EVENT REPORTS

2025年9月20日開催

『ストリートファイター6』
ソニーストアカップ in 福岡天神

- 参加講師 -

  • MATSU選手 画像

    MATSU

    最高MR:2000
    他タイトルでのプロ活動や海外大会を回った経験を活かし、「ストリートファイター6」では本格始動からわずか1actでMR1985に到達。現在のactではLegendを維持することを目標として活動中。その実績と経験をもとに、初心者の上達を全力でサポートします!

  • しみそ選手 画像

    ゆったりゆーき

    最高MR:1937
    攻撃的なプレイスタイルで数々の大会を戦い抜いてきた格闘ゲームトッププレイヤー。
    ストリートファイター6だけではなく、多ジャンルの格闘ゲームを経験してきた視点から、実践的で分かりやすい上達のコツをお伝えします!

- 実況 -

どぐら選手 画像

どぐら

日本を代表する格闘ゲームのプロゲーマーの1人で、多岐に渡る格闘ゲームで世界的な実績を残している。
「ストリートファイター 」シリーズでは、2022年に「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ」優勝を成し遂げており、一昨年よりプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」のストリートファイター部門に加入し、CRカップやSFLなどのイベントでもチームの顔として精力的に活動している。
解説者としても人気が高く、ユーモアを交えながらも的確な分析で観客を魅了。関西出身ならではの軽快なトーク力でイベントや配信を盛り上げ、ファンとの距離感の近さも魅力である。
競技シーンだけでなく、エンタメ性にも優れた存在として格闘ゲーム界を牽引している。

対戦会の模様

2025年9月20日(土)、ソニーストア福岡天神にて『ストリートファイター6(スト6)』の対戦会が行われた。会場となったソニーストア福岡天神は、地下鉄天神駅もしくは天神南から徒歩5分と天神の中心街にあるソニー製品が実際に体験できる店舗。今回は、閉店後の店舗内に特設対戦スペースを設けてイベントが開催された。

ソニーストア福岡天神 外観

福岡の夜に歓声響く! 大盛況の対戦会に

対戦会の参加条件は『スト6』のランクマッチのランキングがダイヤモンド以下(ルーキーからダイヤモンドまで)で、My Sonyのアカウントの登録を済ませていることだ。
今回は抽選で選ばれた15名が参加。参加者以外にイベント観戦者の募集もしており、当日参加も含め100名近くの観戦者が訪れた。観戦者の中には、選手が活躍するごとに、声を上げて応援し、さながらeスポーツ大会そのものの雰囲気で対戦会が行われた。
また、会場は路面店のため、店内の盛り上がりに、ガラス越しに観戦する人もいるほどの盛況となった。

対戦会では、シングルエリミネーション(1敗で敗退)で進行。敗退した参加者は、MATSU選手とゆったりゆーき選手によるコーチングが提供された。また、ゲストとしてプロゲーマーのどぐら選手が来場しており、トーナメントの実況を担当し、イベントを盛り上げていた。

トーナメント1回戦と2回戦は4台の対戦台を使い、同時進行で行われた。出場した選手が使用するキャラクターはバラエティに富んでいたが、豪鬼、ベガ、EDが多めの印象だった。

最終は、マリーザ対豪鬼。どちらも火力の高いキャラクターだが、体力の少ない豪鬼はマリーザの火力の前に一気に倒される可能性も。試合は豪鬼が押している展開だったが、最後にマリーザに逆転され、ごんちゃんさんが勝ち抜き。ちなみに決勝で対戦したごんちゃんさんとRingoさんは友人同士で、一緒に対戦会に応募。いつも対戦している組み合わせとのこと。

ごんちゃんさんは「最後まで勝ち抜くことができ、うれしいです。『スト6』は始めたばかりでまだ2ヶ月程度です。オフラインイベントへの参加も初めてで、すごく緊張しました」と優勝した喜びと同時に、対戦会の緊張が解けた安堵の表情を見せた。

