ソニーイメージングギャラリー 銀座
写真家
1979年 東京都生まれ。
2003年 東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。在学中より街に生きる猫の姿を撮り続けており、猫をテーマにした個展を多数開催。東京藝術大学美術学部附属写真センター、東京大学史料編纂所勤務等を経て2011年からフリーランスとして活動を開始。2018年に下北沢にアトリエ「Maison PHOTOGRAPHICA」をオープンし、プリントや額装のWS、写真の撮り方レッスンなどを行う。2024年に地元・祖師ヶ谷大蔵にアトリエを移転。2026年より写真と雑貨の店としてもアトリエをオープンしている。2020年のコロナ禍をきっかけに犬猫の保護活動団体支援を目的としたチャリティー写真展『イヌネコLovers』を主催。本年は11月開催予定。
他、個展・企画展多数
清里フォトアートミュージアム
東京工芸大学
2014年2月25日。大雪の降る日に出会った右手に大怪我を負った一匹の猫。3本足となったその猫を引き取った翌年の4月25日に拾ったのは耳の聴こえない猫。
フック(フー)とムギ(ムー)と名付けた二匹の猫は怪我と障害というハンデを抱えていることを忘れるくらい、やんちゃで甘えん坊な愛すべき普通の猫でした。
不思議な縁で家族になった彼らと過ごす賑やかで穏やかな日々。
「ただ生きていてほしい」その想いから始まった猫たちとの生活は、私たち夫婦に計り知れないほどの幸せな時間と思い出をくれました。
いつまでも当たり前に続くと思っていた私たちの日常は、突然宣告されたフーの病気によって失われてしまいました。それでも、二人と二匹で過ごした日々の記憶は数え切れないほどの写真と共に今も私の中に在って、その平凡で特別な在りし日の思い出が私を支えてくれています。
この展示を通して動物と共に生きることの愛おしさや、縁あって出会った動物を家族に迎えることに前向きになれるメッセージを届けられたらと願っています。