
LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOPイベントを終えて
次石悠一氏 [映像編]
ビデオグラファー/Tomato Red Motion代表
次石悠一 氏
次石 悠一 / ビデオグラファー・Tomato Red Motion代表 ウェディングビデオグラファー歴19年。丁寧なヒアリングをベースとした「結婚を決めたふたりの想い」を伝える鮮烈で美しい映像は強い共感を呼び、これまでのウェディングムービーにはなかった新たな世界観として評価されている。現在は世界各国への撮影依頼もあり、活動の幅を広げている。
2025年12月、沖縄・宮古島にて、映像や静止画による「ストーリー性のあるクリエイティブ」を学ぶワークショップ「LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOP」が開催されました。参考: LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOPhttps://new-colors.co.jp/legendary-2025-creative-workshop-vol-3/本プロジェクトは、ブライダル業界の第一線で活躍するビデオグラファー次石氏とフォトグラファー山隈氏が共同で主催。ソニーマーケティングは、シネマティックな表現と機動力を両立するFX2などの撮影機材やCreators’ Cloudのアプリ「Catalyst Prepare」といったサービスの提供、サポートという形でこのクリエイティブな挑戦に並走させていただきました。
本記事では、主催者の一人である次石氏へのインタビューをお届けします。なお、共催の山隈氏によるインタビュー記事は、以下のリンクより併せてご覧ください。LEGENDARY 2025 CREATIVE WORKSHOPイベントを終えて 山隈祐介氏 [静止画編]
――今回のイベント開催の経緯と、若手クリエイターに伝えたかった「想い」は何でしょうか?コンセプトは、『自分らしい映像の表現方法を学ぶ』です。世の中にはたくさんのTIPSがありますが、それを真似ているだけでは、自分らしい映像は作れない。テーマをどう解釈し、どう落とし込むか、そこにその1歩があるとおもっています。さらにウェディングはやり直しがきかない一発勝負の世界です。技術はもちろんですが、刻一刻と変わる光や感情を逃さない『対応力』を若手に伝えたくて開催しました。私と山隈氏、それぞれの視点から、思考プロセスを共有することで、業界全体のレベルアップに繋がると考えたからです。参加者が真剣な眼差しで撮影する姿を見て、技術の継承の大切さを改めて実感しました
――普段α7S IIIで撮影されていますが、今回のワークショップではFX2での撮影に挑戦いただきました。実際に使って撮影されてみて、いかがでしたか? 使ってみて、FX2の最大の利点の一つは、高精細なファインダーを搭載している点と思いました。日差しの強い屋外の撮影現場では、背面モニターだけでは正確な露出やピントの確認が困難な場面も多いですが、FX2ならしっかりとファインダーをのぞき込んで視認できるため、まぶしい環境下でもミスなく、意図通りの絵作りを追い込むことができました。
――今回のワークショップでは、撮影後のワークフローを効率化するために、ソニーのPCアプリ「Catalyst Prepare」を活用いただきました。特に新機能の「音源分離機能」については、いかがでしたでしょうか?
Catalyst Prepareとは?高品質な映像表現を支援する、ソニーの動画制作ツール撮影時に記録された情報を活用し、編集ワークフローを効率化します詳細はこちら:https://creatorscloud.sony.net/catalog/ja-jp/catalyst/index.html
実際に浜辺で撮影したシーンで試したのですが、背後で鳴り続ける強い波の音や風の音の中から、女性の話し声だけを驚くほどクリアに抽出してくれたのには驚きました。
本来、こうした音声収録は、静かなスタジオで行うのが理想ですが、この機能があれば、ウェディングの会場などで、簡易的に収録せざるを得ない場面でも、スタジオクオリティに近づけることができるとおもいます。また、普段の編集には Adobe Premiere Pro を使っているのですが、対応するCatalyst Prepare のPluginがあるとのこと。音源分離機能は残念ながらPCアプリ限定の機能ですが、手ブレ補正はPlugin版で使えるようなので、精度も非常に高いと聞いていますので、今後の制作では、さらに手ブレ補正なども使いこなしてみたいですね。
――ワークショップ期間中に制作されたご自身の作品コンセプトとソニーの機材が果たした役割について教えてください。
タイトル:「AWAI」
今回のワークショップのテーマがいのち-Life-でした。それを受けて、それぞれのビデオグラファーの視点で動画を制作しました。ソニーのG Masterで写真のような美しいぼけ味を動画でも再現でき、被写体の感情をより際立たせることができました。特に瞳AFの精度が凄まじく、動きのあるシーンでもピントを機材に任せ、私は構図と光の入り方に100%集中することができたのが、このクオリティに繋がったと感じています。――最後に総評をおねがいします数値的なスペックや理論以上に、被写体を前にした瞬間の「あ、これを撮りたい」という衝動に、迷いなく応えてくれることを機材選びで最も重視しています。映像制作はまず作り手の解釈や感性ありきで、その感覚から映像を立ち上げていくものです。ソニーの機材や機能は、余計な意識を奪うことなく制作に没頭させてくれます。かつて理想でしかなかった表現を技術が可能にし、それをどう活かすかは制作者のセンス次第。これからも創り手の感性に寄り添い、新たな表現の可能性を切り拓いてくれる存在として、ソニーの挑戦に期待しています。
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