました。猫が動いていても、自分自身が動いていても、この機能を使えばピント合わせが簡単です。

動画1分56秒から始まる、猫がくつろいでいるシーンより

こんな感じで、AF性能の高さはあらゆる場面で実感しました。自撮りなのに自分以外のところにピントが合ってしまったり、AFが被写体の動きについていけずにシャッターチャンスを逃してしまったり、というVlog撮影でありがちな失敗を回避できたのはα6600のAF性能のおかげですね。

高感度だけでなく高画質だから
ノイズ除去の手間がなく編集作業が楽に

――夜景なども撮影していますが、暗所性能はいかがでしたか?

ノイズがずいぶん抑えられていて「暗所に強い」という印象です。台湾は夜市が有名ですし、夜景の名所もたくさんあるので夜の撮影は欠かせません。それでもノイズをほとんど気にすることなく撮影できたのはありがたかったです。

動画2分36秒から始まる、台北の夜景シーンより

ノイズが抑えられていたので、帰ってきてからの編集作業もかなり楽でした。正直、ノイズを除去する作業は時間がかかるので、その手間が省けるだけで編集時間の短縮に繋がります。カメラ内で美しいデータが撮れれば作品1本を仕上げる時間が短くなるので、どんどん新作をアップしたいVloggerにとっては大きな利点になります。今回は4Kで撮影しましたが、高解像でもノイズは気にならなかったのは好印象でした。

描写がシャープな「E 16-55mm F2.8 G」。
軽くて取り回しがよく旅に最適

――「E 16-55mm F2.8 G」の使用感や描写力はいかがでしたか?

16-55mmは、Vloggerにとって非常に使いやすい焦点域です。広角側では手持ちでの自撮りもしっかり写せますし、風景も撮影できるので、旅先の臨場感を表現することができます。望遠側は、離れた場所から猫を撮影したい時や、観光客が多い場所で人混みを避けて印象的な部分を切り取りたい時に便利です。また、F2.8通しなので、ズームアップした時のぼけ味も魅力的な演出になると感じました。写真も映像も感動するほどシャープな仕上がりで、カメラの解像感をそのままに表現力豊かに写し出します。

動画0分13秒から始まる、撮影機材の紹介シーンより

今回、台湾にはカメラとレンズのほか、外部マイク、三脚、コンパクトで脚が自在に動くフレキシブル三脚、ジンバルも持って行きました。「E 16-55mm F2.8 G」は高性能ですが、軽量コンパクトなので三脚やジンバルに付けても取り回しが楽でした。 夜景のシーンではレンズを絞って撮影しましたが、それでもしっかり解像してくれた、という印象です。明暗のコントラストが強めですが、このレンズのおかげで階調豊かに表現できました。

視聴者を飽きさせないように
映像に緩急をつけるテクニックを多用

――作品の中で、ないとーさんがよく使う撮影テクニックはありますか?

見ているみなさんを飽きさせないために、さまざまな工夫をしています。まずは、カットとカットの間に映像をつなぐ「トランジション」というエフェクトです。
僕の場合はソフトで映像処理をするのではなく、カメラの動きを使って次の場面に繋ぐ、というトランジションを使います。α6600はカメラを素早く動かしてもローリングシャッターが比較的きれいというか、繋ぎやすいと感じました。 さらにインターバル撮影。これも僕がよく使う演出です。α6500ではできなかったインターバル撮影ができるようになり、タイムラプスが非常に撮りやすくなりました。この手法は旅心を煽る(あおる)飛行機の待ち時間や、雲や人など、ゆっくりとした動きを数秒で素早く見せたい時に使います。 スローは印象的だったシーンに使います。映像をスローにすることで僕が感じた印象やその場の空気感を、見ているかたにも共有してもらえるのではないかと思いまして。α6600はスローにしても描写が良く、きれいに撮ることができました。

――動画撮影時、ピクチャープロファイルは何に設定していますか?

撮影の環境にもよりますが、基本的にはピクチャープロファイルPP6のCine4を使っています。ハイライトをうまく出したい場合はS-Log2を使うこともありますが、あまり時間をかけずに色をつくりたいので、Cine4に設定することが多いです。Cine4は色をのせる編集がしやすくて、扱いやすいのが魅力。僕は RGB カーブでコントラストやハイライトを変えていきますが、自分で色をのせる時や、カラーコレクション、カラーグレーディングの際も使いやすいという印象です。

静止画も動画同様の高性能。
動物対応の瞳AFで猫も印象的に撮れる

――静止画についても話を聞かせてください。作品それぞれの撮影時の状況や、静止画で活躍したカメラの機能、レンズの性能などを教えてもらえますか?

