
ガジェットラバー ┃トバログ(鳥羽恒彰)
映像・音体験が変わる!ソニーXperia 1 V ×
最新ポータブルシアターシステム「HT-AX7」にトバログが驚いた
Xperia 1 V
スペシャルインタビュー
2023/7/6
目次
映像がテレビや映画館でしか楽しめなかった時代に比べたら、私たちの視聴体験は大きく変わりました。
映画、ドラマ、スポーツ、ライブ配信など、さまざまなコンテンツから好きな映像を選び、いつでもどこでも気軽に視聴体験ができるいま、その楽しみを何倍にも広げてくれるのがガジェットの存在です。
家で過ごすリラックスタイムに、好きな場所で好きなスタイルで行なう映像視聴を、さらに上質なものに変えてくれるのがソニー の「THE ミニマルシアター」商品群。
それぞれにファンを持つ実力派のソニーのアイテムを組み合わせることで、今までに経験しなかったような視聴体験へといざなってくれるというのです。

ガジェットラバー
トバログ こと
鳥羽恒彰
(とば・つねあき)
ガジェットラバー ┃トバログ こと
鳥羽恒彰(とば・つねあき)
1993年茨城県日立市生まれ、福島県郡山育ち。大学卒業後、PRエージェンシーに入社。IT企業やスポーツイベントなど10社以上のPR業務を経た後、2018年より独立。ブログメディア『トバログ』の人として活動する傍ら、雑誌媒体やウェブマガジンにて、ガジェットやモノに関するコラムを多数執筆。2019年には電子書籍『What’s in mybag? 〜『トバログ』のカバンの中身と愛用品〜』を発売。
Interview
ガジェットラバー、トバログこと鳥羽恒彰さんが
「THE ミニマルシアター」を自宅で体験
今回ご紹介するのは、ソニーの4アイテム。
まずベースとなるのが、手のひらで多彩なコンテンツを楽しませてくれるスマートフォン「Xperia 1 V」。
ただでさえ音質の良さ、圧倒的な映像美に定評があるこのデバイスに、ポータブルシアターシステムHT-AX7(7月発売予定)やソニーの音響デバイス(ワイヤレスネックバンドスピーカーSRS-NS7、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWH-1000XM5)を組み合わせることで、いつもの視聴体験はどう変わるのでしょうか。

これらのアイテムを試してくれたのが、ミニマルでこだわりのあるモノ選びやガジェットのレビューで人気を集めるブロガー・YouTuberのトバログこと鳥羽恒彰さん。ガジェットを知り尽くす鳥羽さんならではの楽しみ方は、とても気になるところです!
高画質・高音質のXperia 1 V×音響デバイス
=楽しみ方は無限大に
鳥羽さんがモノ選びで一番大切にしているのは、デザイン性と機能性の両方を持ち合わせていること。

「どちらが欠けてもダメなんです。機能性だけを重視して選んだものは、やっぱり手にとる頻度が下がってしまいます。
反対も然り。選ぶのは、決まって、見た目の雰囲気や全体のバランス感、そして優れた機能を兼ね備えたアイテムですね」(鳥羽さん、以下同)
高校生のとき、はじめて手にしたガジェットがソニー製品で、今でも自身の動画制作で使うカメラやマイクはソニー製品。ソニー製品の機能とデザイン、そして冒険心あるモノづくりに信頼を寄せてきたという鳥羽さんは、今回の試用をとても楽しみにしていたそうです。
鳥羽さんが自宅で映像を楽しむのは、おもに仕事の合間やランチ後のひととき。スマホやタブレット、PCなどで好きな場所で。
ここ数年は仕事に子育てにと忙しいため、「モニターに映してじっくり映像に没頭する時間は少なくなってしまった」とのこと。だからこそ場所を問わず、手軽に使えるスマホなどで好きな映像を観てリラックスしたり仕事へのやる気を高めたりしているそうです。

そんな鳥羽さんがまず試したのはXperia 1 V。
高精細な4K有機ELディスプレイとブラビア®の最先端技術から生まれた高画質化エンジン エンジン X1 ™ for mobileを搭載しているので、画質の良さは言うまでもありません。
また、リアルタイムHDRドライブも採用しているので、夕日などの白とびしやすい明るいシーンもハイライトを調整し、コントラストのはっきりした映像を視聴できます。
「ガジェットを組み合わせて使うことが好きなので、普段はスマホ単体の音だけで視聴することはまずなかったのですが…」という鳥羽さんが、画質の良さとともに驚いたのは、その音質。
「厚みと広がる感じがすごい。そしてとても音声がクリア。ノイズやシャカシャカした音がのらない感じもすごく好きです。僕は高校時代からデジタルウォークマンを使っていて、ソニーの音に育ててもらったところがあるので、こういう音を聞くとうれしくなってしまうんです」
Xperia 1 Vは、広がりあるクリアな音を実現するフルステージステレオスピーカーとパワフルで低ノイズを実現するスピーカーアンプを搭載。手元のスマホとは思えないほどダイナミックでクリアなサウンドを実現しています。
Xperia単体でこの音なら、ほかの音響デバイスと組み合わせるとどうなってしまうのでしょうか。
置くだけで立体音響が生まれる。
好きな場所、好きなスタイルで
次は、鳥羽さんが「とても気になっていた」というHT-AX7。

フロントスピーカーと呼ばれる本体と、2つのリアスピーカーの3体からなるワイヤレススピーカーで、この3体を自分の周りに置くだけで、手軽に立体音響が完成します。
「立体音響は、テレビやスピーカーを据え置きした場所でしか楽しめないもの」というこれまでのイメージを覆し、場所を選ばずリビングや寝室、仕事部屋などと持ち運べ、スマホやタブレットなどのモバイル端末でも臨場感ある立体音響がすぐに実現するので、音だけでなく映像の楽しみ方が格段に広がります。
シームレスな使い勝手、デバイスもコンテンツも選ばない
ミニマルな見た目だけでなく、HT-AX7には機能面でも鳥羽さん好みのギミックがたくさん詰まっています。

