SeeQVault対応の外付けハードディスクってなに？
テレビ番組の録画を行っていると大切に保存しておきたい番組が増え、ブルーレイディスクレコーダー本体では容量が足らなくなり、録画できるハードディスク容量を増やしたいと思うことがあります。
また製品を買い替えるとき、録画したお気に入りの番組を「ディスクに書き出さないで、簡単に持ち出せたらいいのに」と思ったことはありませんか？
このような要望に応えられるのがSeeQVault（シーキューボルト）対応の外付けハードディスクです。
ここでは、このSeeQVault対応の外付けハードディスクについて説明します。
SeeQVault対応の外付けハードディスクとは？
従来の外付けハードディスクは、ブルーレイディスクレコーダーやテレビなどにUSB経由で外付けHDDを接続することで、機器と外付けハードディスクが紐づけされ、地上デジタル放送や衛星放送などの録画された番組（データ）を暗号化し保護する仕組みです。この暗号化の解除（復号化）に必要な鍵は、ブルーレイディスクレコーダーやテレビ側が保有するため、外付けハードディスクに録画した番組は、紐づけされたブルーレイディスクレコーダーやテレビ以外では再生することができません。
- 録画に使った機器のみで再生できる
- ブルーレイディスクレコーダーが故障したときに、外付けハードディスクに録画した番組は観れなくなる
- 新しいブルーレイディスクレコーダーに買い替えたとき、残しておきたい番組はディスクなどに書き出して残す
一方で、SeeQVault対応の外付けハードディスクは、録画した番組を接続していないブルーレイディスクレコーダーなどでも再生できるようにしたもので、コンテンツの暗号化に必要な情報が外付けハードディスク側に備えられているため、他の機器に接続しても扱うことができます。
* ブラビアはSeeQVaultに対応していません。詳しくは以下でご確認ください。
SeeQVault（シーキューボルト）に対応していますか？ / SeeQVaultに対応したUSB HDD（外付けハードディスク）などに放送を記録して、ほかの機器で再生できますか？
- 録画した機器以外でも再生できる
- ブルーレイディスクレコーダーが故障したときも、他のブルーレイディスクレコーダーに接続して録画した番組が観られる
- 新しいブルーレイディスクレコーダーに買い替えたとき、ディスクなどに書き出さずに、 外付けハードディスクを接続するだけで使える
* 使用できるブルーレイディスクレコーダーはソニー製のSeeQVault対応のものに限ります。
SeeQVault対応の外付けハードディスクを使う上での注意事項
お使いいただく上で、以下のような注意点があります。
内容を把握した上で、お使いください。
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4K放送の番組は、SeeQVault対応の外付けハードディスクには録画／ダビングはできません。
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ブルーレイディスクレコーダーおよび外付けハードディスクのいずれもSeeQVaultに対応している必要があります。
* SeeQVault対応microSDメモリーカードには対応しておりません。
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SeeQVault対応の外付けハードディスクを使える機器は、ソニー製品に限られます。
SeeQVault対応の外付けハードディスクでできること
ソニーのブルーレイディスクレコーダーとSeeQVault対応の外付けハードディスクを使うと
以下のような使いかたができます。
外付けハードディスクに直接録画をする
- SeeQVault対応の外付けハードディスクをブルーレイディスクレコーダー後面のUSB端子につなぎます。
- ［USB HDD登録］で外付けハードディスクを登録して、録画予約設定画面で［録画先］ > ［後USB］に設定してください。
※ 未使用の外付けハードディスクを本機で初めて使用するときは、初期化・登録が必要です。
外付けハードディスクから別のブルーレイディスクレコーダーへダビングする
- もう1台のSeeQVault対応ソニー製ブルーレイディスクレコーダーの前面USB端子につなぎます。
- 録画したタイトルをダビング（ムーブ）することができます。
- 移動したタイトルは、SeeQVault対応外付けハードディスクから削除されますのでご注意ください。
別のブルーレイディスクレコーダーで再生する
- もう1台のSeeQVault対応ソニー製ブルーレイディスクレコーダーの前面USB端子につなぎます。
- 録画したタイトルを再生することができます。
ブルーレイディスクレコーダーの詳しい操作方法は、取扱説明書をご覧ください。