●3つの新開発デバイス
「正確な色」、「正確な画像」、「高い信頼性」を極めるため、以下の3つのキーデバイスを開発しました。
・BVM専用パネル（フルHD解像度、10ビットドライバー、ハイフレームレート）
・プレシジョンバックライトシステム（高純度LEDによる広い色域、優れた白の均一性、安定性）
・業務用ディスプレイエンジン（12ビット出力精度、低遅延の高画質I/P変換、高精度カラーマネジメントシステム）

●マルチカラースペース対応
高純度LEDを使用したプレシジョンバックライトと独自の3D LUT（Look Up Table）を使用したカラーマネジメントシステムにより、放送規格 EBU、SMPTE-C、ITU BT.709、各色域の正確な再現を目指しました。またより広色域のデジタルシネマ向けの色域にも対応しています。

●高精度I/P変換表示
細分化されたブロック単位で画像の特徴を検出し、適切な処理をすることで、原画の忠実でジャギーや変換エラーを抑えた高画質を実現します。過去の映像信号から動画・静止画の判別を行うことで信号遅延を抑えた動き適応処理を実現しています。

●プレシジョンバックライトシステムを搭載
高純度LED採用により、広色域を実現するとともにユニフォミティと色の変化をフィードバックするメカニズムを搭載しています。

●インターレース、黒挿入表示
・インターレース信号をI/P変換処理を通さず、インターレース画像として表示することができます。より本来の信号方式に忠実で、CRTのような質感のある画像が得られます。
・LCDの表示方式に起因する動画の残像感を、最大120Hzまでの倍速駆動の1フレーム毎に、黒フレームを挿入することで大幅に低減します。

●3G-SDI インターフェースに対応
3G HD/SD-SDI 2入力アダプター『BKM-250TG』に対応しています。
『BKM-250TG』を装着することで、3G-SDI入力やデュアルリンクHD-SDIに対応、また8CHのオーディオレベルメーター（入力は16CH対応）、VITC、LTCを表示できます。

●多彩な信号フォーマットに対応
480/60i から1080/60pまで、デジタルシネマ（D-Cine）の2,048×1,080/24p、さらにWUXGA（1,920×1,200）までの各種コンピューター信号に対応します。インターフェースにはDVI-D（HDCP対応）と4つのオプションスロットを搭載しています。

●新機能「ピクチャー&ピクチャー表示」を搭載
2つの入力信号をモニター単体でピクチャー&ピクチャー表示することができます。
・サイドバイサイド
・ワイプ
・バタフライ
・ブレンディング

●その他の搭載機能
・スキャン切り換え／ネイティブ表示
・アスペクト切り換え
・セーフティーマーカー、アスペクトマーカー機能