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FE 35mm F1.4 GM
インプレッション

The Last Dance
〜花嫁が全身で表現する想いを捉えるレンズ〜
ウエディングビデオグラファー 次石悠一氏

α Universe editorial team

開放F値1.4から圧倒的な高解像性能と美しいぼけ描写を小型・軽量設計で実現。幅広いシーンで活躍する大口径広角単焦点レンズ FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)がラインアップ。 ウエディングの映像制作の現場でこのレンズがどのような表現をもたらしたのか、ウエディングビデオグラファー 次石悠一氏に語ってもらった。

次石悠一 氏/ウエディングビデオグラファー ウエディングビデオグラファー歴16年。 結婚式のウエディングムービー制作チーム Tomato Red Motionの代表を務める。 丁寧なヒアリングをベースとした、「結婚を決めた2人の想い」を伝える鮮烈で美しい映像は強い共感を呼び、これまでのウエディングムービーにはなかった新たな世界観として評価されている。 現在は、世界各国含め国内外より撮影依頼もあり、活動の幅を広げている。

一発撮りのドキュメンタリー撮影に選んだレンズ

今回、結婚式を控えたバレエダンサーの新婦さんとそのお母さんのドキュメンタリー映像を撮影、制作する機会があり、FE 35mm F1.4 GMをメインレンズとして選択しました。 ストーリーを簡単にお伝えすると、お母さんに教えてもらったバレエを新婦さんは結婚を期に引退するため、最後のダンスをお母さんに見てもらう。そんなシチュエーションです。 動き回って踊るバレエはもちろん、特に新婦さんとお母さんがそれぞれ抱く気持ちの変化や表情は演じるものではないのでウエディングのシーン同様に流れる時間軸の中で1度しか撮ることができず、2度目の撮影ができない一発撮りが求められる現場です。 ですので、2人に寄り添いながらも、良い雰囲気を乱さないようどう切り取るかが今回の重要なポイントでした。

映像作品 01:02より

そして、今回の撮影に選んだレンズ 「FE 35mm F1.4 GM」。質量約524gと、とにかく軽量でコンパクト。コンパクトなレンズは一般の方を被写体にするようなウエディングのシーンや今回のようなドキュメンタリーのシーンにおいて撮影カメラの威圧感を出さずに、人に寄り添い、その一瞬の表情など情景を自然に捉えることができるので、とても重要な要素です。 操作性においても、コンパクトなレンズだからといって妥協は見えず、フォーカスリング、フォーカスホールドボタン、フォーカスモードスイッチ、絞りリング、絞りリングのクリック切り換えスイッチがあり、撮影現場で求められる俊敏性に対し、すぐに反応できる高い操作性は本当に安心です。

高いフォーカス性能は表現の自由度を高めてくれる

僕はシーンに応じて、マニュアルフォーカス(MF)とオートフォーカス(AF)を使い分けます。全てのシーンをオートフォーカスで撮るのももちろん良いと思いますが、寄りの画で動きが少ないシーンなどで、フォーカスを合わせると共に人の表情や心情をより深く写し出したいときには意図的にマニュアルフォーカスを使用したりします。 今回の撮影においても、寄りの画はMF、引きの画はAFを使用し、MFとAFを使い分けました。リニア・レスポンスMFに対応したこのレンズは、マニュアルフォーカスリングの回転角度に対しリニアなフォーカス移動を実現し、僕の意図をダイレクトに反映し、精緻なフォーカス合わせができました。 またMFで追いかけることが難しい引きの画で動きのあるシーンでは、レンズ側のフォーカスモードスイッチをMFからAFに切り換え、瞬時にAFに切り換えることができ、ストレスなく撮影することができたのも撮影者にとっては大きなポイントです。

映像作品 00:18より(マニュアルフォーカスを使用したシーン)
映像作品 02:06より(オートフォーカスを使用したシーン)

オートフォーカスの性能ももちろん、α7S IIIの動画時でも使用できる瞳AFに応え、高速・高精度なAF駆動でバレエを踊る新婦さんの一瞬一瞬の表情を逃すことなく撮影することができ、一発撮りの撮影においてはとても心強かったです。 MFでもAFでも動画撮影において使用できるこのレンズは、映像表現において撮影者の意図を反映してくれると共に、高いAF性能で撮影者はフォーカスをカメラに任せ、意識を違うところにもっていくことができるので、現場で起こる奇跡をしっかり拾い集め、この世に一つしかない映像を作り上げることができると思っています。

エモーショナルな表現を目指し、手持ちで撮影

今回の撮影ではスタジオ正面の引きのカットのみ三脚を使用して撮影しましたが、それ以外のシーンはジンバルなどは使用せず、全て手持ちで撮影を行いました。冒頭にも書いた通り、2人に寄り添いながらも、良い雰囲気を乱さないようどう切り取るかが課題であり、威圧感を最小限に抑えるため、よりコンパクトな撮影機材で臨もうと考えていました。 また、全てのブレを消すのではなく、手持ち感のある心地よいブレを敢えて映像に使用することでエモーショナルな表現を目指しました。 FE 35mm F1.4 GMとα7S IIIの組み合わせは最適で、5.5段分の光学式5軸ボディ内手ブレ補正に加え、手ブレ補正効果をさらに向上させる「アクティブモード」を使用することでボディ単体でも高い補正効果が得られ、αならではの機動性を損なわない撮影ができました。ボディと純正のレンズを組み合わせることで手ブレ補正の効果は最大限に発揮されるとのことで、純正ならではの安心感は撮影現場での余裕をもたらしてくれます。 ジンバルを使用し、一切ブレのない映像も表現としてはもちろんあると思いますが、新婦さんの心情とブレがリンクすると言いますか、より自然体であることが良いシチュエーションもあるということを改めて気付かせてくれた印象です。

映像作品 01:32より(心地よいブレが、バレエの動きと相まってエモーショナルな表現に)

G Masterの高い解像性能と美しいぼけは
映像表現のクオリティーを上げてくれる

G Masterならではの圧倒的な高解像を開放F値1.4から描写してくれる、そして柔らかく自然なぼけも表現できる、この表現が何と言ってもG Masterの魅力です。

映像作品 03:07より

被写体が浮かび上がるような美しいぼけのおかげで、ドラマチックなシーンはより際立って印象的に。その上でフォーカスが合っている部分は解像感がしっかりある。 今回の撮影では、FE 35mm F1.4 GMの他に、FE 85mm F1.4 GMやFE 135mm F1.8 GM、FE 12-24mm F2.8 GMなども使用しましたが、僕が撮った映像をモニター越しで見た新婦さんとお母さんが、その美しい映像を見てテンションを上げてくれたことは、とても嬉しかったですし、撮影現場の雰囲気が変わり、結果として映像のクオリティーにも繋がったと思っています。 撮影現場において重要な機動性と信頼性、高いフォーカス性能、撮影のテンションを上げてくれる高い解像性能を兼ね備えたFE 35mm F1.4 GMはウエディングやドキュメンタリーにおいてとても重宝するので、今後もこのレンズを使って、人に寄り添い、人の心により踏み込んだ描写をしていきたいと思っています。

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