
高音質でワイヤレス対応のレコードプレーヤーソニーなら「買い」でしょ
いつでもどこにいても、イヤホンやヘッドホン、スマホさえあれば音楽が聴ける時代。ストリーミング配信のおかげで、世界中の楽曲が手軽に楽しめるようになりました。
その一方、ここ数年で人気が再燃しているのが「レコード」。
レコードでしか表現できない音はもちろん、かける1枚を選んでプレーヤーにセットし、丁寧に針を落とすという行為も含めた音楽体験は、忙しい日々の中では、まさに“贅沢の極み”です。
そんなレコードのある暮らしに憧れていながら、「レコードに針を落としたことがない」と話すのは、アートディレクター・デザイナーとして活躍する小玉千陽さん。
今回は、おすすめのレコードプレーヤーを持って小玉さんのご自宅を訪ね、レコード再生を体験してもらうことにしました。
音楽好きのデザイナーが、レコードに憧れる理由
ium inc.代表 小玉千陽さん
自身の会社で、企業のサービスやプロダクトのブランディングやディレクションなどを幅広く手掛ける小玉さん。音楽は、五感に働きかけることで、ブランドやサービスの思想をより深く伝える手段のひとつだと考えているそうです。言葉だけでは伝わりきらない価値観や世界観を、音がそっと補ってくれる。その感覚に惹かれていると話します。
普段は、出先ではイヤホンやヘッドホンで、家ではBluetoothスピーカーでSpotifyを聴くのがお気に入り。いい音で音楽を聴きたい気分のときは、レコードバーに足を運ぶこともあるのだとか。
スマホで簡単に操作できる音楽配信サービスはもちろん便利。でも、レコードへの憧れは大きくなるばかりという小玉さん。
日当たりのいい部屋へ引っ越したばかり。気分がよくて朝から音楽を聴くことが増えたそう
音楽配信サービスの決まったUIとは違って、レコードはジャケットのデザインやライナーノーツの編集にもこだわっていて、アーティストの“情熱や遊び心”を感じることができます。そんなつくり手の思いを直に受け取れるのも、音だけではないレコードの魅力だと思います(小玉さん、以下同)
レコードでどんな曲を聴きたいかと尋ねると、「まずはジャズを聴いてみたいですね。あとパッと思いついたのは、ビートルズの『ノルウェーの森』。あとは山下達郎と宇多田ヒカルと……」と話が止まらない小玉さん。
「いつか自分でレコードをかけるなら」とイメージしていたのかもしれません。
難しいと思っていたレコード操作。初めて針を落としてみた
レコードのある暮らしに憧れているのに、小玉さんがレコードプレーヤーを導入してこなかった理由のひとつが、どのレコードプレーヤーを買えばいいかわからなかったから。
それならばと、この日ROOMIE編集部が持参したのは、ソニーから発売になったばかりのステレオレコードプレーヤー「PS-LX5BT」。
レコードプレーヤーのフラッグシップモデルで、圧倒的な音質のよさが自慢の1台です。
レコードはかけるのが難しいというイメージがありますが、この「PS-LX5BT」は操作が簡単なことも特徴のひとつ。
本体には3つのボタンがあり、「START」で再生、「STOP」で停止、「UP/DOWN」でアームを上げて一時停止することが可能。初めての人でもレコードを傷つける心配がありません。
さっそく「START」のボタンを押して、小玉さんが希望していたジャズをかけてみたところ……
撮影スタッフたちも思わず「おお」と歓声をあげるほど、クリアで粒感のあるピアノが奏でられました。
音の深さ、奥行き、広がりがまったく違う。目の前で弾いているような臨場感がすごいですね。針が溝を察知した瞬間の「ブツッ」という音も好きです。これから音楽を聴くんだというムードに一瞬で引き込まれる感覚がすごく素敵で……ワインが欲しくなりました(笑)
ボタン操作だけでなく、「やっぱり、レコードに針を落としてみたい」という人も、ご心配なく。「PS-LX5BT」は手動でも操作ができます。
再生・停止のほか、「UP/DOWN」ボタンでアームを上げ、曲間にあたるレコードの深い溝あたりに移動させてから再度「UP/DOWN」ボタンを押すと、「曲飛ばし(スキップ)」も簡単におこなえます。
小玉さんも、手動で曲飛ばしに挑戦。フィンガーリフトに指をかけ、レコードの溝の間隔が広く空いたところを見つけて、針を落とします。
「どこだ〜〜」と模索しながら、ようやく曲飛ばしに成功した小玉さん。人生で初めて、レコードに針を落とした瞬間です。
レコードを選んで丁寧にセットして、ゆっくりと針を落とし、これから曲が流れるという高揚感を味わい、音を楽しむ。その一連の行為や、費やす時間すべてを含めて「レコードをかける」というのだと、あらためて実感しました
フラッグシップモデルならではの、音へのこだわり
「PS-LX5BT」の音のよさを叶えるのは、まずは「針」。
レコードは、溝に刻まれた音源の振動を針でなぞり、電気信号に変えることで音を出しますが、「PS-LX5BT」はグレードが高い、軽い針を採用。レコードの溝の信号をより緻密に正確に捉え、音質を向上させることができるのです。
その一方で、軽い針は、近くを歩いたりしたときに発生する微細な振動を拾ってしまうという懸念点があります。
