心の中のコスモスを
写真で表現したい
コンパクト・高性能なデジカメで
息を吸うように写真を撮る

ヴィジュアルアーティスト Takako Noel 氏

Have a nice PHOTO!掲載記事の転載

Takako Noel / ヴィジュアルアーティスト 1991年東京生まれ。メキシコと日本を拠点に活動。自身のメキシコでのシャーマニックな療法体験やユングの心理療法をもとに、現代社会の中で忘れられた神話を織り交ぜ、写真を通し人間の精神の浄化・癒しのプロセスを表現する。

儚さと強さ。鮮烈さと静寂。朧げな空気感と鋭さ。Takako Noelは目の前の繊細な光を写しとる。神秘的な世界観が写真から立ち上がる。ファッション、エディトリアル、コマーシャルなどジャンル横断的に活躍するヴィジュアルアーティスト、Takako Noel。「生と死、魂はどこから生まれどこに向かうのか」を主題に写真を撮り続けている。「ずっと『意識』と『無意識』に興味があって。写真は無意識が表れる箱庭のようなもの。それぞれが持っている心の中のガーデンは美しい。私の写真は、意識によって作られた社会の中で曇ってしまった無意識の美しさを再構築するビジュアルメディスンでありたい」。そう語るNoelさんが今回撮影に使用したのはソニーのRX1R III。2025年8月に発売されたばかりのレンズ一体型高性能コンパクトデジタルカメラだ。NoelさんがRX1R IIIを使って驚いたのは、その小ささと軽さ。「複数のレンズを持っていかなければならない現場でも1台でこなせる。機動性は抜群です」。そして、レスポンスの速さ。「直感的に操作できるインターフェース、AFのスピードと精度の高さが気に入りました。一枚の葉のゆらぎまで瞬時に的確に捉えてくれる」。描画性能の高さも満足がいくものになっているという。「有効約6100万画素の解像力はクロップしても画質が破綻せず、色彩も豊富。デジカメで撮った画像は乾いた雰囲気になりがちだけれど、RX1R IIIでは潤いが現れる。開放F2時のぼけ味も美しい。肌のしっとりした透明感の表現が秀逸なので、ポートレートにも向いていると思います」。普段からコンパクトフィルムカメラで作品制作しているNoelさんにとって、携帯性、高速かつ精度の高いフォーカシング、豊かな描写力のどれが欠けても成立しない。「私がカメラに求める一番の要素は、無意識に、息を吸うようにシャッターを切れること」。その一瞬にしか現れない心の中のコスモスを写真で表現するNoelさんに、RX1R IIIは絶好のカメラなのかもしれない。

手のひらに収まるコンパクトさに加え、コントロールリングやダイヤルの操作のシンプルさも撮影時の機動力につながっている。

RX1R III,35mm,F8,1/100秒,ISO800
RX1R III,35mm,F7.1,1/160秒,ISO160

記事で紹介された機能の詳細はこちら

記事で紹介された商品はこちら

ワンクリックアンケートにご協力ください

記事一覧
最新情報をお届け

αUniverseの公式Facebookページに「いいね!」をすると最新記事の情報を随時お知らせします。

閉じる