1000Xシリーズのアイデンティティに驚嘆〜ブランドアイデンティティと新商品イベント体験レポート〜メインビジュアル。映画をもっと好きになる・観たくなる映画×ブラビア

※ 本コンテンツは2025年7月現在のものです

1000Xシリーズのブランド哲学に驚嘆〜音楽ライターJun Fukunagaさんによる新商品イベント体験レポート〜

ヘッドホン『WH-1000XM6』の発売に際し、ソニー・ミュージックスタジオ東京にて新商品リリースイベントが行われました。普段から音楽を楽しんでいるみなさまに、もっと音楽を深く味わい楽しんでいただきたい。そんな想いからソニーのヘッドホンオーナー様をはじめとする40名をご招待し、ゲストアーティストによる生収録・ミキシングの見学や、WH-1000XM6の開発に携わった4名によるトーク、立体音響の試聴体験などスペシャルなイベントを開催。

その様子を、音楽やテクノロジーを活用したエンターテインメント分野を中心に執筆活動を行っているJun Fukunagaさんにレポートいただきます。

  • ライター Jun Fukunaga

    音楽、映画からガジェット、フードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。現在はBAY.FMのラジオ番組「I-Cocoon」にもレギュラー出演中。DJと音楽制作も少々。

  • Jun Fukunagaイメージ
1000X Series ブランド哲学

今回、WH-1000XM6の新商品イベントをレポートするにあたり、まずはソニーのヘッドホンのフラッグシップモデルとして、ユーザーから熱い信頼を得ている1000Xシリーズについて、改めて知ることからはじめました。

  • 1000Xシリーズのブランド哲学

    ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンの歴史は、1992年に発売された世界初の民生用ノイズキャンセリングヘッドホンにまで遡ります。それから四半世紀、技術の深化を続けてきたソニーが、最新のテクノロジーを結集して生み出したのが1000Xシリーズです。1000Xシリーズが登場した2016年当時、ヘッドホン市場はまだ有線モデルが主流。ワイヤレスモデルの音質に懐疑的な見方があった時代です。そんな中、発売されたシリーズ第1世代「MDR-1000X」は、革新的な哲学を掲げて誕生しました。それは“どこでも最高の音質で、どんなコンテンツでも楽しめるワイヤレスヘッドホン”というものです。

  • 第1世代 MDR-1000X
  • MDR-1000Xはワイヤレスでもハイレゾ相当の音質を楽しめる「LDAC」や「DSEE HX」、そして業界トップクラスのノイズキャンセリング機能を搭載。これらの技術により、ワイヤレスヘッドホンに対する当時の評価をくつがえしました。

  • 「LDAC」「DSEE HX」「ノイズキャンセリング」ロゴ

この哲学は今日までシリーズを通して、脈々と受け継がれ、最新モデルのWH-1000XM6にも確実に継承されています。音質への妥協なき追求、どんな環境でも最高の音楽体験を提供するという信念、そして常に最新技術でユーザーの期待を超えていくという姿勢。これらすべてがブランドアイデンティティを形作っています。

1000Xシリーズの音作り

1000Xシリーズの音作りの根幹にあるのは、「あらゆる楽曲をクリエイターの意図通りに再現する」という理念です。特定のジャンルに特化するのではなく、クラシックスからポップス、ジャズ、EDMまで、すべての音楽を制作者が意図したとおりに届ける。どんな音楽にも対応できる音作りこそが、1000Xシリーズが幅広いユーザーから支持される理由です。

そして、この理念を実現できるのは、ソニーミュージックを傘下に持つソニーグループならではの強みがあるからこそ。音楽制作の現場との距離の近さが、1000Xシリーズの音作りに大きく貢献しています。なかでもニューヨークのBattery STUDIOSとは、長年にわたり共同チューニングを行なっており、プロのマスタリング現場で培われた知見を製品開発に活かしてきました。実際の音楽制作の最前線で何が求められているのか、アーティストがどんな音を届けたいと思っているのか。そうした生の声が直接届く環境が、1000Xシリーズの音作りを支えています。

第1世代から変わることなく受け継がれてきたこの音作りのこだわりは、世代を重ねるごとに磨き上げられてきました。最新の技術とノウハウを積極的に取り入れながらも、根幹にある「クリエイターの意図を忠実に再現する」という姿勢は決してぶれることがありません。この一貫した音作りへのこだわりがユーザーからの厚い信頼につながっています。

Battery STUDIOSイメージ
  • 1000Xシリーズのデザイン

    1000Xシリーズのデザインは、時代とともに進化を続けてきました。初期はジェットセッターと呼ばれるビジネスパーソンをイメージしたデザインでしたが、第3世代からはトレンドに敏感な若い世代にも愛される洗練されたデザインへと舵を切りました。その象徴が、金色(カッパー)のソニーロゴへの変更です。ノイズキャンセリング・ヘッドホン業界でトップを走り続けるという強い意志を表現した、特別なカラーです。