そこで、「PS-LX5BT」は厚くて重い5mm厚のラバーマットをターンテーブルに設置。レコードの繊細な音を正確に引き出すための要であるキャビネット(プレーヤーの筐体)への振動を軽減します。
「PS-LX5BT」がフラッグシップモデルである所以は、これだけではありません。
そのひとつが、音声ケーブル(オーディオケーブル)を交換できる仕様です。音のよさやニュアンスはプレーヤーが決めると思われがちで、もちろんそれも大きいのですが、音声ケーブルも大きく影響しています。
オーディオ通にとって、好みの音質を実現する「音声ケーブル」を交換することは大きな楽しみ。そんな音の奥深さも「PS-LX5BT」は味わわせてくれます。
ワイヤレス対応だから、いつものデバイスでもレコードの音が楽しめる
レコードの音のよさを、いつも使っているBluetooth対応のイヤホンやヘッドホン、スピーカーで聴けたらいいのに……。
それを実現できるのも「PS-LX5BT」です。
プレーヤー本体のボタンを押して、Bluetooth対応のデバイスにペアリングすれば、準備は完了です。
さっそく「PS-LX5BT」とワイヤレスヘッドホンをペアリングして、K-POPアイドルの曲を聴いてもらったところ……何を話しかけても小玉さんから返事がありません。
すみません、音に集中しすぎてしまいました(笑)。ライブ会場にいるみたいですね。アーティストの息づかいまでリアルに聞こえるし、スマホとイヤホンでは拾えなかった音にも気づけます。アーティストの音づくりへのこだわりや意図まで感じられるのがうれしいです
音楽の世界観に浸りたいときはイヤホンよりもヘッドホンで聴くのがおすすめ。また、お風呂で音楽を聴きたいときには、防水防塵性能の高いイヤホンを使うのもいいですね。
アンプや有線スピーカーを持っていない人は、「PS-LX5BT」とBluetooth対応のデバイスがあれば、レコード道のスタート地点に立てます。
これならレコードプレーヤー導入も高いハードルではありませんね。
デザイナー目線で太鼓判。空間を引き締める洗練されたデザイン
音のよさや操作性だけでなく、小玉さんが気に入ったのはそのデザイン性。マットなブラックに、イエローの針がアクセント。スリムでシャープなデザインでありながら、ちょっとレトロな丸いボタンが効いています。
洗練された佇まいと、ほどよい緊張感というのでしょうか。音楽をかけていなくてもかっこいいし、これがあるだけで空間全体が引き締まります。
もともとマットな黒が好きですが、そこにニュアンスカラーの緑のボタンと、イエローの針。デザイナーさんのおしゃれ心を感じます
スピーカーとアンプがあれば、極上の音楽体験を堪能できる
「PS-LX5BT」とBluetooth対応デバイスだけでも、レコードの上質な音を楽しむことができますが、せっかくならスピーカーを使って、空間全体で上質な音を楽しみたいもの。
今回使ったのは、「SS-CS5M2」(2台1組)。音楽はもちろん、映画の世界観までも鮮やかに描き出す、圧倒的なサウンドが魅力のブックシェルフスピーカー。
幅約178×奥行き約220mmと、コンパクトで置きやすいのも特徴です。
同じく、今回使用したステレオアンプは「STR-DH190」。
Bluetooth対応なので、スマホを使って音楽配信サービスなどの音楽を再生することも可能です。音楽の楽しみの幅が、ますます広がりますね。
レコードが教えてくれた「物事と丁寧に向き合う」こと
2台のスピーカーと三角で結んだ頂点が、よい音で聴くベストポジション
「PS-LX5BT」でいろいろなアーティストの曲をレコードで聴いてみた小玉さん。「気づいたら、音に引き込まれている。そんな感覚を誰かと共有したくなりますね。友人を招いてお酒を飲みながら、この音と一緒に空気のゆらぎを楽しみたいです」と、すっかり夢中の様子です。
レコードプレーヤーのことはよくわからないから、手頃なものから試してみようかと思ったこともあったそうですが、その考えも変わったとのこと。
今回、フラッグシップモデルを試してみて、音のよさや操作性、汎用性を考えると、はじめからちゃんとしたものを買ったほうが、結局ムダがないのかなと思いました。
私が絶対的な信頼を寄せるソニー製で、スピーカーとアンプも含めて3台で10万円ちょっとなら、がんばれば手が届かないこともない現実的な金額感です
今回、「PS-LX5BT」を試してみて、自分のクリエイティビティにも少なからず影響を与えてくれそう、と小玉さん。
これまで気づいていなかった音に、レコードだと自然と耳が向くのが印象的でした。
針を落とし、音が立ち上がるまでのわずかな時間や、音に身を委ねる感覚も含めて、音楽と向き合っている実感があります。そうした体験を通して、音だけでなく、日常の中でも見過ごしていたことや聞き逃していたことが、まだたくさんあるのかもしれないと思いました。
レコードを扱うように、物事や物そのものに丁寧に向き合う暮らしができたらいいですね
「レコードプレーヤーを迎えるか」という検討の段階を飛び越えて、すでに「私にとっての初めてのレコードは何にしようかを迷っている」という小玉さん。
「PS-LX5BT」での音楽体験は、小玉さんの毎日に変化をもたらしはじめたようです。
Photographed by Megumi Uchiyama
Text by Rie Omori
[Supported by ROOMIE]


