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軽さだけではない未知の領域を表現できるレンズ 写真家 小橋城 氏

α Universe editorial team

プロスポーツ領域の第一線で活躍する写真家・小橋城氏に、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIを実際に使用した感想や、その魅力と実力について話を伺った。

小橋城/写真家 写真家でもある父の背中を見て育つ。日本写真 芸術専門学校に入学、卒業と同時に、写真家水谷章人に最後の弟子として師事する。その後、フリーランスの写真家として活動。スキーを中心に各スポーツなどを撮影し、雑誌、広告などで作品を発表している。数年前よりフィギュアスケートやアウトドアスポーツなども積極的に撮影を試みている。書籍に『Face』『鍋倉の森』などを出版している。

重量とバランスの良さ

FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIを初めて手にした時、まずその軽さに驚きを感じました。一見、F4クラスのレンズかと目を疑いましたが、外観のデザインも一新されており、シャープな印象を持ちました。 また、α1やα9 IIと組み合わせたときのバランスや、持ったときのホールディングの良さも感じました。レンズは組み合わせたときのホールディングとバランスが非常に大事です。横や縦にカメラを振る際に、バランスが悪くては意図する物が撮れないこともあるからです。

ズームしながらの高いAF追随性に驚き

今回、ビーチバレーの撮影シーンでこのレンズを使う機会がありました。ビーチバレーは、ボールを中心とし、人が動く競技なので次の動きの予測がしづらく、常にズームリングに手をかけて撮影に臨みました。 FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIで撮影してみて、手前にボールが向かってくるようなシチュエーションでもズームアウトがしやすく、自分の感覚で構図作りができた印象です。なぜなら、通常ズームアウトやズームインをしながらの撮影では、どうしても数枚はピントが甘くなる傾向がありますが、今回のレンズでは、ズーミング中も、しっかりとピントが追随できている印象を持ちました。 サーブレシーブなど予測してカメラを構えた場所以外にボールが行った際も、迷うことなくAFが反応しました。カメラの振りが頻繁にある競技においても、カメラとレンズのバランスが非常に良いため、疲労感も少なくなると思います。

α1,FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 200mm,F2.8,1/4000秒,ISO200

ダウンヒル競技撮影でも本レンズの魅力を実感

ダウンヒル競技などのアウトドアスポーツでは、撮影機材だけでなく、その現場に対応した物をザックに入れて持参する必要があります(例:山道具、防寒具、行動食など)。そういう撮影条件下では特に、レンズの重量が軽くなったことによるメリットを実感します。1本余分にレンズを持って行こうかと思う余裕も生まれてきます。 ダウンヒルのように向かってくるアウトドアスポーツでも、ズームインやズームアウトする頻度が非常に多いのですが、今回の撮影では、奥から手前に向かってくる速さにも、ズームリングと進化したAF機能がスムーズに対応してくれたように思います。 足場が悪い環境などでは特にカメラのホールディング性能が重要になりますが、その際のズームリングの位置やその荷重なども適切で、撮影に集中できました。特にズームリングの荷重は、重すぎては速い被写体に対して反応できなくなるため、重要視しています。 テレコンを使用しての撮影も行いましたが、AFは高い性能を維持しており、スピードに十分対応できていると感じました。

α1,FE 70-200mm F2.8 GM OSS II + 2X Teleconverter 400mm,F5.6,1/2500秒,ISO1600

マウンテンバイクは自然の中で行うため背景なども重要になりますが、「G Master」ならではの美しいぼけ味が出ていると思います。

α1,FE 70-200mm F2.8 GM OSS II,188mm,F2.8,1/1250秒,ISO1600

操作性能について

フードが丸形になってコンパクトになり、レンズとの一体感が増したように思います。また、今回新たに付いた絞りリングについては、私は動画を撮らないこともありそれほど多用していないのですが、三脚使用時などにカメラメニューを覗き込まずとも、レンズ側で絞り値を調整できる点は使い勝手が良かったです。アイリスロックスイッチも付いているので、絞りを調整しない際の誤作動を防止できる点についても便利だと思います。 また、今回フルタイムDMFスイッチ(編集注:AF-Cモード時でもフォーカスリングを回転させるだけで、瞬時にマニュアルフォーカスが可能)が新たに採用されています。私の普段の撮影スタイルでは、αと純正レンズの組み合わせにおけるAF性能に十分満足できていることもあり、フルタイムDMFを使う場面は限られますが、三脚で固定しながら花などの水滴やマクロの世界などでは、重宝する方が多いのではないでしょうか。

今後のソニーのレンズに期待したいこと

私はリュックを背負い、厳冬の厳しい山でスキーヤーと共に撮影をしています。氷点下10度、雪降る中でもカメラを出して撮影することは多々あります。そんな中でも私が描いた画をしっかり撮ることができるのが、今のソニーです。 厳しい環境では、信頼できる相棒でないと使うことはできません。いかなる環境でもこの相棒なら撮ることができる、という信頼が大切なのです。これから先、私たち表現者にどんな驚きと感動を与えてくれるか、今後のソニーのレンズにさらなる期待をしたいです。

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