Xperia × Camera

映像クリエイター|AUXOUT

透き通るような光も優しい笑顔も。Xperia 1 Vが描き出す、ありのままの美しさ。

Xperia 1 V

スペシャルインタビュー

2023/6/14

AUXOUT氏の表現世界

日々の何気ない一瞬を切り取り、シネマティックVlogとして残していく。日常をドラマチックに演出している映像クリエイターのAUXOUT氏にXperia 1 Vを託し、旅先で出会った風景を映していただきました。

スペシャルムービー

AUXOUT氏がXperia 1 Vで撮り下ろした作品「Traveling Fukuoka」

AUXOUT

映像クリエイター

AUXOUT

アメリカのFull Sail大学で音響技術を学び、音楽業界からデジタルエージェンシー、金融業界を経て現在はフリーの写真家・映像作家へ転向。YouTubeの登録者数は25万人、SNS総フォロワー数は44万人を超え、大手カメラメーカーや国内外グローバルブランドとタイアップを行う。オリジナルのLUTは160ヵ国以上でダウンロードされるなど国内外の映像クリエイターからも注目を集めている。

AUXOUT
スペシャルインタビュー

透き通るような光も優しい笑顔も。Xperia 1 Vが描き出す、ありのままの美しさ。

パートナーと過ごす休日や日常。気を止めなければ流れ去っていく生活の一端を、映画のような映像表現を用い、Vlogとして発表しているAUXOUT氏。今回はXperia 1 Vを使用して一本のVlogを作っていただき、AUXOUT氏が感じたXperia 1 Vの魅力やVlog作りに対する想いについて語っていただきました。

『いつも使っているカメラの感覚で撮れる。これって普通にすごいこと』

Xperia 1 Vの印象を教えてください。

AUXOUT:Xperia PRO-IやXperia 1 IVなど、直近モデルに触れて映像制作をしていたのですが、新たに登場したXperia 1 Vは圧倒的なセンサーの差と画像処理技術の凄さを感じました。やはり新構造の大型センサーが映像の画質向上に大きく寄与しているんだなということが、カメラを使ってみてすぐ分かりました。

センサーが刷新され、暗所などの特定のシーンにおいて、静止画の画質はフルサイズセンサー搭載のデジタルカメラに匹敵するレベルになりました。

AUXOUT:単純に驚きますよね。作品を撮る際にソニーのαシリーズで撮影することが多いのですが、これまでは正直なところスマートフォンのカメラとの性能差を感じることが多々ありました。しかし、今回はその差がだいぶ縮まったなと感じています。

そもそも最近のスマートフォンで撮られた写真や映像は美しいのですが、昨今の自動補正技術によるものが多いなとも感じています。普段使いする分にはそれでもいいのかなと思うんですけど、写真・動画を撮るのが好きな人だと、その補正に違和感を感じてしまうこともあると思います。

その点Xperia 1 Vは、耐ノイズ性能が高い新構造のセンサーによって、高い描写力を実現しています。補正で誤魔化すという方向でなく、根底からしっかりとキレイな画作りを目指しているんだと、スタンスの差を感じさせられました。

新世代センサー「Exmor T for mobile」

Xperia 1 Vの 広角レンズに搭載された新構造のセンサー。前機種比で約1.7倍*1に大判化した新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーで、より多くの光を取り込め、高感度・低ノイズな撮影を実現しています。
また、最新の画像処理技術との組み合わせで、フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並み*2の撮影を可能にしています。

  1. *1 Xperia 1 IVの広角レンズに搭載されているイメージセンサーとの対比。
  2. *2 LV(Light Value)2以下の照度環境における静止画の耐ノイズ性能およびダイナミックレンジにおいて。
    ソニー製のフルサイズセンサー搭載デジタルカメラとの比較。

新世代センサーによる描写力をどう生かすか、撮影の際に意識したことはありますか?

