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CM制作ノート

~behind the scenes~

米津玄師 初出演CMの舞台裏
演出を手掛けた映像作家 山田智和監督に聞く

WEBムービー イメージ
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シネマティックな演出表現を得意とし、
数多くの広告や、アーティストのミュージックビデオ、TVドラマの監督など
多方面に活躍中の映像作家 山田智和監督に
今回のCMの企画意図やこだわりなどを聞きました。

水を使ってどう映像をきれいに撮るか。米津玄師をどう幻想的に撮るか。

Q:CMの企画意図を教えていただけますか?

山田:WF-SP900の商品特長の一つが防水性能のため、 水の中の世界観と米津さんの『Flamingo』の曲から感じたイメージを融合した世界観を作れないかなというところから企画をしました。

水は時としてネガティブなイメージを与える場合があります。
例えば、雨に濡れると嫌だと感じたり、行動が制限されたりするなど。
そんなネガティブに作用する可能性のある水を、ポジティブに転換することを狙いました。 水を逆再生したときに生まれるちょっとした映像的な違和感や引っかかりによって、 時間をコントロールするようなイメージや自由さが表現できる。その姿を美しく撮影することで、米津さんが幻想的に見えるように演出しました。

あとは、水に反射する光の美しさや、木に水が滴る美しさなど。とにかく水を使ってどう引っかかりを付けるのかを考えて作りました。

米津玄師が出演している登場感、インパクトを大事に

Q:CMは15秒という時間の制約がありますが、CMならではの工夫や気を付けた点はありますか?

山田:米津さん本人が出演するCMというのは史上初だったので、 まず米津さんがCMに出ている登場感と驚きやインパクトをまず、しっかりと出したいと考えました。 それが結果、商品の話題性にもつながると考え、米津さんをかっこよく美しく映すことを優先させました。 もちろん商品もかっこよく、きれいに映すことも意識しましたが、米津さんがきれいでかっこよくて、 その世界観にいるということに気を付けて、こだわってシチュエーションを考えました。

あと、CMで米津さんの寄りからカメラが引いていくと、木が現れますよね。 実は「Flamingo」のMVの始まりも木から始まるんですね。 せっかく同じ楽曲なので、なにかCMとMVでちょっと世界観もリンクさせたいと考えていました。 片足で水辺に美しくたたずむFlamingoから着想して、木をCMとMVをつなぐキーアイテムとして使いました。

Q:今回はCMだけでなく、米津さんの写真もカメラマンとして撮影していただきました。写真だからこそ意識したことはありますか?

山田:グラフィックで米津さんを撮るのも初めてだったのですが、 光の色の変化で米津さんの違う一面を出せたらいいなと思い、撮影をしました。 米津さんの魅力を引き出しつつ、白い商品を映えさせる。 両方を成立させるために、赤と青の相反する光が調和する幻想的な世界観を狙いました。 結果、すごく光の色調整がうまくいって米津さんも商品の魅力も伝わるグラフィックになったと思います。

小型で持ち運びがラクで音質もこのクオリティー。すごく豊かな時間が過ごせますよね。

Q:このWF-SP900をどんなシチュエーションで使いたいですか?

山田:移動が多いので、小型で持ち運びが楽でこの音質で聴けると、 すごく豊かな時間が過ごせますよね。

スマートフォンもかなりの頻度で使用するので、バッテリーが切れてしまって音楽が聴けなくなるという状況って 結構あるんですよ。 その点、この商品はメモリーが搭載されていることで、イヤホン本体だけで音楽を再生できるので、 移動中には最適ですね!

あと、映像作家という職業柄、かなりの量と時間の映像を見るのですが、 1つのスマートフォンで映像を見ながら、別の音楽を再生することってできないじゃないですか。 そんな時にもイヤホン本体だけで音楽を再生できることはとてもいいなって思いました。

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