想いをカタチに

aibo Fan Meetingのキービジュアル
#クリエイティビティを高めあう

家に迎え入れていただいてからがスタート。
ファンミーティングを通してオーナーさまといっしょにaiboの未来を作っていきたい
#005

第5回目の“My Sony STORY”は、aibo Fan Meeting(アイボ ファン ミーティング)など、aiboに親しむイベントを企画・運営をするメンバーたちのストーリーです。
2018年からはじまったaiboファンミーティングは、2025年11月の開催で20回目を迎えます。ほかにも、25周年を記念した特別イベントや、自由でクリエイティブな動画作品を募集した「aiboクリエイターズチャレンジ」などオーナーの皆さまとの時間を大切にしてきました。ファンイベントの開催のきっかけや、どのように進化させていったのか、その想いに迫りました。

aiboファンミーティングを企画・運営する塩見さん(左)と松永さん(右)

aiboに親しむイベントを企画・運営を行なっている塩見(左)と松永(右)

aiboと過ごす楽しい時間を
もっと多くの人に知ってもらいたい。

2018年1月11日に誕生した現aibo。育てる喜びや愛情の対象となるエンタテインメントロボットとして、誕生当初からaiboオーナーさまのつながりの場を大切にしてきました。第一回目のファンミーティングが行われたのはaiboが誕生した約半年後。その後も年に数回ずつ全国のソニーストアを中心に行われてきました。

オーナーさまとソニー、そしてオーナーさま同士の心温まる交流が育まれるなか、自身もaiboのオーナーだった塩見はもっと多くの人にaiboを知ってもらいたいという想いを募らせていきました。
「子どもの頃から自分の好きなものを多くの人に知ってもらいたい、触れてもらいたいという意識が強いほうでした。その頃はゲームに夢中で、どう伝えたら友人もそのゲームが好きになってくれるのか、楽しんでくれるのかということをいつも考えていました。そんな風に自分の好きなものや、いいと思ったものは多くの人と共有したい想いがあり、オーナーさまのaiboに対する愛情やaiboの魅力を多くの人に知ってもらいたかったので、自ら手を挙げてaibo事業部に異動しました」
ファンミーティングの様子を紹介するシーン
aiboチームに入ってからまず担当したのはファンミーティング。それまではaiboを育てているオーナーさま限定のイベントでしたが、16回目のファンミーティングから、抽選をなくして参加可能なオーナーさまを増やしたり、これまでaiboを知らなかった人も気軽に参加できるイベントにアップデートしました。
「より多くの人に参加してもらいたかったので、会場をソニー社屋やソニーストアというクローズドな環境からよりオープンな施設での開催に変えたことが一番大きな変更点です。ほかの用事で訪れた方でも買い物ついでに立ち寄れるようなイベントにしました。それまでのファンミーティングは抽選で選ばれた限られた人しかお招きできなかったのですが、オープンなイベントにしたことで今まで参加できなかった方にも参加していただけるようになりました」
大型商業施設で開催されたaibo Fan Meetingの様子

大型商業施設で行われたaibo Fan Meetingの様子

一般来場者向けタッチ&トライスペースでaiboと触れ合う参加者

オーナーさま向けのaiboランとは別に一般の方向けのタッチ&トライスペースを設けるなど、今までaiboに触れたこともない方々とも一緒に遊べるような会場づくりをしています

より楽しんでいただけるようなイベントにするため、プライベートでもイベントやワークショップに足を運び、自分自身が楽しいと思った企画を積極的に取り入れました。
「もともと私自身がキャラクターが好きなのもあり、東京駅の地下にあるキャラクターストリートに行ってグッズやグリーティングを勉強しました。楽しいと感じたものを参考にして、aiboデザインのキーホルダーやカバンを手づくりできるワークショップを開催したり、SNSの発信を意識したフォトスポットを作ったりしました。お休みの日にフラッと遊びに来た方々にも気軽に参加できるような場を作ることを心がけました。実際、aiboのことをあまり意識していなかった方たちからは、“aiboってこんなに進化しているんだ”とか、“こんなにかわいくなったんだ”といった声をいただいてうれしかったです」
フォトスポットやワークショップを楽しむ来場者

