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純正が引き出すカメラの真価 〜増田元太氏×FE 35mm F1.8〜

α Universe editorial team

純正レンズはカメラの真価をより引き出してくれる。
今回は、フォトグラファーの増田元太氏に、α7R IIIとFE 35mm F1.8で撮影された作品を基に、純正レンズの魅力についてお聞きした。

増田元太/フォトグラファー 横浜市生まれ。東京都在住。
グラフィックデザイナー、Webデザイナーとしてキャリアを積み、Instagramに出逢ったことがきっかけでフォトグラファーとしての活動を始める。
現在は多くの企業や観光局の撮影案件を手がける傍ら、セミナー、ワークショップ講師としても活動中。 Instagram:https://www.instagram.com/gnta
HP:https://gentamasuda.com

オートバイで旅することが好きで、旅先の風景をスマートフォンで撮ってInstagramへ投稿していたことをきっかけに、本格的に写真を撮り始めました。今から4年ほど前にα7 IIを手に入れてからは、ずっとα7シリーズを使い続けていて、今はα7R IIIをメインカメラとして2年半ほど使っています。かなり小さいので、荷物をコンパクトにしなければならないバイクツーリングとの相性は抜群です。 本格的に写真を撮り始めてからは、人を撮ることの楽しさに目覚め、ポートレートを多く撮るようになりました。引き続き風景も撮っているうちに、風景写真やポートレートといったジャンルを分けることに疑問を感じ、風景写真とポートレートを融合させた作品を多く撮っています。

画作りの選択肢を増やしてくれるレンズ

35mmというオールマイティに使える焦点距離で、かつ、とても小さくて軽いので常にカメラに付けて持ち歩く常用レンズとしてベストです。開放F値も1.8と十分な明るさなのでポートレート用途にも不足は感じません。高性能なレンズは大きくて重いものが多いですが、このコンパクトさと軽さで高コントラストな描写と高い解像力には非常に驚きました。 こちらの2点はそれぞれの場所で絞り値を変え、複数枚撮りました。出来上がりを見て最も気に入ったものが、両方とも絞り開放で撮った作品で、これは自分でも驚く結果でした。

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/5000秒,ISO100
α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/200秒,ISO1600

このレンズは開放で撮影してもシャープに写ります。絞り開放で撮ったことによって柔らかな印象に仕上がっているのと、絶妙な周辺減光がポイントです。
風景写真というと、絞って撮るという固定概念を持ちがちですが、絞り開放で撮る選択肢を与えてくれるのがこのレンズだと思います。

35mmで撮るポートレートは、その場の空気感も演出できる

次に紹介するポートレート作品は、どちらも瞳AFを使って撮りました。カスタム設定でAF-ONボタンを瞳AFに割り当て、フォーカスモードをAF-Cに設定し、撮影しました。AF-ONボタンを押している間、ずっと瞳を追いかけてくれます。あとはタイミングを見計らってシャッターを切るだけなので、非常に簡単です。この撮り方はα7R IIIのリアルタイム瞳AF機能あるからこそ可能となります。FE 35mm F1.8はAF性能がとても高速なので、リアルタイム瞳AFとの組み合わせにより、ポートレートの撮り方を大きく変えてくれました。 こちらは、FE 35mm F1.8のぼけの綺麗さが際立った作品で、前ぼけも後ぼけも文句なく美しいです。また、瞳AF性能により、前ぼけを簡単に作ることが出来ました。

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/125秒,ISO100

カフェでの作品は、35mmの画角の広さを活かし、空気感を捉えることができ、横顔でもしっかりと瞳にピントを合わせてくれました。

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/1250秒,ISO640

85mmのレンズがポートレートレンズとして取り上げられることがありますが、35mmもポートレート撮影に魅力的な焦点距離です。ポートレートを35mmで撮るメリットは多いですが、その中でも大事なのは距離感だと思います。35mmだとモデルと自然に会話している距離のまま撮影できます。大きな声を出すことなく自然に撮影を進めることができるのはポートレートを撮る上で大きなメリットです。
FE 35mm F1.8は単焦点で開放がF1.8ととても明るいので、カメラ本体の5軸手ブレ補正と相まって薄明かりでも難なく手持ちで撮影ができますし、被写体の前後をしっかりボカすこともできます。
寄ればアップで撮れますし、少し引けば全身が収められるのも35mmならではです。85mmに比べて背景が大きく広がるので、よりその場の空気感を収めることができます。