α6600,E 16-55mm F2.8 G 24mm相当(35mm換算),F4.5,1秒,ISO200

基本的には動画撮影で感じた性能の高さはそのままに、静止画も撮影できました。上の作品は台北市内を一望できる小高い山に登り、台湾のシンボルタワー「台北101」を露光時間1秒というスローシャッターで撮影しました。ワイド端で撮影したので、街全体の雰囲気が伝わるような作品に仕上げることができました。「E 16-55mm F2.8 G」はワイド端でも隅々までシャープな描写が得られるので、僕もお気に入りの1本です。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 82mm相当(35mm換算),F2.8,1/160秒,ISO250

人気の観光スポットに飾られている提灯を撮影。人混みを避けて提灯にズームアップ。これもズームレンズだからこそ成せる技。明るさを演出するために絞りは開放で撮影。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 82mm相当(35mm換算),F2.8,1/60秒,ISO320

猫の撮影では、動物対応のリアルタイム瞳AFが大活躍でした。上の作品は猫が横を向いていますが、こっちを向いた時に両目が見える状態でAFを合わせたので、横向きでもしっかり瞳を捉えています。このシーンでは動画と写真の両方を撮っていたので写真に切り替えた時に逃げ出してしまいそうでしたが、即座にピントを合わせて1枚だけ撮ることができました。1枚だけでも印象的な作品を撮ることができるのは優秀なAFのおかげですね。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 82mm相当(35mm換算),F2.8,1/250秒,ISO500

フェンス越しでも動物対応の瞳AFを使えば、迷うことなく猫の瞳にフォーカス。「静止画でもタッチパネルを使うと簡単にピントを合わせができました」と、ないとーさん。

――静止画の解像感や階調はいかがでしたか?

細かい部分までシャープに写していて、解像度の高さを感じました。例えば下の作品。これは台湾の有名な茶芸館「阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)」の外観を撮影したものですが、建物の前を歩く人や建物のデザインなど、ディテールまでしっかり表現できました。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 24mm相当(35mm換算),F4,1/6秒,ISO500

コンパクトなフレキシブル三脚にカメラを付けて、近くにある大きなレストランから見下ろす感じで撮影しました。少し不安定な場所だったので、ボディの軽さや機動力があったからこそ撮れた1枚です。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 66mm相当(35mm換算),F2.8,1/80秒,ISO2000

「阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)」を裏側から撮影。小さな公園に茂る草木の間から見上げるように撮った1枚。緑の前ボケや光と影のコントラストが印象的。

さらに、ダイナミックレンジが広く、白飛びや黒つぶれがほとんどないことにも感動しました。下の作品は先ほどの作品にも写っていた「台北101」を別の場所から撮影したものです。地明かりが少なくコントラストが強い場所でしたが、階調豊かに表現できました。500m以上という高さのタワーを上から下まで見ることができ、目の前には日本の昭和を思わせるような懐かしい横丁。近代的な建造物とレトレな街並みの対比がおもしろいと思いカメラを向けました。F8と絞って撮影したので、街灯の光芒が伸びやかでとてもきれいに描写できました。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 34mm相当(35mm換算),F8,1.3秒,ISO250

下の作品でも、ダイナミックレンジの広さを感じました。先ほどは観光客であふれていた「阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)」の前の道です。ここは心臓破りの長い階段になっていて、いつ行っても人が多いのですが、深夜になるとまったく人がいなくなる。そのギャップがおもしろくて撮影しました。ワイド端で撮ることで階段の急勾配や長さがしっかり表現できたと思います。ISO2500という高感度で撮影しましたが、ノイズもまったく気になりません。

α6600,E 16-55mm F2.8 G 24mm相当(35mm換算),F2.8,1/30秒,ISO2500
α6600,E 16-55mm F2.8 G 73mm相当(35mm換算),F2.8,1/2500秒,ISO100

まずは動画撮影を始めること、楽しむこと。
共に表現の場に立ち、Vlogを盛り上げよう!

――今後もAPS-Cサイズ とフルサイズを併用して撮影されると思いますが、使い分けについてはどのように考えていますか?

正直、α6600は動画撮影に欠かせない機能が満載なので、メイン機として使うことが増えると思います。自撮りができる180度チルト可動式モニター、人物の瞳を捉え続ける優れた瞳AF、これだけでも自分自身を撮影する僕らのようなVloggerやYouTuberには大きなアドバンテージになるものです。 もちろん、フルサイズはフルサイズの良さがあるので、撮影シーンや環境によって選ぶ形になりそうです。ただ、αの場合はAPS-Cサイズもフルサイズも同じマウントなので、レンズを共有できる。そこはαにしかない魅力です。仮にAPS-Cサイズをフルサイズのサブ機として持って行ってもレンズが共有できますからね。特に僕のように旅やアウトドアを撮影する場合は荷物が減るだけで気分も軽くなり、撮影のモチベーションが上がるので、こんなにうれしいシステムはありません。

――最後に、ないとーさんのこれからの目標や、Vlogに興味があるαユーザーへメッセージをお願いします

今、日本で人気のある動画はバラエティー色が強い作品が中心となっていると感じています。僕自身、真剣にふざけることも好きなのですが、つくり手としては、僕と同世代、さらにはその上の世代にも楽しんでもらえる動画をつくりたいと思っています。そのスタイルがひと目でわかるよう、サムネイルに載せるのは写真と少しの文字だけにしています。それだけで作品の魅力を伝えるのは至難の業なので、写真技術も上げることが当面の目標です。 僕が今、こだわりを持って映像をつくれるようになったのはα6500を購入してからです。写真にハマり出したのもα6500を使うようになってからですし、こうして映像を続けていられるのもαを選んだからだと思っています。動画を始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、まずは始めてみること、やってみること、そして楽しむことが大切です。みなさんも、かけがえのない瞬間、時間を動画作品にして、ぜひ表現の場に立ってください。そして一緒にVlogを盛り上げていきましょう! それでは、最後にα6600と「E 16-55mm F2.8 G」で撮影した僕の台湾一人旅の動画をご覧ください。

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