法人のお客様プロフェッショナルモニターPVM-X1800特長
特長

TRIMASTER技術を搭載し、マスターモニターと同じ色域を実現

4K HDR映像制作の基準モニターとして高い評価を得ているマスターモニター「BVM-HX310」と同一色域、かつ全白時1000cd/m2(*)の広色域液晶パネルを用い、忠実に色を再現するピクチャーモニターです。マスターモニターからピクチャーモニターまで一貫した色管理を実現することにより、撮影から仕上げまで映像制作現場における円滑なコミュニケーションをサポートします。

* パネルスペック、Typical値

TRIMASTER(トライマスター)は、プロフェッショナル向けのフラットパネルディスプレイのパフォーマンスを最大限に引き出すための設計アーキテクチャ技術です。最高レベルの色精度、高精度の画像処理、および高品質の画像の一貫性を可能にするコアテクノロジーで構成されています。

ワークフローにおけるマスターモニターとピクチャーモニターの使用例

プローブ対応の高精度キャリブレーション機能を搭載

モニター本体が、工場出荷時に色度、ガンマ、色温度やユニフォミティー特性のパネル個体差を個々に測定管理し、その個体差を吸収して最適な調整を行うことで、精度の高い画質を実現しています。また市販のプローブを使ったホワイトバランスの自動調整も可能です(*)。

* 自動調整は機器ファームウェアVer.3.0以降と色温度自動調整ソフトウェアVer.1.7以降で対応します(2022年2月Webサイト配布予定)
※ キャリブレーション精度はプローブの性能に依存します。推奨プローブ:コニカミノルタ社製カラーアナライザーCA-310/410
※ 出荷精度に準じた高性能プローブを用いて、弊社エンジニアが色調整を行うキャリブレーションサービスも提供しています

低輝度領域の再現をサポートする新開発機能

ダイナミックコントラストドライブ

シーンに応じて動的にコントラストを変動させる、新開発のバックライト駆動システム「ダイナミックコントラストドライブ」を搭載。明るいシーンと暗いシーンが混在するコンテンツで、各シーンの明部から暗部の全体のコントラストのバランスを確認する用途に使用できます。例えば、白く輝度が高い映像では最大輝度を生かした表示ができる一方、暗く影の多い映像では輝度を抑えて暗部の再現性を優先するなど、動的にコントラストを広げて表示します。

ブラックディテール High / Mid. / Low

低輝度領域の再現を重視したブラックディテール表示機能により、バックライトの輝度を三段階で下げることで低輝度領域の正しい色と階調を再現します。例えば、月明かりや暗闇など、全体の輝度が低い映像において、画面全体を一定の輝度に抑えながら、信号レベルを調整し、低輝度領域の色と階調を忠実に再現します。高輝度領域はクリップ/ゼブラ/ロールオフ(*)の3種類から用途に合わせて表示できます。

* 2022年2月Ver.3.0予定

進化したスコープ機能

ウェーブフォームモニター(WFM)、ベクトルスコープ(Vector)、CIE1931 xy色度図のカラーガマットスコープ(CGS)(*1)、オーディオレベルメーター(ALM)は、リアルタイムに追随し高精細に表示します。
波形モニター(WFM)は、HDR/SDRの各種EOTF(*2)に対応した輝度レベルに加え、RGB/YCbCrパレード表示にも対応します。入力信号レベルや表示輝度のスケールに対応し、EOTFの設定に合わせて自動で選択されます。暗部階調の拡大、1ライン表示にも対応します。
WFM/Vector/CGS/ALMは同時表示が可能です。機材を減らし省スペースの撮影を実現します。

*1 2022年2月Ver3.0対応予定
*2 Electro-Optical Transfer Functionとは、各放送方式における、電光変換関数(電気信号の信号レベルを光に変換する時の関数)を定めたものです

フォルスカラー(*)

カメラで捉えた映像の輝度を色付け表示し、信号レベルで監視します。白飛びや黒潰れを防ぎ、アイリスの決定を補助します。サイドバイサイド機能と併せて使用することもできます。CineAltaカメラ VENICEと同じ設定を導入しました。

* 2022年2月Ver3.0対応予定

カメラフォーカス機能(*)

フォーカスが合った被写体の輪郭が強調され、カメラの素早く正確なフォーカス合わせを手助けします。映像の白黒/カラー選択、輪郭強調の色や太さ、周波数も変更でき細かな設定が可能です。カムコーダーPXW-FX9と同等の機能を踏襲しています。

* 2022年2月Ver3.0対応予定

ユーザーLUT(*)

33格子点と17格子点の.cube形式に対応し、USBメモリーから本体に直接30個まで読み込むことができます。SDIだけでなくHDMI接続時にも適用が可能です。Quad ViewやSide by Side利用時は、分割画面毎に異なるユーザーLUTが適用できます。さらにHDR-SDR変換ライセンス「PVML-HSX1」の導入により、LUT適用後の信号を拡張SDIから出力できます。