AUXOUT:カメラ性能を発揮するために狙ったということはなく、逆にいつも使っているαシリーズのカメラで撮っているような感覚で使うことができました。これって普通にすごいことだと思うんです。

従来のスマートフォンのカメラセンサーはダイナミックレンジが狭いので、暗所に弱いという弱点がありました。特に僕の場合はポートレートムービーがメインなので、人物の顔が真っ暗になってしまったり、なおかつそこにノイズものってしまったりして、撮った映像が使えないという場面もありました。今回使ったXperia 1 Vはいつも使っているミラーレス一眼のように、そうしたリスクを恐れずに躊躇なく使える。さまざまなシチュエーションにチャレンジできるだろうなと思って、今回は積極的にコントラストの強い環境で撮ってみました。

『Vlogは予定調和がないからこそおもしろい』

今回 Xperia 1 Vで撮影した作品のテーマを教えてください。

AUXOUT:全体としてはいつも僕が発表しているシネマティックVlogの福岡編というくらいで、実は特にテーマみたいなものは設定していません。Vlogは日記と同じで、その日あったことを記録するものと考えていて、日常の風景や旅行で出会ったものをカジュアルにどう撮れるかっていうのが、むしろシネマティックVlogの醍醐味かと思います。その場を楽しむってことが重要で、そういった意味では作る動画によってはコンテンツテーマなんてむしろなくてもいいんじゃないかというのが僕の持論なんです。だからこそ映像美というのは重要になってくるかもしれませんね。

今回の作品は、新世代センサーを搭載した24mmの広角レンズだけで撮影しました。また、作品にはあえてカラーグレーディングをせず、標準搭載の「S-Cinetone for mobile」を使って撮影した色味のまま使うという縛りを自分のなかで設けてみました。

S-Cinetone for mobile(エスシネトーン フォー モバイル)

S-Cinetoneとは、ソニーのデジタルシネマカメラ「VENICE」の開発で培われた技術を活かして作られたピクチャープロファイルのこと。人の肌を描写する際に使われる中間色の表現力に優れ、色合いはよりソフトに、ハイライトの描写は被写体を美しく際立たせる自然なトーンを持つルックです。そのS-Cinetoneをスマートフォン向けに調整し、Xperia 1 Vに搭載しました。

動画は福岡県の平尾台と奈多海岸で撮影したものですが、この場所を選んだ理由はありますか?

AUXOUT:今回訪れた福岡県の平尾台は、侵食で生まれたカルスト大地が特徴的な場所。前々から行ってみたいなと思っていたので候補地としていたのですが、ちょうど撮影前日にテレビを観ていたら平尾台で野焼きをしたというニュースが流れていたんです。野焼きの後は地面が真っ黒になったので、そのコントラストを映像にしたらかっこいいだろうなと思って急遽行くことに決めたんですよ。

今回の作品も被写体がさまざまな角度から映されていて情緒を感じさせますが、画角を決める際にどこを注視して撮りましたか?

AUXOUT:作品として動画を編集するとき、バリエーションを出すために“寄り”と“引き”を押さえておくのは重要だと思います。特に引いて撮影する際は一歩二歩下がるというよりも、被写体から極端に距離を置いて撮ると画角のバリエーションが増え、画がわりして印象的に見える作品に仕上がります。

例えば今回の動画の岩山のシーンでは、妻の髪の毛が風になびく様子がわかる顔のアップと、思いっきり引いてスカートの揺れまでわかるように俯瞰するような構図を組み合わせています。妻の立っている場所は同じでも、シーンを印象的にしてくれます。スローモーションにすると尺が長く使えますし、録画時間は短くても良いので、とにかく被写体との距離を変えたパターンを撮っておくと良いと思います。

4K 120fpsのスローモーション撮影

「Videography Pro」では、すべてのレンズで最大4K 120fpsのハイフレームレート撮影と最大5倍のスローモーション撮影が可能に。何気ない日常をドラマティックに演出した動画を撮影できます。

『自然体を切り取れるのは、Xperia 1 Vならでは』

今回の作品のなかで、Xperia 1 Vだから撮影できたというシーンや見どころを教えてください。

AUXOUT:この画像はもう一台のXperia 1 Vで撮った撮影風景です。仰々しい撮影機材ではなくスマートフォンだから撮られている側に圧迫感を与えることなく、ナチュラルでクオリティの高い映像が撮影できるというのもXperiaならではの魅力だと思います。同じ4K 120fpsの動画に収めるにしても、大きなシネマカメラに撮られるのとXperiaで撮られるのでは映る人の表情も変わってくるでしょうし、撮っていて自然な雰囲気を引き出しやすいと感じました。

AUXOUT:120fpsのフレームレートなら、5倍のスローモーション撮影をしても映像が滑らかで、ふとした瞬間を情緒的な映像に仕上げることができるんです。スマートフォンでこんなにスローが美しく撮れるなんて驚きです。今回のように人物ポートレートでエモーショナルな雰囲気を作るのはもちろん、動きの激しいスポーツシーンに使えばダイナミックな表現もできますね。

