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G Master × AUXOUT ストーリーを紡ぐ、Eマウント最高峰レンズ

α Universe editorial team

純正が引き出すαの真価。 フォトグラファー/ビデオグラファーのAUXOUT氏に、創作活動に対するこだわりやG Masterへのインプレッション、撮影時のポイントなどを語っていただいた。

フォトグラファー/ビデオグラファー AUXOUT 趣味として日常の風景や旅行を映画のワンシーンの様に切り取る「Cinematic」な作品を作り続けているフォトグラファー/ビデオグラファー。独学でプロのような映像表現を追求しSNSに投稿する作品が国内外で多くの反響を呼ぶ。作品から生まれるオリジナルLUTは160ヵ国以上でダウンロードされるなど映像制作者から注目を集めている。 YouTube : https://www.youtube.com/AUXOUT Instagram : https://www.instagram.com/auxout.jp/ Twitter : https://twitter.com/auxout_jp/

創作におけるこだわり

――AUXOUTさんの創作活動においてのこだわりと、そのこだわりを実現するためにレンズに求めることは何でしょうか?

僕の創作活動におけるテーマは、「日常」を「映画」のように表現するCinematic Vlogというものです。日常なので多少の演出はありますが、リアルなノンフィクションの撮影は、香盤表に沿って予め決められたものを撮影するわけではありません。 そしてVlogは自身の体験や考えを発信するというものなので、僕はカメラマンでもあり主役でもあるんです。そのため、例えば旅Vlogという形であれば、撮影と同時に僕自身が旅を体験し尽くせなければVlogとして発信することができません。 となると密着ドキュメンタリーのように一日中カメラを回しっぱなしというわけにはいかないので、ここぞという瞬間をしっかりと切り取ってくれる。そんな日常の断片からストーリーを紡いでくれる、そんなレンズが僕にとっては必要不可欠なんです。

動画の内容テキストはこちら

α7S III, FE 35mm F1.4 GMで撮影された動画作品

――撮影に使用するレンズはどのように決めるのでしょうか?

超広角は風景や星景写真、ポートレートは中望遠といった基本的な考え方は変わりません。ただ動画においてシネマティックな演出として、元絵をクロップして2.35:1といった比率にすることが多々あります。元絵の半分近くを捨ててしまうことになるため、通常より少し広角寄りのレンズを選択することが多いですね。

Vlogでは手持ち自撮り撮影も多いため、一番良く使うのは自ずと小型で軽量な広角レンズということになります。

―― AUXOUTさんのお気に入りのレンズとその理由を教えていただけますか?

動画作品で一番良く使うレンズは FE 24mm F1.4 GMです。理由としては小型・軽量な広角レンズでありながらF1.4という明るさを両立しているところですね。室内や街歩き中のスナップでは被写体と距離が取りづらいこともあるので、これぐらいの画角は人物を撮る際に背景を取り込んで構図を作りやすいと思っています。

α7S III,FE 24mm F1.4 GM 24mm,F1.4,1/320秒,ISO100

写真では FE 50mm F1.2 GMが最近のお気に入りです。何と言ってもF1.2ならではの大きなぼけ味が最大の魅力です。先日夜にポートレートを撮影したのですが、街灯のみでも十分に明るくノイズを抑えて撮影できましたし、街明かりが作り出す背景の綺麗なぼけ玉で作品を幻想的な雰囲気に仕上げることができました。

α7S III,FE 50mm F1.2 GM 50mm,F1.2,1/100秒,ISO320

テンポのよい撮影を可能にするG Master

―― G Masterの魅力について教えてください。

僕の撮影スタイルがランアンドガンの基本1テイクの一発撮りというシビアなもので、αとG Masterの組み合わせだからこそ実現できているなと感じる場面が多々あります。 不意に訪れたシャッターチャンスでは、被写体をフレーム内に収めるだけでピントをガッチリと合わせ続ける高速で正確な高いAF性能を発揮してくれます。前ぼけを作りたい場合のフォーカスホールドボタンや、クリック音をオフにした絞りリングでの露出の調整など、高い操作性も魅力です。 また、瞬時にアングルを何パターンも探れる機動力も重要となります。手持ちで素早く構図を決めるにも、ジンバルに乗せて撮影するにも、G Masterの小型・軽量性がテンポを崩すことなく小気味よく撮影させてくれます。 もちろん解像感とぼけ味を両立しているという部分も、映像美を作り出す上では非常に重要なポイントです。G Masterは、レンズに求められる様々なポイントでハイスコアを叩き出す、総合力の高いレンズというのが魅力だと感じています。

動画の内容テキストはこちら

AUXOUT氏によるFE 50mm F1.2 GMのレビュー動画

――これから“Cinematic Vlog”を始めたいという方にオススメのレンズは何でしょうか?

オススメのレンズというのは何をどう撮るか次第なので、言い切るのは難しいのですが、もしまだ自身のスタイルが見つかっていないという場合は、FE 16-35mm F2.8 GM など良いのではないでしょうか? ズームレンズなので、使っていると「自分がよく使うのは○○mm辺りだな」というのが出てくると思います。そうしたら、その画角の単焦点レンズにチャレンジしてみると良いと思います。

α7S III,FE 16-35mm F2.8 GM 24mm,F2.8,1/25秒,ISO4000

レンズはクリエイターとしての幅を広げてくれる

――最後に、AUXOUTさんが考えるレンズを使い分ける楽しさについて教えてください。

αやG Masterのおかげで、画質やフォーカシング等の大部分はカメラに任せておけばOKなんですが、となるとクリエイターの作家性に重要なのは何をどう切り取るか?ということになってきます。 どう切り取るか?というのは、端的に言ってしまえば何ミリのレンズでどの位置からどう角度を付けて撮るか?とも言えます。 つまり、レンズのバリエーションが増えるということは作家性にも関わってくるとも考えられ、それぞれのシーンで探れる構図のバリエーションが増えるという楽しみもありますし、ひいてはそれが自身のクリエイターとしての幅を広げてくれると自分に言い聞かせながら、次のレンズを選んでいきたいと思います。

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