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Majestic TRAIN- 威風鐵道 -
鉄道写真家 中井精也 氏 × α7R III Vol.4

ドラマチックな鉄道写真をコンセプトに、中井氏が撮る心に響く鉄道風景をデジタルカメラマガジンとのタイアップ企画として毎月コラム形式でお届けします!

α Universe editorial team

みなさんこんにちは。鉄道写真家の中井精也です。 さて第4回目となる「威風鐵道」の被写体は、東北新幹線です。数え切れないほど撮影してきた被写体ですが、何度レンズを向けても、撮りきった感がないほどに魅力的な被写体です。ところで、もしかしたら僕は自由気ままに撮影地へ赴いていると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は無意識に同じ場所に行って同じような写真を撮りがちだったりします。(笑)今回は、そんな状況を打破すべく、撮影状況そのものを変えてみることが一番!と思い立ち、雨が降りしきる中、それでも懸命に走る東北新幹線の姿に挑んでみることにしました。 今回ご覧いただく最初の1枚です。

α7R III, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS + 2X Teleconvertor ,F11,1/640 秒,ISO400

撮影場所は、福島駅の近くにある保線用の入り口付近です。新幹線の撮影では、先ず撮影場所をいかにして見つけるかが、成功の大きな鍵を握ります。 さて何度かテスト撮影をしていて気づいたことが、フルスピードで走る「はやぶさ+こまち」号のスパーク。スパークは、架線とパンタグラフが接触した瞬間に起きる現象で天候にかかわらず発生しますが、荒天の薄暗い状況で見ると格別に美しいと思い、このスパークを主題にして撮ることにしました。 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSに2倍のテレコンバーターを装着し、さらにAPS-Cクロップ機能を使って約1,200mm相当の超望遠で撮影しました。圧倒的な迫力を持つ構図となったことで、さらにスパークの美しさを強調できたと思います。

※撮影ポイントを吟味中の中井氏

2枚目の写真は、遠景からスパークを狙うことにしました。 場所は岩手県の一ノ関駅に近い、北上川を一望する展望台です。一関市の夜景をバックに、フルスピードで東京を目指す「はやぶさ+こまち」号を焦点距離およそ300mm、シャッタースピード1/6秒で流し撮りました。 列車に合わせてカメラをパンしながら、スパークが起こることを祈りながらの撮影です。 結果は・・・。 まさに望んだタイミングでスパークが輝いてくれました!

α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F5.6,1/6秒,ISO5000

3枚目の写真になります。 時間はさかのぼって、明るい時間帯で焦点距離およそ500mmで流し撮りをした写真です。トラス橋よりも、新幹線が目立つように1/8秒という低速シャッターで流し撮りしています。 αは手ブレ補正機能が優秀なので手持ちで流し撮りしても全く問題ありませんが、この写真ではトラス橋と絡めて構図を追い込もうと考えたので、三脚を使用しました。 トラス橋の見え方を確認しながら、三脚を少しずつ傾けて、カメラのパンと新幹線の進行方向ではシンクロするよう調整して撮影しています。

α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F14,1/8秒,ISO200

そして今回ご覧いただく最後の写真です。

α7R III, FE 24-70mm F2.8 GM ,F8,1/400秒,ISO200

意識的に撮影状況を変え、雨が降りしきる天候に挑んだからこそ気付くことができたスパークという魅力的な現象。そのほかにも晴天時とは異なる素敵な風景に出会うことができました。もし皆さんが自分の写真にマンネリ感を覚えるようなことがあったら思い切って撮影する状況を劇的に変えてみてください。たとえ行き慣れたいつもの場所だったとしても、きっと素敵なテーマに出会えるはずです。ただし必ず安全第一で挑戦することは、言うまでもありません。 それでは来月もこの場所で!中井精也でした。

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