LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOPイベントを終えて
山隈祐介氏 [静止画編]

photographer 山隈祐介 氏

α Universe editorial team

山隈祐介 / photographer 福岡にて写真を学び、スタジオアシスタントを経てウエディングの世界に。2017年には拠点を東京に移し、活動範囲を全国に広げる。2018/2019には全米最大のフォトコンペティションWPPIにてSilver Award受賞。そして撮影チームMOULAを立ち上げる。チーム一同、固定概念や撮影枠に捉われない考えをモットーに、日々目の前の被写体にシャッターを捧げている。https://www.instagram.com/yusukeyamaguma/https://moula-official.squarespace.com/

2025年12月、沖縄・宮古島にて、映像や静止画による「ストーリー性のあるクリエイティブ」を学ぶワークショップ「LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOP」が開催されました。参考: LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOPhttps://new-colors.co.jp/legendary-2025-creative-workshop-vol-3/本プロジェクトは、ブライダル業界の第一線で活躍するビデオグラファー次石氏とフォトグラファー山隈氏が共同で主催。ソニーマーケティングは、シネマティックな表現と機動力を両立するFX2などの撮影機材やサービスのサポートという形でこのクリエイティブな挑戦に並走させていただきました。本記事では、主催者の一人である山隈氏へのインタビューをお届けします。なお、共催の次石氏によるインタビュー記事は、以下のリンクより併せてご覧ください。LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOPイベントを終えて 次石悠一氏 [映像編]

――今回のイベント開催の経緯と、若手クリエイターに伝えたかった「想い」は何でしょうか?

今回のワークショップは、「おもしろいものを本気で創ろう」「アートを追求しよう」という純粋な衝動が原点でした。ウェディングは一発勝負でありながら、日々の業務の中で表現が作業になってしまう瞬間もある。だからこそ宮古島の自然に身を置き、FX2を手に、光や風、感情に正直に反応しながら「感じて、自分から生み出して、撮る」時間をつくりたかった。技術は手段でしかなく、何を感じ、どう残したいのかが表現を決める。次石氏との異なる視点を交差させることで、正解のない創作の面白さと奥行きを次の世代のクリエイターに届けられたと思っています。

――普段αで撮影されていますが、今回のワークショップではFX2での撮影に挑戦いただきました。実際に使って撮影されてみて、いかがでしたか? 実際に使ってみてまず感じたのは、現場で迷わなくていいカメラだということです。強い日差しの中でも高精細なファインダーで露出やピントを正確に追い込めるので、感覚に集中できる。(有効約)3300万画素*1とAIプロセッシングユニット搭載による被写体認識は静止画でも非常に優秀で、構図や一瞬の表情に意識を向けられました。近年は写真と動画の両立が求められる現場も増えていますが、FX2はその切り換えが自然。長時間の撮影でも安心感があり、FL2やFL3のクリエイティブルックは取って出しでも完成度が高く、表現のスピードを確実に上げてくれると感じました。

*1 静止画撮影時。動画撮影時は、有効約2760万画素

FX2,FE 35mm F1.4 GM 35mm,F3.2,1/200秒,ISO200
FX2,FE 100mm F2.8 Macro GM OSS 100mm,F4.5,1/160秒,ISO200

――今回、FE 100mm F2.8 Macro GM OSSをはじめとするG Masterもいくつかお試しいただきましたが、印象はいかがでしたか? FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは、まず描写の美しさに素直に驚かされました。1.4倍まで寄れるマクロ性能はもちろんですが、このレンズの本質は、ただ細部を写すのではなく、被写体の存在感や温度まで描き出せる点にあると感じています。解像感は非常に高いのに硬さはなく、肌や水滴、質感のグラデーションが自然につながる。そのおかげで、意図的に寄ることで、普段は見過ごしてしまう感情や空気をすくい取れる感覚がありました。マクロという枠を超えて、表現そのものを一段深めてくれるG Masterらしい一本だと思います。

――ワークショップ期間中に制作されたご自身の作品コンセプトとソニーの機材が果たした役割について教えてください。

FX2,1/1600秒,ISO50
FX2,FE 35mm F1.4 GM 35mm,F3.2,1/200秒,ISO100

作品タイトルは「輪廻転生」。ワークショップ自体の「いのち、life」というテーマに対して、最初から答えを決めるのではなく、考えては壊し、組み立ててはまた疑い、その過程ごと作品に落とし込もうとしました。宮古島の光や湿度、風、その場で立ち上がる感情に身を委ねながら、表現は当日も更新され続けていった。ソニーの機材は、その揺らぎを止めずに受け止めてくれる存在でした。高精度なAFや描写力に判断を委ねることで、私は光の質感や構図、感覚に集中できた。思考と感情の痕跡を、そのまま像として閉じ込められたと感じています。

――最後に総評をおねがいします FX2は、写真と動画の両立を求められる現場で、判断を機材に委ねながら表現に集中したいクリエイターに強く刺さるカメラだと思います。細かな改善要望はありますが、それを上回るスピードで進化し続けるソニーの姿勢には、今後も大きな期待を感じています。私自身、新しい技術や機能を柔軟に取り入れ、できなかった表現を可能にしていくことを大切にしています。このワークショップは、その姿勢を改めて確認できる時間でした。機材だけに頼るだけでなく、なぜこの景色をこのカメラで撮るのかという想いを忘れず、これからも “wow”を届けていきたい。また宮古島、COLOR BALANCEで再会できる日を楽しみにしています。

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