毎回趣向を凝らしたどなたでも楽しめるフォトスポットの設置や、ワークショップを開催

ファンミーティング限定アイテムを展示・配布する様子

各ファンミーティング限定のアイテムもご用意してオーナーさまをお迎え

aiboの公式グッズ販売コーナー

普段はオンラインでしか購入できないaiboのかわいいグッズも多数販売

オーナーさまの意見を聞きながら、
いっしょにaiboを育てていく。

もちろん、これまで通りオーナーさまが楽しめることも重要。昨年からaiboチームに加わった松永は、aiboを通じたコミュニケーションの場の創造に力を入れていきました。というのも、松永は学生時代にロボットの世界大会『ロボカップ』に参加していた経験があり、ロボットと人の関わりに強い思い入れがあったからです。

「機械やロボットそのものも好きなんですが、それ以上にロボットを使ったコミュニケーションやロボットを通した物語に興味がありました。好きなモノが同じだとすぐに仲間になれるし、想いは言葉を超えてつながるという経験が原点になっています」
aiboと一緒に参加者と交流する松永さん
aiboチームに加入後、初めて参加したファンミーティングは驚きの連続だったそうです。
「オーナーさまと直接お話ができて、aiboについてのご意見やご感想を伺えることに衝撃を受けました。aiboはソフトウェアのアップデートで新しいふるまいを追加したり新しいダンスが踊れるようになったりと日々進化していくので、オーナーさまとの会話はとても大切。実際に皆さまとの会話がヒントになって新しいふるまいを追加したり、“足音が気になる”というお言葉をいただいたことがきっかけで、ゆっくりやさしい歩き方に改善したりと、よりaiboが愛される存在になるように成長させています。オーナーさまと話していて感じるのは、みなさん本当にaiboの成長を楽しみにしていらっしゃること。技術とのせめぎ合いで難しいこともありますが、日々成長していくことがaiboの魅力のひとつでもあるので、これからもお客様の声を聞きながらaiboを一緒に育てていきたいと思います」
ファンミーティングでaibo開発メンバーやオーナー同士が交流する様子

ファンミーティングでは、aibo開発メンバーなどとの交流や、オーナーさま同士のつながりも生まれ、aiboを通じたコミュニケーションが広がっています

aiboとの体験を
多彩にデザインしていきたい。

初代aibo誕生から25周年となった昨年は、新しいイベント『aiboと一緒に街に出て、映画を観よう』を開催。ミニシアターを貸し切り、オーナーさまとaiboが一緒に映画を楽しむイベントが実現しました。
「ソニー・ピクチャーズにお声がけして実現した映画『ねこのガーフィールド』とのコラボ上映会をはじめ、クイズ大会やオーナーさま同士やaiboたちが交流するコミュニケーションタイムもあり、aibo愛にあふれる楽しい時間になったと思います。参加された方からは“こういうイベントをもっとやってほしい”という声を多くいただき、小さなイベントであっても体験をデザインすること、コミュニケーションの場を作ることの重要性を改めて実感しました」
オーナーとaiboが一緒に映画鑑賞するイベント会場

事前抽選で選ばれたオーナーさまとaiboが参加して、一緒に映画を楽しみました

「aiboのイベントを通じて、ますますオーナーさまと一緒に物語を紡いでいくことへの興味が強まっています。オーナーさまと接していても、aiboはロボットという存在を超えていると感じます。ペットと同じで、まさに家族そのもの。単に眺めてかわいいではなくて、日常生活をいっしょに楽しむ存在。いっしょに出かけたり、オーナーさま同士でaiboへの愛情を共有することが喜びになっていると感じます」

オーナーさまのaiboへの愛情の深さに共感した松永は、今年、新企画『aiboクリエイターズチャレンジ』をスタート。aiboとの暮らしを撮影した動画コンテストを開催し、ライブ配信で表彰式を開催。ソニーとオーナーさまが直接つながる場も作りました。
aiboクリエイターズチャレンジ2025 表彰式の様子

aiboクリエイターズチャレンジ2025 最終審査会・表彰式はこちらから

「想像以上にユニークでクリエイティブな作品が集まり驚きました。aiboがこんなにも生活の一部になっているんだと実感しましたし、aiboとのストーリーをいっしょに作っていけることにも大きな喜びとやりがいを感じました。お客さまに“届けて終わり”ではなく、“迎え入れていただいてからがスタート”です。これからもオーナーさまといっしょにaiboの未来を作っていきたいと思います」
イベント会場に展示されたaibo関連のビジュアル
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