AUXOUT:印象的なのは最後の海岸や前半の平尾台のシーンですかね。それぞれ陽が傾いているタイミングだったので、念のためライトやレフ板も準備していたのですが、新しいセンサーは暗所にも強くて逆光でも階調豊かで良い雰囲気に映してくれたので、出番はなし。ノイズも嫌と感じるほど出ないことがわかったので、そのまま自然な見た目に仕上げることができました。

また、撮影時はオートホワイトバランスにしていたのですが、ちゃんと被写体を認識し、白とびや黒つぶれを防いでいるというのも素晴らしいですね。

今回僕が撮った映像は、NDフィルターとミストフィルターがセットになったものをレンズに重ねたのと、たまにジンバルを使用したくらいで、それ以外はライティングを一切せずにXperiaを構えて撮っただけ。だから、仮に誰かが当日僕の脇でXperia 1 Vを構えていたら同じ映像が撮れたと思いますよ。

最後に、Xperia 1 Vを使った動画撮影の可能性についてお聞かせください。

AUXOUT:圧倒的な表現力を持っているXperia 1 Vは、写真や動画に興味があってこれからカメラをはじめたいと思っている方が使えば撮影の魅力が味わえると思いますし、僕たちのような高レベルな映りを求めるクリエイターにもオススメできるものだと思います。

個人的には、内蔵のカメラアプリ「Videography Pro」が縦画面のUIに対応したこともあり、SNSにパッと投稿するコンテンツに活用したいですね。YouTubeに投稿している動画は別として、僕がSNSに写真や動画を投稿するときは、パソコンに取り込んで編集してからネットに投稿するのが煩わしいので、割り切ってスマートフォンで撮ったものをそのままアップしていました。Xperia 1 Vであればスマートフォン上で作れるクリエイティブの自由度が広がりそうですし、これさえあれば日常のコンテンツをより妥協することなく、ハイクオリティに発信できるようになるでしょうね。

AUXOUT流 Xperia活用術

日常をシネマティック
Vlogにする3つのポイント

ポイント1

日記を映像で記録する感覚で、一日の行動を撮影しておく。

映像作品を作るというとハードルが高く感じられ、どういう構成にすれば良いか分からないという方がいますが、日常がコンテンツであるVlogなら難しく考えることはありません。特にXperiaはオートフォーカス性能も高いので、旅行でも日常でもあまり身構えず、とにかくふとした瞬間を時系別で撮っていきましょう。僕は時間をかけずに撮って、被写体(人物や風景)との関係を楽しんで、ちゃんとその日を満喫するというのが重要だと思っています。撮影に没頭しない方が被写体の楽しげな表情を引き出しやすいですしね。

ポイント2

構図にバリエーションを持たせ、ワンシーンに奥行きを持たせる。

編集して一本のVlogにするのであれば、時には寄りと引きのバリエーションや、細かなカット割りを入れることによって変化をつけることを意識しましょう。特に場面が切り替わる、つなぎのカットの使い方で動画の結構印象は大きく変わります。例えばクルマから降りるというひとつのシーンも、クルマを止めて、エンジン切って、シートベルト外して、ドア開けて、人の足がドアから出てきて……と、それぞれ数秒の動作ですが、この一連の流れを何カットかにわけて繋ぐと、映像コンテンツっぽさが出てくると思いますよ。

ポイント3

カジュアルな雰囲気も織り交ぜて、一本の作品の中に抜け感を作る。

約3分ほどの作品でも、終始カッコつけた映像ばかりではお腹いっぱいになってしまいます。僕がVlogを作る際は、“抜け感”を意識してカッコつけたものとカジュアルなものを半々くらいで取り入れて、映像全体のバランスをとるようにしています。ワイワイしてる感じとか砕けた雰囲気を作りたいとき、自撮りを挟むと画がわりもするし、その時の空気感も映せるからいいんですよね。自撮りシーンは、ソニーがXperiaシリーズ向けに展開しているVlogモニターを取り付けて画角を確認しながらメインカメラで撮影しました。

Vlogモニター

※写真はXperia PRO-I装着時

スマートフォンの背面に取り付ける外部モニター。高画質なメインカメラを使用しながらの自撮り撮影を可能にします。
Vlog Monitor XQZ-IV01はこちら

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