* LUT:ルックアップテーブル
※ Quad View、Side by Side利用時は、分割画面の左上の選択に従い、ユーザーLUTを適用させ拡張SDIから出力します

非同期4画面表示 Quad View(クワッド ビュー)

モニターを4分割して表示できるQuad Viewモードを選択すれば、HD×4種類までの映像を一度に確認することが可能です。非同期の信号入力に対応し、4画面異なるEOTF、色域、伝送マトリクス、ユーザー3D LUT、色温度などを個別に設定できることで、4台のHDモニターとしても使用できます。さらに下部2画面にはスコープ表示も可能です。カメラ4台のモニタリング、HDRとSDR比較、映画・放送・パッケージの比較など、活用の場を広げます。

Quad Viewモードでオリジナルと3種類のLUT適用比較
Quad Viewモードでオリジナルと3種類のLUT適用比較

※ Quad View使用時、Conversionは有効にできません
※ HDR-SDR変換ライセンス「PVML-HSX1」導入時、画面左上が拡張SDIから出力されます。拡張SDIから出力する信号にConversionを適用することはできません

Side by Side(サイド バイ サイド)

2系統のHD画面を上部左右に表示し、同時に各画面のスコープを下段に表示できます。カメラ2系統分のピクチャーモニターと波形モニターとして活用でき、機材を減らし効率よい運用が可能です。HDR-SDR変換ライセンス「PVML-HSX1」の導入により、1系統のHDR信号(右上)をモニタ—内部で変換しSDR信号(左上)と同時に表示します。

SBS+Conversion+WFM
SBS+Conversion+WFM

※ 1系統のSDI 4K入力に対応します
※ HDR-SDR変換ライセンス「PVML-HSX1」を使用してSide by Sideで変換・比較する場合は、左右に同じチャンネル(CH)を選択し、ConvesionをONにします。画面位置は固定です

見やすいメニュー構成、チャンネル切り替え方式を採用

設定メニューは、各項目を一覧で表示しながら、直感的に切り替えられます。チャンネルをはじめとする一部機能には、名称を追記できます。管理がしやすいように、モニターの設定を一括で保存し呼び出せるSave/Load機能も備えています。

入力や表示切り替えは、チャンネル(CH)切り替え方式を採用。前面コントロールパネルのCH SELECTから、予め設定した30CHを呼び出せます。ファンクションボタンに指定CHを割り当てることで、CHに紐づけられた異なるマーカーやユーザーLUTを即座に切り替えることができます。

12G-SDIを2系統、HDMIを搭載

12G/6G/3G/HD-SDIに対応し、最大で12G-SDI×2系統、3G-SDI×2系統、HDMI×1系統の入力ができます。3G-SDI Quad Linkの場合は、2サンプルインターリーブディビジョン(2SI)とスクエアディビジョン(SQD)にも対応し、あらゆる制作現場で4K表示を実現します。EOTFやカラースペースなど4K制作でより複雑になった表示設定は、ビデオペイロードIDに準じた自動切替も選択できます。HDR-SDR変換ライセンスの導入により、モニター内部でHDRからSDRへ変換した信号やユーザーLUTを適用した信号を拡張SDIから出力できます。

省スペースと高い機動性を実現、DC 22から32Vに対応

小型で使い易いサイズとデザインを追求しました。AC電源に加えて22から32VのDC駆動に対応し、電源確保が難しい撮影現場でも機動力を発揮します。

大音量フロントステレオスピーカーを搭載

騒音が激しい屋外やマシンルームでも大人数で音の確認ができます。前面のファンクションキーにはAudio Mutingを割付られ即座に消音できます。

EIA19インチラックマウントに対応

19インチラックマウントに収まる対角18.4インチの画面サイズにすることで、オプション品のラックマウントアダプター「PVMK-RX18」により縦7ユニット(7U)に収まり、スペースが限られる中継車などでも4K解像度を最大限に生かすことができます。

その他の特長

● 各種マーカー同時表示(センター/アスペクト/エリア・フレキシブルエリア)
● タイムコード表示
● カメラフォーカスを補助するセンターズーム
● ネイティブスキャン/アンダースキャン
● 12個のファンクションキーアサイン
● ファンクションキー長押しによるダイレクト設定
● 起動設定機能
● ユーザープリセット機能
● 入力設定変更が素早くできる内部設定コピー機能
● 設定保存や初期化リセット、ファームウェアアップデート時のパスワード管理
● PVM-X3200/X2400と共通のUSBメモリーを用いたセッティングコピー(*)
● USB電源供給
● ビデオペイロードIDによるモニターの自動設定に対応
● SR Live Metadata表示
● SR Live Metadataに基づいたモニター内部での信号変換の自動設定に対応(HDR-SDR変換ライセンス「PVML-HSX1」導入時)
● ファームウェアのアップデートに対応
ほか

* 2022年2月Ver3.0対応予定。機器固有の調整データやネットワーク設定等はコピーされません

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