続けて、対戦会の感想を「ソニーストアカップはダイヤ以下の大会だったので、自分も出られるかなと。すごく楽しかったので、今後もカジュアルなイベントがあれば出てみたいですね。普段はPS4でプレイしていて、ゲーミングモニターを使っています。会場のモニターはキレイで、反応も良く使いやすかったです。家ではスピーカーでプレイしているので、ヘッドセットは使ってないんですけど、会場の歓声が聞こえなくなるくらい外音がシャットアウトされ、ゲームの音が良く聞こえました」と設備に感動していた。

すぐに実践したい!
“次につながる”コーチングと
対戦会終了後の特別マッチ

対戦会の参加者は、対戦終了後に講師のMATSU選手、ゆったりゆーき選手にコーチングが受けられる。2名の参加者に感想を聞いた。

「元々は違うタイトルの格闘ゲームをやっていたのですが、好きなストリーマーが『スト6』をプレイし始めたのがきっかけで、私も始めました。コーチングでは『スト6』だけじゃなく、いろんなゲームの話もさせていただき、楽しかったです。アドバイスとしては、弱い行動、強い行動を教えていただきました。次回も是非参加したいです」と満足のいくアドバイスに感動していた。

もう1名の参加者は「対戦会に関しては、なかなか普段の実力が発揮できなくて悔しかったです。コーチングでは、自分が不利な状況の時に相手の選択を逆に利用する『逆択』やフレーム消費についてなどの質問をしました。丁寧にわかりやすく教えてくださり、すぐに家に帰って実践してみたいです!INZONEのヘッドセットを初めて使ったのですが、臨場感とノイズキャンセルの精度に驚きました」と語った。

幅広いゲームの知識と、的確なアドバイスに参加者も満足気な様子。講師の二人にも対戦会の感想を聞いた。

講師としてすでに3回目の参加となるMATSU選手は、「銀座、名古屋に引き続き、福岡天神でもコーチングをさせていただきました。開催が夜だったせいか、福岡という土地がそうなのか、すごく盛り上がっていました。お祭りでしたね。福岡天神の店は1階がガラス張りで、道すがらの人も観に来てくれて、大勢きてくれたのは感謝です」と語った。

ゆったりゆーき選手は「自分は福岡の人間なので、ソニーストア福岡天神がどういう場所か知っていましたが、プロジェクターを出したり、対戦台を作ったり、大がかりな大会仕様にしてあってまさにイベント会場でした。入った瞬間にわくわくしました!」と笑顔を見せた。

また、コーチングについては「本格的なものは今回が初めてだったので、良い経験となりました。間合いの取り方について聞かれることが多かったです。牽制と差し返しのタイミングとかが気になっている参加者がたくさんいましたね」と語った。

トーナメント終了後は、トップ4とどぐら選手のエキシビションマッチを敢行。4対1の変則マッチで、通常対戦を4試合行うのではなく、体力やゲージなどを引き継ぎながら、連戦するハンデマッチ。どぐら選手の使用キャラクターは会場の拍手で決まり、現在のメインキャラクターであるエレナではなく、前シーズンのメインキャラクターベガとなった。

試合が動いたのは3戦目。挑戦者チームの豪鬼の猛攻に体力があとわずかになったどぐら選手はSAゲージをすべて使い逆転。しかし、その代償は大きく、4戦目開始時はほとんど体力が無い状態で、マリーザと対峙することに。それでもどぐら選手が猛攻をしかけ、挑戦者を苦しめるが、最後はラッシュ攻撃をマリーザのSA1で返し、挑戦者チームの勝利となり、どぐら選手は悔しそうな表情を見せた。

どぐら選手は対戦会全体の感想を「こんなオシャレな店で『スト6』ができるなんてって思いました。対戦会は、自分なんかが出て良いのかって物怖じする方もいるのですが、プレイヤーの割合は初中級者の方が圧倒的に多いんですよね。なので、今回のダイヤ以下が参加条件になっているのは、初中級者が参加しやすくなっていて良かったんじゃないかなと思います」と語った。

続けて、「私自身は『スト6』を新しくやってくれる人を増やすための活動をやってきたつもりです。その結果として裾野を拡げられ、こうやって新しく始めた人がイベントに参加してくれるのは、プレイヤー冥利に尽きますね」と感想を述べた。

次回は大阪で開催予定。初中級者にとって、数少ない同レベル帯のオフラインイベント。是非、参加を!

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