法人のお客様放送・業務用モニターBVM-X300特長
特長

4K(4096×2160ピクセル)有機ELパネル

Digital Cinema Initiativesで定められている4096×2160ピクセル解像度の30型有機ELパネルを搭載。映像制作における、編集、グレーディング、VFX・CG 制作、カメラ調整、品質管理やクライアント確認用のモニターなど映像制作の基準器として使用いただけます。また、企業や大学などの商品開発や研究、産業用途などにも使用いただけます。

DCI-P3およびITU-R BT.2020の色域に対応

独自の広色域有機ELパネルと独自のカラーマネジメントシステムにより、業界トップクラスの広色域を実現します。デジタルシネマの規格DCI-P3の色域を包含し、UHD(Ultra HD)の放送規格ITU-R BT.2020の色域に対応します。また、ソニーが定義する広色域規格S-Gamut3、S-Gamut3.Cineや従来の放送規格ITU-R BT.709、EBU、SMPTE-Cにも対応し、放送用途から映画制作における広色域映像をモニタリングできます。

HDMI、3G/HD-SDI×4入力 2系統を搭載

標準でHDMI(HDCP 2.2対応)入力、2系統の3G/HD-SDI×4入力のインターフェースを搭載(*)し、スクエアディビジョン信号と2サンプルインターリーブディビジョン信号に対応します。3G/HD-SDI×4本で3840×2160/24、25、30、50、60pまでと4096×2160/24、25、30、48、50、60pの信号までを表示できます。また、4K/QFHD表示のほか、2K/HDズーム表示に対応しました。

* Ver.2.0以降、Ver.2.0未満は3G/HD-SDI×4 1入力のみ。ソフトウェアのアップデートおよびインターフェースの追加は、有償サービスにて対応可能です
※ 画像はイメージです

コントローラー一体型による操作性向上

本体前面に、入力切替ボタン、7つの機能の割り当てができるファンクションボタン、ダイレクトに色調整が可能なマニュアル調整ボタン・つまみ、LED自照式ボタン(オン/オフ)などの機能を搭載。
従来の操作性を踏襲しつつ、シンプルな操作を可能にしました。

BKM-17Rによるリモートコントロールにも対応

オペレーターから離れた場所に設置されたモニターや、複数台のモニターをBKM-17Rから操作することが可能です。

ハイダイナミックレンジ(HDR)表示

ソニー独自の有機ELパネルによる高コントラストの実現に加え、モニターのピーク輝度を上げることによりHDRの映像を表示します。従来のモニターでは表現できなかった、車内の映像と明るい車外の映像を同時に表示でき、暗部からハイライトまで黒つぶれ、白とびすることなく表示できるため、映像制作における映像表現の幅が広がります。

※ 画像はイメージです

さまざまな規格に対応するガンマモード搭載

2.2、2.4、2.6、CRTのガンマモードの搭載により、放送規格、デジタルシネマのガンマをサポート。CRTガンマでは、弊社CRTモニターのBVM-Dシリーズ、BVM-Aシリーズに近い表示を実現しました。また従来から搭載しているガンマに加え、HDRのEOTF(*)として、2.4(HDR)、S-Log2(HDR)、S-Log3(HDR)、S-Log3(Live HDR)、SMPTE ST 2084(HDR)、ITU-R BT.2100(HLG)、RGB(SG 1.2)を搭載しています。

* Electro-Optical Transfer Function:CRTに代表されるガンマカーブやLogカーブなどを含めた総称です
※ Ver.1.1にて、SMPTE ST.2084を追加
※ Ver.1.2にて、HLG SG 1.2(HDR)、HLG SG Variable(HDR)を追加
※ Ver.2.0にて、S-Log3(Live HDR)を追加
※ Ver.2.1にて、「HLG SG Variable(HDR)」の名称を「ITU-R BT.2100(HLG)」に変更。「HLG SG 1.2(HDR)」の名称を「RGB(SG 1.2)」に変更

2K/HD信号の表示

ネイティブスキャン表示

画素コピーによる拡大表示を行います。インターレース信号はI/P変換処理を通さず、黒のラインを挿入することでインターレース画像として表示することができます。より本来の信号方式に忠実で、CRTのような質感のある画像が得られます。

※ 画像はイメージです

スケーリング表示(Ver.1.1以降)

画素補間を行ったスケーリング表示によりジャギーの少ない映像で確認できます。

ユーザープリセット

複数のユーザーが同じモニターを使用する場合やHDR/SDR/DCIなどの運用に合わせて設定変更する場合、ユーザーごとに設定値を記憶することができ、必要な時に設定データを呼び出すことが可能です。ユーザープリセットは、5つまで記憶できます。

インプットセッティングのメモリー、簡単呼び出し

インプットセッティングの項目(色域、EOTF、RGBレンジなど)をメモリーすることができます。入力ボタンを押すことによる切り替え、もしくは、Fキーでダイレクトに切り替えることができます。Ver.2.2より、インプットセッティングの項目にユーザープリセットが加わり、HDR/SDR/DCIなど運用に合わせた入力一括切替が可能です。

※ 4K・2K SDI1/4K・2K SDI2/HDMIそれぞれ、Ver.2.1までは5つ、Ver.2.2以降は8つ記憶できます

ガマットマーカー

色域がITU-R BT.2020に設定されている時に、ITU-R BT.709もしくは、DCI-P3の色域より外側の信号をゼブラパターン(黒もしくは白黒)で表示します。従来の規格で再現できない色域を一目で判断することができます。