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/640秒,ISO1600

不安定な状況下でもチャレンジできる機動力

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/60秒,ISO3200

夕暮れ後、空にまだほんのり明るさが残る時間帯を狙って撮りました。空に明るさが残っていると、よりドラマティックな作品になります。 手持ち花火の明かりと、モデルを照らす明かり、波に反射した明かりや、空・街灯の明かり、そのすべてが絶妙なバランスでマリアージュされた作品づくりを目指しました。 撮影現場はかなり大変で、花火に火をつけたらモデルに波打ち際まで走ってもらい、僕はしゃがんで撮るので下半身は波でビショ濡れ、モデルに立ち位置や花火の持ち方を指示しますが、波音でかき消されてしまうので叫んで伝えます。不意に襲ってくる大きな波でカメラを水没させないように必死でした。 かなり暗い環境下での撮影でしたが、明るいレンズのおかげでISO感度をあまり上げずに撮ることができました。拡大しても髪の毛1本まで繊細に捉えている描写力には大満足です。
また、これだけ明暗差がある状況でも花火の光と闇の中の波しぶきまで捉えられているのは、カメラのダイナミックレンジだけでなくレンズ性能によるところが大きいと思います。 こちらは、北海道の積丹半島を散策中に咲いていたツリガネニンジンの可憐な紫色の花と、積丹ブルーと呼ばれる美しい海岸線に魅せられて撮りました。

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F5.6,1/400秒,ISO100

強風が吹いていたので中央の花にピントを合わせるのが難しい状況でしたが、AF性能のおかげで難なく合わせることが出来ました。手を伸ばしてカメラを片手持ちで撮ったのですが、レンズが軽量なおかげで安定した状態で構図を決めて撮ることができました。 自然を散策中に草花を撮ることが多いので、寄って撮れるのはかなりのメリットです。小型軽量なので散策中に邪魔になりませんし、自然撮影にはかなり向いたレンズだと感じます。また、寄れて明るくてボカせるので、テーブルフォトもこのレンズで撮ってみたいです。

オールマイティな1本

ひとつのマウントに絞って運用できると、機材がとてもシンプルになります。撮影時はサブカメラや予備レンズを持っていく場合が多いですが、Eマウントに絞れば荷物をかなり少なくできます。 僕がレンズ選びで最重視するのは描写力です。見た人の心に訴えかける作品が撮れるかは、精細さだけでなくレンズの癖を知る事も大事なポイントです。またロケ撮影では可搬性も重要で、機材はなるべく軽く小さいことが求められます。以上の条件をバランスよく満たしているのがFE 35mm F1.8だと思います。
このレンズは日常のスナップから、作品撮りまでオールマイティに対応できるので、カメラに普段から付けて持ち歩くレンズになっています。これからの作品作りの中で、思いがけない写真がこのレンズからもたらされることを期待しています。 FE 35mm F1.8はオールマイティなレンズですが、友人や恋人、家族を魅力的に撮りたい方に最もお薦したいです。35mmは身近な人を撮るのに最適な焦点距離だと思います。小さなレンズなので威圧感を与えず、描写も文句なしのこのレンズなら、身近な人を自然な距離感で魅力的に切り取ることができるはずです。

α7R III,FE 35mm F1.8 35mm,F1.8,1/800秒,ISO100

僕がα7シリーズを使い始めた頃はまだEマウントのレンズラインアップは今と比べると少なかったですが、今ではその頃が嘘のように充実したラインアップになりました。同一焦点距離で特徴の違うレンズが複数用意されていると、用途に合わせて選択することができるので、とても助かります。 充実したラインアップの中には、使ってみたいレンズが沢山あります。その中でもFE 24mm F1.4 GMはF1.4という明るさなのに小型軽量で描写性能の評判もとても良いので、かなり惹かれています。あとはFE 85mm F1.8も良い評判が多いので使ってみたいです。皆さんもぜひ様々なレンズに触れていただき、お気に入りの一本を見つけてみてください。

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