商品情報・ストアサイバーショット RX Cyber-shot × SPECIAL CONTENTS RX100Series OWNER'S VOICE 谷田 洋史

SONY Cyber-shot RX OWNER’S VOICE

【#06】最初はサブ機としてRX100 Vを使う予定だったが、いまではα7R IIと同じシチュエーションで撮影し、RX100 Vで撮影した方を作品に採用することもある。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

Profile

2012年より「地球の楽園〜北海道〜」コンセプトに四季を通じて美しい北海道の大地をダイナミック且つ繊細に表現することを心掛け創作活動を行っている。
最近の受賞として、2017 Sony World Photography Awards 「Nature Category Winner」、NATURE'S BEST PHOTOGRAPHY ASIA 2017「Landscape Highly Honored」、東京カメラ部2017写真展コンテスト「日本の47枚」などがある。

コンパクトボディに24〜70mm相当大口径レンズ、高精細有機ELファインダー、高性能AFを搭載した、大型1.0型センサーのハイエンドコンパクトRX100 V。RX100 Vを日常的に使用している東京カメラ部コンテスト入賞者の方々に、お気に入りの作品のご紹介と使用した機能、RX100 Vとの出会い・魅力、RX100 Vだからこその撮影術などをお伺いしました。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

メインカメラはα7R IIでしたが、モニターでRX100 IIIとRX100 IVを使う機会があり、なんて使いやすいカメラだろうと思ったのがきっかけでRX100 Vを購入しました。最初はサブ機として使う予定でしたが、いまではα7R IIと同じシチュエーションで撮影し、RX100 Vで撮影した方を作品に採用することもあります。小さなボディでここまで解像感のある写真を撮れることに驚いていますし、JPEG撮りっぱなしで平気なことも多いくらいです。そして、EVFが内蔵されていることが決め手でした。僕は北海道を中心に活動しているのですが、雪に日射しが反射して液晶モニターでは撮影後のプレビューもままならないのです。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

まさにこの1枚は、フルサイズと同じシチュエーションで撮りRX100 Vの方を気に入ったんです。光の一瞬の状態というものもあったかもしれませんが、シャドウ部とハイライト部の表現が素晴らしいと感じました。絞り込んで撮影したときの解像感も、コンパクトデジタルカメラのものとは思えないレベルにあります。この橋はよく撮影に行きます。毎年もう崩れるのではと言われていて、地元NPOが主催しているガイドツアーも予約が取りにくくなるほどのスポットになっています。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

僕が暮らしている札幌から1時間ほどで行くことができる余市という場所にある岩です。いまなら朝の4時には明るくなりはじめ5時には撮影を終えることができます。朝からの仕事でも十分に間に合うので、よく早朝に撮影に出掛けます。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

RX100 Vは3段分のNDフィルターを内蔵しています。これがどのくらいの威力があるのかを確認したくて撮った滝です。この写真でシャッタースピードは2秒くらい、僕は滝の流れのディテール残すため、このくらい短めの長時間露光をすることも多いので、RX100 Vで撮れる範囲で十分に楽しめると感じました。そもそも、長時間露光をするためではなく、露出設定の幅を広げるためのNDフィルターだと思いますが(笑)。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

メニューをα7R IIとほぼ一緒にカスタマイズできるのがうれしいところです。液晶モニターを見ないままでも、何回ボタンを押せばそのメニューが呼び出せるか、などがわかりますからね。画面にはヒストグラムと電子水準器を常に表示させており、シャッタースピードで露出を微調整しながら撮影しています。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

これはサロマ湖の雲海です。このあたりで夕方に雲海が出るのはとても稀だそうで、近くにいた地元の方曰く「10年住んでいるが一度も見たことがない」という珍しい現象だったようです。光芒の出方はとても好きですね。光芒はレンズによって美しく描写されるかどうかに差があり、特にズームレンズは光芒の捉え方が苦手な印象がありましたが、RX100 Vのツァイスレンズは完璧な光芒でした。逆光にも強く、雲の部分はアンダー露出だったものの、現像時に持ち上げたらしっかりと情報が浮かび上がってきました。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

ソニー主催のフォトコンテンストで入賞し、ロンドンで開催された授賞式に参加したんです。そのとき、久しぶりにスナップを撮りました。NDフィルターをオンにし、走るバスをブレさせながら歩行者とオリエンタルな看板を撮りました。三脚は未使用、電柱に寄っかかり手ブレを防いでいます。このような撮影では、高速AFの恩恵を受けることができますね。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V

ただ僕は撮影のほとんどがMFで、動画もほとんど撮ることはありません。それではRX100 Vの良いところを使い切れていないので、撮影中の記録動画を4Kで撮るなど、新たな使い方も模索していきたいと思っています。

INTERVIEW #06 谷田 洋史SHOOTING with RX100 V