失くしたものと引き換えに新しい世界を与えてくれたカメラ。

片手が不自由な私にとって、カメラやレンズを選ぶ時に1番重要なのは「軽いこと」。カメラに興味を持ち始めた当時「世界初フルサイズミラーレス」と大きく書かれた店頭で私の選択はα7一択だった。それ以来αシリーズを使い続けている。何本かの指の感覚があまり無い私にとって、自分の使える指の使いやすい所に使いたい機能を振り分けられるカスタムキーも大きな魅力。ファインダーを覗くのですら普通の人より工夫が必要な為、都合の良い位置でカメラを構えられるチルト可動式のライブビュー画面は無くてはならない存在。頭で考えずともその時に表現したい設定を感覚で呼び出せるダイヤル操作は撮りたいものを撮りたい時に記録してくれる。失くしたものと引き換えに新しい世界を与えてくれたカメラ。これからもαと共にこの先の人生を歩んでいきたいと思う。