法人のお客様プロフェッショナルモニターPVML-HSX1特長
特長

HDRからSDRへダウンコンバートし、拡張SDIより変換後の信号を出力

PVML-HSX1のライセンス導入により、モニター内部でHDRからSDRへ信号を変換します。
さらに新規搭載された拡張SDI出力(Enhanced Monitor Out)より変換後の映像信号を出力します(*1)。ユーザー3D LUTと信号変換の同時適用も可能です。例えば、4K信号にCreative LUTを適用し、HDR-SDR変換でHD信号に変換できます。

 各種信号変換と拡張SDI出力
 - 解像度 : 4KからHDへ変換し、出力(*2)
 - カラースペース : ITU-R BT.2020からITU-R BT.709へ変換し、表示・出力
 - OETF : S-Log3(HDR)/ITU-R BT.2100(HLG)/SMPTE ST 2084から、SDR(OETF 0.45、EOTF 2.4)へ変換し、表示・出力
 - P/I : 60P/50Pの信号はプログレッシブからインターレースへ変換し、出力(*3)
 - 信号フォーマット:各種SDI信号(Quad Link, Dual Link含む)を12G/6G/3G/HD-SDI Single-Linkへ下位変換出力が可能

*1 Quad View時は変換表示出力はできません。Side by Sideをご利用ください
*2 4K信号入力時は4K全画面表示、もしくはSide by Side時はHD表示になります
*3 60Pは1/1.001に対応しています

ユーザー3D LUT適用後の信号を拡張SDIより出力

モニター本体に読み込んだユーザー3D LUTを適用させた信号を、拡張SDI出力(Enhanced Monitor Out)よりライブ出力します。ロケや中継の現場で、既存のHDモニターや他の機器にLUTを当てた信号を送ることで、現場のコミュニケーションをサポートします。
ユーザー3D LUTの拡張SDI出力は、全画面表示時、Side by Side時、Quad View時にも対応します。Side by SideおよびQuad View時は、ScreenA(左上)に表示・適用された信号を拡張SDIより出力します。

※ 画像はイメージです
※ 画像はイメージです

※ Quad View使用時は、解像度・カラースペース・OETF・P/I・信号フォーマットの各種変換は非対応です

SR Live Metadataの自動変換に対応

撮影や編集時にSDIアンシェラリーに重畳された「SR Live Metadata」に基づき、モニター内部で信号を自動変換し、表示します。変換後の信号を、拡張SDI(Enhanced Monitor Out)より、変換後のMetadataを載せて信号出力します。

信号変換前と変換後のSide by Side表示に対応(*)

オリジナルの入力信号と、各種信号変換後の映像を、HD×2画面で比較できます。同時に、それぞれの画面に対応するスコープ表示ができます。1つの画面上で違いを簡単に比較できることで、HDRとSDRのサイマル制作やLUTの管理を円滑に行うことができます。

Side by Side+WFM+Conversion
Side by Side+WFM+Conversion

* 解像度・P/I変換を除きます

Ver.3.0(*)ファームウェアアップデートで+240Hまでライセンス試用が可能

Ver.3.0では、購入時もしくはファームウェアアップデート時のOperation Timeから+240時間までPVML-HSX1の機能を試用できます。Operation TimeはStatusメニューのUnit Status画面で確認できます。

* 2022年2月リリース予定
※ 本トライアルライセンスは、期限が来ると自動的に終了します。正式ライセンスを適用するには、ULMSへの固有ID登録や有効化作業が必要です。継続使用の場合は期限が切れる前に十分な時間をとってライセンスを適用してください
※ PVML-HSX1を導入するには、モニター本体をVer.2.0以上にアップデートする必要があります
※ Ver.2.0、Ver.3.0では、拡張SDIからの出力は、映像とメタデータの出力に対応しますが、タイムコードとエンベデッドオーディオの出力は対応しません。将来対応を検討中です
※ 拡張SDI出力は、入力信号の変換を行わず、もう1系統のスルーアウトとして使用することもできます

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