リアスピーカーは着脱式で、フロントスピーカーの上に戻しておけば自動的に充電される仕組み。ワイヤレスでつながり、ストレスなく、「このシームレスさは快適すぎますね」と鳥羽さん。
いい音の秘密は、ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」と「アップミキサー」。
前者はリアスピーカーからの音の波を利用し、視聴者の周囲360度に複数の仮想スピーカーをつくり、後者は臨場感ある音にアップグレードさせてくれます。
その2つの技術が相まって、スマホやタブレット、PCなどのどんなデバイスでも、いつもの2chコンテンツでも、自分の周りや空間に置くだけですぐに立体音響が楽しめるのです。
小音量でこの臨場感。
つかう場所と時間帯のハードルを下げる
肝心の音について聞いてみると「没入感がすごくて、感動しちゃいますね」との答えが。Xperia 1 Vの音だけでも衝撃を受けていた鳥羽さんですが…。

「立体的ってこういうことかと驚きました。いつもはPCスピーカーを置いて、それでもいい音だなと思っていたのですが、HT-AX7は音がまったく違う。結局、物理的なスピーカーには勝てないと凄さを見せつけられましたね。Xperia 1 Vの映像の迫力が、より際立ちます」
仕事の合間やランチ後の休憩時には、ソファに腰かけ、前方にフロントスピーカーを、両サイドにリアスピーカーを置いて立体音響を楽しんだり。
動画編集など作業中に気持ちを高めたいときには、モニター前にフロントスピーカーを、後ろの棚にリアスピーカーを置いたり。
そして「これができるのはうれしいなあ」と鳥羽さんを唸らせたのは、ベッドに寝転んで楽しむ立体音響。

「我が家のリビングは、壁掛けのテレビとソファが離れているので音量を上げないと聞こえにくいんです。
だから、寝る前に動画やドラマを観たいと思っても、家族やご近所に迷惑になることを考えて遠慮してしまうんですよね。
でもHT-AX7なら小さな音量でも欲しい臨場感はしっかりと感じられるのがいい。場所だけでなく、時間帯の制限も少なくしてくれると感じました」
耳をふさがず迫力あるサウンド。
長時間の視聴も快適に
肩にのせるだけで、映像のなかに入り込んだような迫力あるサウンドを体感できるのが、ワイヤレスネックバンドスピーカーSRS-NS7。

「この包まれる感覚は、つけてみないとわからないかも…」と鳥羽さん。
「後ろから感じる音の迫力が想像以上にすごいです。Xperia 1 Vの音の解像度や厚みが増す感じ。映画などの映像はもちろん、音に包まれたいライブ映像とも相性がいいと感じました。
人間工学に基づいて設計されているそうですが、たしかに装着感が心地よく、重さも感じさせない。開発者の意図と熱意を感じさせますね」

じつは以前、ヘッドフォンとネックスピーカーのどちらを購入するかを迷ったことがあるという鳥羽さん。なぜなら用途が似ていて、どちらか1つがあればいいと思っていたからだそうです。
しかし、「今回試してみて、使い方は意外とかぶらないとわかった」と鳥羽さん。
家で映像視聴をしているとき、インターホンのチャイムや家族の呼びかけなどを聞こえる状態にしておきたいこともあります。また、仕事でオンラインセミナーなどを受講しているときに、スマホやチャットの着信を確認したいときもあります。
「そんな2種類の音を取り込まなければいけないけれど、いい音を自分の空間で楽しみたいときってありますよね。そのようなときにも、このネックスピーカーが実力を発揮してくれると思います」
圧倒的な没入感!
ファッション性の高さも外せない
家ではもちろん、鳥羽さんが外出時にも必ず着用するというのがヘッドホン。そのため、性能はもちろんですが、「ファッションアイテムとして、自分のアイデンティティを示すものとして選びたい」と鳥羽さん。

このワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWH-1000XM5も、見た目と機能性が気に入って、購入の選択肢にあがっていたのだそうです。
「このヘッドホンの良さは、言わずもがな。デザインも好きだし、軽くて、側圧が柔らかく、装着感がすごく良いから疲れにくい。イヤーパッドの向きが変えられるので、コンパクトに持ち運びできるのも気に入りました」
没入感で言えば、やはりヘッドホンが圧倒的です。しかし、ネックとなるのが動画視聴中にできる無音の間。いいシーンで主人公が発する言葉と言葉の間に、乗っている電車の車内アナウンスが聞こえてしまったら、一気に現実に引き戻されてしまいます。
「だからノイズキャンセリングの性能はやっぱり高いものを選びたい。ノイズキャンセリング機能はソニーのお家芸だと僕は思っているので、そのあたりの実力はさすがだなと思いましたね」
家で自分の時間に集中したいとき、そして電車などで移動するとき、プライベート感を演出してくれるヘッドホン。クリアで迫力のある音の良さと高いキャンセリング機能を持つWH-1000XM5を、鳥羽さんが選択肢から外せなかったという理由がわかります。
仕事の合間、デスク脇のチェアに身をゆだねて、Xperia 1 VとWH-1000XM5の組み合わせで映像視聴を楽しむ鳥羽さん。
「この音を、休憩時にラフに楽しめるのは贅沢ですね。動画って画像が重視されがちなのですが、じつは音が大切。僕もコンテンツをつくる立場として、ソニー製品の音づくりは刺激になります」

ライフハッカー・ジャパンより転載/Photo: 千葉顕弥