  • 第3世代 WH-1000X M3、第4世代 WH-1000X M4、第5世代 WH-1000X M5
  • 第5世代では、さらに大きな変革がありました。市場調査からわかった「装着時の見た目」への要望が強いことから「形の崩れないデザイン」を追求。ヘッドバンドを細くし、第4世代までは実現しなかった装着時も美しいシルエットを保つ設計へと進化。これはユーザーからの「頭が大きく見えない」「ファッションの一部として楽しめる」という声に応えた結果です。

  • ヘッドホン装着イメージ

また、カラーリングにもソニーのこだわりが表れています。定番のブラックに加え、第3世代からはプラチナシルバーやスモーキーピンクなど、ファッション性の高い色を展開。しかも単なる色違いではなく、CMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)専門のデザイナーが、グローバルトレンドを見据えながら最適な質感を追求。モデルごとに粒子感やテクスチャーを調整し、ロゴの色味も合わせて変更するという細やかな配慮がなされています。

これらのブランド哲学、ソニーならではの音作りやデザインへのこだわりは、10年を経た今も継承され磨き上げていることを、私はWH-1000XM6の新商品イベントを通じて知ることになります。さらなる最新技術・ノウハウを盛り込み、常に挑戦を繰り返していることを知り、改めて1000Xシリーズのアイデンティティの高さに驚嘆したのです。

WH-1000XM6 新商品イベント体験レポート

今回のイベント会場は、数多くのアーティストが楽曲の創作やレコーディングに使用しているソニー・ミュージックスタジオ東京。ここからミリオンセラーを叩き出した楽曲や、長く愛される名曲が創出されていると思うと胸が高鳴ります。

新商品イベントイメージ

普段は入ることのできないスタジオで
アーティストの生収録を見学

早速、招待客全員でコントロールルームに入室。ソニーマーケティングのマーケティング担当吉谷さんより新製品WH-1000XM6の概要について簡単な説明があった後、ゲストアーティストKucci(クッチ)さんによる、映画「女神降臨」の主題歌「ときめき」を含む3曲を披露。アレンジャーの江口 亮さん、サウンドエンジニアの方々による生収録、ミキシングの様子を見学しました。真剣な表情でレコーディングに取り組むKucciさんの歌声に思わず聴き入ってしまいました。

アーティストの生収録を見学
  • 2025年3月20日公開の映画、「女神降臨」の主題歌「ときめき」でデビュー。エッジボイスを生かした泣き声のようなエモーショナルで独特な歌声と、小さな心の痛みにそっと寄り添うような繊細なリリックを誰もが口ずさみやすいポップネスメロディに載せる。90年代のロックバンドを思わせるオルタナティブサウンドが融合したサウンドが特徴。

  • Kucciイメージ
座談会イメージ

音づくりへの想いからデザインのこだわりまで。
商品開発の裏側を聞けるまたとない機会!

レコーディング体験に続き、WH-1000XM6の開発に携わった4名による座談会が4つのテーマに沿って行われました。

座談会イメージ

左からノイズキャンセリングを担当した伊藤さん、音質設計担当の鷹村さん、360 Upmix for Cinema担当の山嶋さん、プロダクトデザイン担当の隈井さん

まずは鷹村さんから、音作りに関する興味深い話がありました。「アーティストが意図した音をそのまま皆さんに届けたい」という想いのもと、アリアナ・グランデやボブ・ディランなど、世界的アーティストの作品を手掛けるマスタリングエンジニアたちとの共創が実現したそうです。これにより、クラシックからEDMまで、1000Xシリーズが重視してきた「どんなジャンルの楽曲でも楽しめる」というポイントがさらに向上しました。

続いて伊藤さんからは、ノイズキャンセリング機能の進化について説明がありました。WH-1000XM6では、周囲の音や気圧の変化はもちろん、帽子や眼鏡を着用していても自動で最適な静寂を保ってくれるとのこと。これで使うシーンを選ばなくなりました。

座談会イメージ

左からノイズキャンセリングを担当した伊藤さん、音質設計担当の鷹村さん、
360 Upmix for Cinema担当の山嶋さん、プロダクトデザイン担当の隈井さん

また山嶋さんは、6年もの開発期間を経て誕生した新機能「360 Upmix for Cinema」について熱く語ってくれました。この機能を使えば、スマホで映画を観ていても映画館にいるような立体音響が楽しめ、普段観ているアニメも劇場版のような迫力になるといいます。さらに使い方もアプリで「シネマモード」を選ぶだけと簡単だそうです。

最後に隅井さんからは、デザインへのこだわりが語られました。ユーザーの要望に応えて折りたたみ機構を復活。さらに長時間装着の快適性を考えてヘッドバンドを太くしたり、左右を間違えないようアシンメトリーデザインを採用するなど、使いやすさへの工夫が随所に見られます。

