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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [スポーツを撮る]フォトグラファー 石島道康の撮影テクニック
[WEB版]αセミナー フォトグラファー 石島道康の撮影テクニック スポーツを撮る

#10 いつでもシャッターチャンス
競技会場では、一瞬たりとも無駄がありません。いつでもシャッターチャンスです。応援している家族、ファン、審判、フラッグ、芝の目すら、絵となります。
天候や会場の制約などが厳しく、いくら工夫しても難しい、という場合なら、そもそも、撮らなければいけないのか? と自問してみるのもいいかもしれません。撮れない事も大切な想い出であり、出来事です。いっその事、その撮れない状況を撮ってしまったらどうでしょうか。それも大切な1枚になります。
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選手のちょっとしたしぐさ、転がるボール。試合後の笑顔。あらゆるところにシャッターチャンスがある。
撮影のポイント
<競技への理解>
良い写真を撮るには、まずその競技を知る事が大切。ルールや試合の流れを知る事でより一層良い絵が撮れます。残り時間と得点差によって揺れ動く選手の感情を表現したり、自分自身の感情も込めやすくなります。
競技によっては、定番とも言うべき撮影ポジションがあります。ただし撮影ポジションが決められている場合以外は自由な発想をもって、想像した自分の撮りたい絵にあわせてポジション取りをしてみましょう。
いろいろな制約のために、しかたなく希望する場所から撮れなかったとしても、工夫次第でさまざまなバリエーションの写真が撮れ、自分でも想像していなかったような絵が撮影できる時があります。それこそがスポーツ写真の良いところであり、発想の柔軟性が求められるところでもあります。
写真 競技を知っていれば、自分自身の感情も込めやすくなる。
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+ 撮りたい絵を頭に描いて、様々な位置から一瞬を狙う。
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