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星景写真に求められるものを余すことなく盛り込んだレンズ
北山輝泰 氏 × FE 20mm F1.8 G

α Universe editorial team

北山 輝泰/写真家 東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。
天文台インストラクター、天体望遠鏡メーカー勤務を経て、2017年に写真家として独立。
世界各地で月食や日食、オーロラなど様々な天文現象を撮影しながら、天文雑誌「星ナビ」ライターとしても活動。また、タイムラプスを中心として動画製作にも力を入れており、観光プロモーションビデオなどの制作も行っている。星空の魅力を多くの人に伝えたいという思いから、全国各地で星空写真の撮り方セミナーを主催している。
セミナーでは、ただ星空の撮り方を教えるのではなく、星空そのものの楽しさを知ってもらうために、星座やギリシャ神話についての解説も積極的に行なっている。

持った瞬間「軽い!」というのが、FE 20mm F1.8 Gの第一印象でした。ただその軽さはチープなものではなく、しっかりと作り込まれていることが分かるもので、さすがGレンズという印象です。また、サイズもコンパクトなため、カメラバッグのインナースペースを侵食することもなく、登山を含む徒歩での長距離移動や海外遠征をして星景写真を取って行く私のスタイルにちょうど良いレンズです。α7シリーズなどのフルサイズミラーレス機はもちろんのこと、APS-Cサイズのカメラに装着時のバランスが良いのもグッドです。さらに、絞りリングが搭載されていることにより、目の前の露出の変化に即座に対応ができるため、日没から星空のタイムラプスなどの印象的なシーンの撮影の際にも活躍しています。

α7 III,FE 20mm F1.8 G 20mm,F1.8,15秒,ISO400

星景や天体写真は、最もシビアにレンズの解像力が試される被写体ですが、FE 20mm F1.8 Gは非常に優れた解像力を維持していると思います。星景写真の撮影で気になる「サジタルコマフレア」と「周辺減光」に関しても高いレベルで抑制されているので、私は開放F1.8から気にすることなく使うことができています。より画質をあげるために一段分絞ったとしてもF2.5ですから、非常に使い勝手のいいレンズです。また、月明かりが照らす夜に、逆光状態で月を撮影しようと思った時、ゴーストが気になって構図が制限されてしまった経験は誰しもがあるかもしれませんが、FE 20mm F1.8 Gに施されているナノARコーティングのおかげで、ゴーストの発生をギリギリまで抑えたクリアな写真を撮影することができ、創作活動の幅がぐっと広がっています。

α7 III,FE 20mm F1.8 G 20mm,F1.8,5秒,ISO1000

星景写真の撮影でよく使う画角は、14mm〜24mmの超広角域です。この焦点域を使って撮影する代表的な被写体は夏の天の川ですが、20mmは天の川銀河の中心部分と風景を一緒に撮影する際にちょうど良い画角になります。さそり座の一等星であるアンタレス付近にある散光星雲や、天の川銀河の中心部分にある干潟星雲なども、FE 20mm F1.8 Gを使えばその存在をはっきりと撮ることができます。また、F1.8という開放F値もあらゆる場面で威力を発揮します。新月の暗い夜で、満点の星空が目の前にある状況で、ISO感度を上げるかシャッタースピードを遅くするか、どちらかの選択を強いられた時、F1.8であれば、ISO感度をそこまで上げることなく、またシャッタースピードも速く星像を点像で撮ることができます。赤道儀などを使わずに撮影できるのは、フィールドを動き回りながら撮影したい時には大きなメリットです。

α7 III,FE 20mm F1.8 G 20mm,F1.8,13秒,ISO5000

αシステムで私が最もよく使う機能である「ブライトモニタリング」機能は、星景写真の構図合わせをする上で欠かせないものです。F値が明るくなればなるほど、ブライトモニタリング時のライブビューの情報量が増えるため、構図合わせのストレスがなくなります。それと同時に、ライブビューで視認できる星の数も増えますので、マニュアルフォーカスのピント合わせをする際、基準となる星を探しやすいというメリットもあります。また、リニア・レスポンスMFを搭載したことで、フォーカスリングの挙動が従来のレンズよりも向上し、星の厳密なピント位置を探る際に役立っています。67mm径のフィルター取り付け用のねじ溝も切られているため、ソフトフィルターを併用した撮影も行うことができ、情景豊かな作品を撮ることもできます。

α7 III,FE 20mm F1.8 G 20mm,F1.8,15秒,ISO6400

FE 20mm F1.8 Gは星景タイムラプスの撮影時にも活躍します。基本的な星景タイムラプスの撮影方法は、15秒程度の露出で150枚〜300枚ほど撮影し、数秒分の動画素材を撮るという流れですが、F値が暗いレンズの場合、短い露出時間で適正露出で撮影するためにISO感度を上げなければならず、出来上がりの動画がノイジーになってしまいます。一方、ISO感度の代わりにシャッタースピードを遅くすると、それだけ撮影時間もかかってしまいますし、一枚あたりの星像の流れも気になってきます。このため、星景タイムラプス撮影には、開放F値が明るいレンズというのが非常に有利で、FE 20mm F1.8 Gは最適なレンズと言えます。

私がαシステムを取り入れている理由は大きく3つあります。まず、フルサイズセンサーなので高感度が躊躇なく使えること、ブライトモニタリングなどの魅力的な機能が搭載されていること、α専用設計の豊富なレンズラインアップがあることです。刻々と変わる空模様の中、いかにスピーディーに目の前の星空を切り取っていけるかが重要で、αシステムは私には欠かせないものになっています。そして今回そのラインアップに新しく加わったFE 20mm F1.8 Gは、携帯性、描写力、そして星景写真を撮影する上で求めるスペックを余すことなく盛り込んであり、星景アクティブユーザーにはもちろんのこと、これから始めようと思っているビギナーにもオススメの一本と言えます。

α7 III,FE 20mm F1.8 G 20mm,F1.8,15秒,ISO1600

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