座談会イメージ

続いて、レコーディングを見学させていただいたKucciさんと江口さんも参加したトークショーも行われました。KucciさんはWH-1000XM6について問われると「普段使っているヘッドホンとは全く違う臨場感がある。特に観た映画のバイクの音がリアルすぎて感動した」と語り、江口さんも「スタジオの大きなスピーカーでしか聴けないような迫力が、ヘッドホンで体験できる」と絶賛しました。

また、ヘッドホンを選ぶポイントについて聞かれると、Kucciさんは「見た目が大事。身につけたときにテンションが上がるものがいい」、江口さんは「重さと装着感、そして使っていて没入できるかどうか」と、それぞれこだわりを教えてくれました。

立体音響イメージ

アプリを使って、立体音響を体験。
アーティストの生演奏に囲まれているかのような
没入感はたまらない

イベントの締めくくりには、タッチ&トライが行われ、参加者全員で360 Upmix for Cinemaを体験。ミュージックビデオと映画の立体音響化に驚きの声が上がりました。

立体音響イメージ

まず、スマホでミュージックビデオを再生すると、本当に音が前から、横から、そして上からも聴こえてくる!まるでアーティストの生演奏を目の前で見ているかのような感覚を覚えました。また、映画鑑賞時には、まるで映画館にいるかのような圧倒的な臨場感に包まれました。特に足元から響く低音は、まさに映画館で感じるあの響きそのもの。スマホの小さな画面で観ていることを忘れてしまうほどの深い没入感がありました。

さらに体験した方々からは「立体音響がここまでハイクオリティだとは思っていなかった」「擬似映画館の体験をどこでも可能にしたことに感動を覚えた」などの感想が聞こえてきたことも印象的でした。

立体音響イメージ

その他にも、歴代の1000Xシリーズのヘッドホン体験コーナーを楽しんだり、感想を参加者同士で興奮気味に語り合う姿が見られるなど、会場からは参加者のみなさんの感動と高揚感が伝わってきました。
最後に来場された方にはおみやげとして、SONYロゴ入りのタオルがプレゼントされました。

プレゼント

今回のイベントを通じて実感したのは、1000Xシリーズがいかにアーティストの意図に寄り添い、聴く人の感動体験を深めるモデルであるかということ。そのような気づきから、1000Xシリーズが持つ、確かなアイデンティティに深く感銘を受けたひとときとなりました。

  • ご愛用のヘッドホンで、
    立体音響がつくりだすリアルな空間を体験しませんか

1000Xシリーズでは、WH-1000XM4から360立体音響技術「360 Reality Audio 」が搭載されています。「360 Reality Audio 」は、一般的なステレオ音声と異なりボーカルや楽器、音一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。アーティストが意図する、没入感のある立体的な音場を体験できます。
ご愛用のヘッドホンで、アーティストの生演奏に囲まれているかのような没入感のある立体的な音場を体験しませんか。

360 Reality Audioイメージ
  • スマートフォンアプリ

    Sony | Sound Connect (旧Headphones Connect)

    360 Reality Audio を体験するには、
    Sony | Sound Connectのダウンロードが必要です。

没入感のある立体的な音場を、
こちらからお試しください

360 Reality Audio Sound Dive

音楽を愛する方に、
ぜひチェックしてほしい!

Play MUSICロゴ

ソニーと「もっと、音楽で遊ぼう。」をコンセプトに、
あなたと共創する新しい音楽体験のプロジェクト。

〜 今まで開催したイベントの
プロジェクトレポート 〜

  • レコーディング体験

    レコーディング体験イメージ

    March, 2025

    音楽制作のリアルを感じよう feat. 紫 今

    音楽愛にあふれる17名が、アーティストと共に音楽制作のリアルを感じた1日。サプライズでのレコーディング体験も。

  • アーティストとの協奏

    アーティストとの協奏イメージ

    October, 2024

    JUST ONE PLAY supported by LinkBuds Fit

    動画応募選考を通過した116名のパフォーマーが挑んだ、新曲「ウィスパー」のたった一回限りのLIVEパォーマンス。

Sony | Sound Connectアプリでは、今回のような特別なイベントの参加者を募集したり、ここだけのアーティスト情報や、アプリユーザー限定のキャンペーン情報などを受け取れます。
ぜひアプリをダウンロードして、今後のイベントにあなたも応募してみませんか。

  • Sound Connectロゴ
  • スマートフォンアプリ

    Sony | Sound Connect (旧Headphones Connect)

“PLAY the MUSIC”はソニーマーケティング株式会社と株式会社ソニー・ミュージックレーベルズとの協同プロジェクトです。

アーティストの想いに満ちる音。
サウンドエンジニアとの共創で実現した高音質を、世界最高クラスノイキャン*で。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット

WH-1000XM6イメージ

* ヘッドバンド型ノイズキャンセリングヘッドホン市場において、2025年3月1日時点。ソニー調べ、国際電気標準会議(IEC)基準に則る