
魚住誠一のWho’s Next Vol.5
反田葉月 & 黒嵜菜々子 Tanda Hazuki & Kurosaki Nanako
写真家 魚住誠一 氏
反田葉月(たんだ・はづき)2001年生まれ。広島出身。アクターズスクール広島に小学校4年で入所。原宿でスカウトされ高校入学と共に上京。アイドルグループ活動を経て、声優・女優としてソロ活動。2024年にはソロデビュー曲『ストロボ』を発表し、歌唱力も注目されている。黒嵜菜々子(くろさき・ななこ)2003年生まれ。東京出身。父と兄の影響で3歳から野球を見てきたジャイアンツファン。所属していた芸能プロを高校進学時に辞めて念願の野球部マネージャーに。遠方のグランドに通うために毎日3時起き、交通費を稼ぐために夜はバイトの超ハードな2年間をやりきって再び芸能界へ復帰しアイドル活動へ。「Root mimi」■InterFMレギュラー番組『Root mimiのminiじゃなくてmimiだよラジオ』■Root mimi 1st ワンマンライブ『ルトミパーク♡』2025年10月17日(金)/横浜1000CLUB/open 18:00 start 18:45撮影 魚住誠一文:宮本和英
無数ともいえるアイドルグループがひしめき合う芸能界で、今年5月にまた新しいアイドルグループ「Root mimi 」がデビューした。「palet」「なんきんペッパー」を経て声優、女優として活躍してきた反田葉月と、「Peel the Apple」の中心だった歳黒嵜菜々子を中核とする7人グループである。そもそもこの「Root mimi」結成の成り立ちが少々変わっている。なんとメンバーの黒嵜菜々子のプロデュースによって結成されたのだ。しかも憧れの先輩だった反田葉月を口説き落としてグループの中心メンバーに据えたという経緯。後輩が先輩アイドルを口説いて一緒にアイドルグループを結成したといのだから、面白くないですか?
ということで、まずプロデューサーの黒嵜菜々子ちゃんからご紹介!黒嵜が事務所社長に自分が理想とするアイドルグループを作りたいと熱弁、それが認められてプロデューサーとしてメンバーを集めた彼女は、実は根っからの野球大好き少女で高校の2年間野球部マネージャーとして朝3時起きの毎日を送ったという頑張り屋。始発で高尾山にあるグランドでの朝練、そのあと中野にある学校、放課後はまた高尾山へ。家に帰ってからは、遠方のグランドに通う交通費を稼ぐためのバイトまで!凄いJKです!マネージャーをやり切って、その後アイドル活動に入っても常に目標を立てて熱血、情熱、努力で達成してきたという。
続いて、黒嵜が憧れていた反田葉月ちゃんのご紹介!「ダンスをやりたい」と小学校4年でアクターズスクール広島に入所、中学生のときに遊びに行った原宿でスカウトされ、アイドルと女優を目指し、希望に満ち溢れて高校入学と共に上京。2017年アイドルグループ「palet」に加入するもアイドル活動の難しさを知り、「歌で目立とう!」と毎日カラオケに通って特訓。そのかいあって「palet」解散前の最後の曲でメインボーカルに。解散後はソロ活動で、念願のお芝居でドラマ出演を果たし、芝居の楽しさに目覚めたという。2018年「なんきんペッパー」結成に参加、アイドル×YouTuberとして活動し、翌年の解散後は女優や声優、弾き語りなど多彩に活動していたところ、黒嵜からの「ハーちゃんとやりたい!」と要望された。最初はアイドル界と声優界のファン層の違い、ライブの雰囲気の違いなどから「お断りの感じ」だっただというが、3ヶ月も熱心に口説かれ続けて、ついにベテランアイドル反田の気持ちに火がついた!
黒嵜によれば、「はーちゃんはずっと憧れの先輩だったけれど、ハーちゃんのプロ意識の高さがすごい、この人がいれば新しいメンバーの刺激になる」とプロデューサーならではの感想。反田は「3ヶ月口説かれている中で何度も話したし、どんなグループにしていくのか、だんだん固まっていって、後輩がプロデュースするのが逆にいいのかも、と思えるようになった。私も24歳で最後のアイドル挑戦です」と語る。
2人が引っ張る「Root mimi」が目指すは上品、清楚な王道アイドル。メンバー7人が一味違うアイドルグループを目指して、9月からは定期公演が決まり、10月17日にはファーストワンマンライブも開催された。後輩プロデューサーと先輩エースがタッグを組んでメンバーを引っ張って走り始めました!
使用機材
使用カメラ SONY α7R V使用レンズ SONY FE 28-70mm F2 GM
魚住誠一コメント
G Masterレンズの新しい大口径ズーム。開放F2の明るさはポートレートに最適。女の子が眩しくない薄暗い光が回っている条件では明るいレンズが必要になります。そこで得られる空気感がこのレンズにはあるのです。上品なぼけ味が開放から息を呑むようなイメージで描写されます。そしてこのレンズは28mmのワイド側が凄く素直な絵を出してくれます。ポートレートに最適な70mmまでの中望遠をカバーしているので最近はこれ1本で現場に行くことが増えました。ズームの便利さを理解してさらにカメラマンの機動力をプラスして撮るポートレートは最強になりますね。
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