マーカーセッティング

アスペクトマーカー、エリアマーカー、センターマーカーの表示に対応。ファンクションキーに割り当てることで、表示のオン/オフを簡単に切り替えることが可能です。Ver.2.0よりエリアマーカーはセーフエリアマーカーに加え、フレキシブルエリアマーカーにも対応。サイズ・位置・色・太さなど自由な設定ができます。5つまで記憶でき、ファンクションボタンから1クリックで呼び出せます。

パスワードロック

色温度の「User1」とユーザープリセットの「User Preset1」に保存した設定の変更が効かないように、パスワードで保護できます。

起動設定(パワーオンセッティング)

電源投入後のモニターの設定状態を、ラストメモリーもしくはユーザープリセット1-8から呼び出すことができます。

フリッカーフリーモード

有機ELパネルは、優れた動画応答性とスキャニング(走査)駆動によって、動画のぶれや残像の少ない映像を実現します。このスキャニング駆動により、垂直周波数の低い入力信号(24p/PsF、50iなど)においては、フリッカー(画面のちらつき)が見えることがあります。その場合はフリッカーフリーモードを使用することで、フリッカーを抑えることができます。

プローブ対応の高精度キャリブレーション機能(Ver.1.1以降)

工場出荷時に、色度、ガンマ、色温度やユニフォミティー特性のパネル個体差を個々に測定管理し、その個体差を吸収して最適な調整を行うことで、精度の高い画質を実現しています。また市販のプローブを使ったホワイトバランスの自動調整も可能です。

■動作確認済みの他社製品
コニカミノルタ社 ディスプレイカラーアナライザ
CA-410(*) / CA-310
お問い合わせ先:コニカミノルタジャパン株式会社
センシング事業部
TEL:03-6342-1010

CA-410 CA-VP427
CA-410 CA-VP427

* CA-410 CA-VP427(プローブ)は、データプロセッサーなしに、PCとソフトウェアCA-S40で測定が可能です
※ 自動調整機能を使用するには、USB端子を装備したPCと、ソニー製ソフトウェア“Monitor_AutoWhiteAdjustment”が必要です
“Monitor_AutoWhiteAdjustment”のダウンロードはこちら
※ キャリブレーション精度はプローブの性能に依存します

有機ELパネルがもたらす主な特長

ソニー独自のスーパートップエミッション、4K有機ELパネル採用

スーパートップエミッションの30型4K(4096×2160)有機ELパネルを採用。有機ELパネルの上面から光を取り出す構造、およびTFTなどの遮蔽物がない高開口率の実現により、高輝度で画像を表示できます。マイクロキャビティ構造では光が有機層で何度も反射する光共振効果によって色純度を高め、さらにカラーフィルターでより深い赤、緑、青の表現を可能にしました。

忠実な黒を再現し、高コントラストを実現

有機ELパネルは自発光方式であるため、黒の映像を表示する際発光しないため、これまでにない深い黒を表示することが可能です。さらにスーパートップエミッションにより、開口率が高く、有機材料が発する光を効率よく取り出すことが可能となるため、高い発光効率を実現することができます。これにより、イルミネーションが輝く夜景、太陽光や花火などの光が放つ強いきらめきも表示することができます。また、外光の反射を抑え、明るい環境下で高いコントラストで表示することができます。

※ 画像はイメージです

動きの速いものを滑らかに映す動画性能

有機ELパネルは、有機材料に流す電流を変化させると、瞬時に発光状態が変化します。このため、優れた動画応答性を実現でき、スポーツなどの動きの早い映像や、文字テロップなどのスクロールも残像が少なく、滑らか、かつ自然に表現することができます。

※ 画像はイメージです

広い色域と、正確な色再現

スーパートップエミッションのマイクロキャビティ構造とカラーフィルターによる独自の色抽出技術により、色純度を向上させ、広色域を実現しています。また、低輝度においても高い色再現性を維持することができるため、これまでの表示できなかった低階調の色を再現できます。

※ 画像はイメージです

12ビット精度の業務用ディスプレイエンジン搭載

マスターモニターで採用している高精細ディスプレイエンジンにより、12ビット出力精度、高精度のカラーマネージメントシステムを実装しています。有機ELパネルの性能をマスターモニターの品質まで向上させるプロセッサーを搭載し、優れたユニフォミティー(画面全体の色表現の均質化)や経年変化のない信頼性を実現します。

RGB10ビットパネルドライバー搭載による優れた階調表現

RGB10ビットパネルドライバーと黒の再現性により、RGB各色を1,024階調で正確に表示することができ、映像のグラデーションを滑らかに再現できます。

※ 画像はイメージです

Ver.2.0での主な変更点

新機能
・S-Log3 (Live HDR)のEOTFに対応
・コントラスト値変更のショートカット機能(RC1/2, RC1/3 and RC1/4)の追加
・ステータスメニュー表示の改善(最後に表示していたステータスメニューの状態を保持)

インターフェースの追加
・HDMI×1 追加(HDCP2.2対応)
・SDI×1追加(2系統目、BNC×4、入力のみ)

※ シリアル番号7100000以降は上記に対応しています
※ Ver.2.0未満の機器は、有償サービスにてソフトウェアアップデート、インターフェースの追加が可能です。ソフトウェアアップデートのみの対応も可能です。インターフェースを追加する場合は、ソフトウェアのアップデートも同時に行う必要があります
※ 詳細情報についてはこちらを参照してください

その他の特長

● タイムコード表示
● ブルーオンリー
● Mono(白黒)
● R/G/B オフ
● 内蔵信号
● キーロック機能
● VESAマウント(100mm×200mm)
● ヨーク(YOKE)マウント

ファームウェア更新情報

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