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ディレクター&フォトグラファー
宮尾昇陽 氏

SIDE STORY
「好奇心の赴くままに、
表現の可能性を切り開く
若きクリエイター」

α Universe editorial team

α7Sを持って世界を飛びまわる若きクリエイターの宮尾昇陽氏。動画の撮影、監督、編集をすべて自分でこなす彼の撮影スタイルに迫る。

宮尾 昇陽/ディレクター&フォトグラファー ZONVOX/GROUNDRIDDIM 所属。東京都福生市在住。2014年の「パリスファッションウィーク S/S 2015でのオフィシャル収録を皮切りに、海外へも活躍の場を広げ、ファッションルックブックやミュージックビデオ、Web広告等の映像制作を手がける。国内外問わず幅広いエリアで活動。更なる展開を目指し活動中。

――ミュージシャンのPV、ファッションショーやアートイベントのオフィシャルビデオなど、宮尾さんは幅広い分野で活躍なさっていますが、ドキュメンタリー作品『夜明け前が一番暗い』(本編43分)も手がけられました。 昨年の12月、ハイチ共和国に1カ月弱滞在し撮影をしました。数年前から仕事でもプライベートでも仲良くしているハイチ人に「僕の国にも遊びに来てよ」と言われたことがきっかけでした。外国の友人たちは社交辞令でこういうことをよく言うのですが、「ハイチの生活は日本にコントロールされているんだ」という彼の理由がおもしろくて。町を走っている車の90%以上は日本車の中古で、電化製品はメイド・イン・ジャパン。テレビで流れている人気番組は日本のアニメで、身のまわりのものはみんな日本製だというので、興味を持っていろいろ調べたんです。ハイチはもともと世界最貧国のひとつに挙げられる国で、2010年には大地震に見舞われ、さらに復興活動が進まないところに、昨秋には大型ハリケーン「マシュー」が上陸し、大きな被害が出ているという現実も知りました。ですが、日本だけでなく、世界中でもハイチのことを知らない人は多いでしょう。だからたくさんの人たちにハイチのことを知ってもらえるような作品をつくりたいと思い、ハリケーンが直撃した2カ月後にハイチに向かいました。

――トレイラー版(約1分)には、シビアな現実が描かれています。 ハイチ滞在は僕の想像をはるかに超えたハードな毎日でした。トレイラー版では国が抱える問題点だけしか見せていませんが、本編では自分たちの将来に向けて国をより良い方向に変えていこうと頑張る若者にもフォーカスして前向きな構成にしました(本編はデジタルフロンティアグランプリでベスト・ドキュメンタリー賞を受賞。今秋、上映予定あり)。タイトルは、いまが一番つらい時期だとすれば、これからは明るい未来しかないということを物語っています。ハイチには再度訪れて、今回とはまた違った角度から撮影したいと思っています。

――これまで手がけられているアーティスティックなタッチとはまったく違った作品で驚きました。 やったことのない分野にチャレンジすることは楽しいなとずっと思っています。でも反対に「仕事=お金」のためにという感覚でやっていると決していいものはできないと感じてもいます。そもそも自分が写真や映像の仕事をはじめたきっかけも趣味の延長でしたし、今後もどんどん新しいことをやっていきたい。ドキュメンタリーや映画などはまったく興味がなかったのですが、撮ってみるとすごく楽しかったんです。 ひとつのジャンルやテーマを掘り下げていくことももちろん素敵なことですが、僕は広く浅くいろいろなことを知ることが大事だと考えています。映像に関しても、やったことのないジャンルを撮るだけでなく、Web制作やプログラミングを勉強すれば、もっとおもしろいものができそうですし。例えば、最近だとWebサイトに動画が配置されていて、動画を再生したらWebサイトのページが連動して動き始めることなどがあるじゃないですか。その仕組みをさらに活用するには、カメラとWebの両方の知識があれば、より可能性が広がると思うんです。ほかの業種とのコラボレーションもやりやすくなりますしね。

――まさに、新世代のクリエイターという感じですね。宮尾さんにとってα7Sはどんな存在なのでしょう? 写真も動画も撮影できるデジタル一眼をもともと使っていたので、使いやすさからいってもαを手にしたことは自然の流れでした。正直、一眼からいきなり業務用シネマカメラにするのは敷居が高すぎたってこともあります(笑)。ですが、αにしてからLogのことを知ることができましたし、ピント面に色をつけて表示するピーキング機能や輝度を縞模様で表示するゼブラ機能も初めて使いました。S-Log撮影やその後編集のグレーディング含め、α7Sは映像づくりを一通り勉強させてもらった1台です。
僕のまわりでもソニーのカメラを使っている人は多く、新潟のプロジェクト(A TOUCH OF ART IN NIIGATA-DRAGON76)では、撮影スタッフもソニーを使用していたので色を合わせるのもすごくラクでした。

――グレーディングはαで学んだとのことですが、ソニーのホームページでダウンロードできるLUTはお使いになりますか? もちろんソニーのLUTを使用することもありますし、ネットに上がっているものを片っぱしからダウンロードして試してみたり、自分でも設定をつくってみたりしています。カラーグレーディングに関しては、思い悩むというよりも感覚的にやっていますね。少し操作につまづいたら、YouTubeを見るとそこに答えがある。グレーディングだけでなく編集方法も世界中の人がアップしていますから、それを見て真似しています。

――Logを知ってから表現方法は変わりましたか? そうですね。Logを使うことで色の演出ができるようになりました。例えば「ティール&オレンジ」というティール(暗緑色がかった青色)をバックにオレンジ色の人物を目立たせるグレーディングの手法を利用したり、色のコントラストでメリハリをつけたりするようになりました。もともと、メリハリをつけるのは大好きなんですよ。構図ですと「俯瞰と寄り」の映像を組み合わせたり、移動撮影と固定カメラで動きのメリハリをつけたり、リズム感を「スローと早回し」で演出しています。機能面で助かっているのは、Logと先ほど言ったピーキング機能とゼブラ機能。すべてマニュアルフォーカスで撮影しているのでピント合わせは生命線。映像を拡大表示する「ピント拡大」機能もめちゃめちゃ使っています。

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