あなたは、この謎が解けるか?ソニーのミステリー

ソニーのミステリー あなたは、この謎が解けるか?
Question1
CD(コンパクトディスク)のイメージ写真

なぜCDの収録時間は60分でも70分でもなく「74分」なのか。

1980年代初頭、ソニーがオランダの電機メーカー フィリップス社と共同開発した「CD(コンパクトディスク)」ですが、その直径は「12cm」、収録時間は「74分」と決まりました。実は、これにはある「クラシックの名曲」を、一枚のディスクに収めるためでもありました。その名曲とはなんでしょう?

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年末によく演奏されるクラシックの名曲
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交響曲第9番(第九)

開発当時、ディスクのサイズを巡って、フィリップス社は「記録時間は60分、ディスクの直径は11.5cm」を主張していました。その主張には、それなりの根拠がありましたが、当時ソニーの副社長であり、音楽家でもあった大賀典雄から「オペラの幕が途中で切れてはだめだ。クラシック音楽は75分あれば、95%以上の曲を収録することができる。ベートーヴェンの『第九』も入らなくては。」という決定的なひと言で、『交響曲第9番(第九)』も収まる74分、ディスクの直径は12cmに決定しました。

音楽を愛する人の感動を基準にする

効率やコストを優先すれば、もっと小さく、短い収録時間のディスクになっていたかもしれません。
しかしソニーは、芸術への敬意と「名曲に込められた感動を途切れることなくそのまま届けたい」という情熱を貫き、74分という規格を世界標準へと導きました。
手のひらサイズの円盤に込められたのは、ただのデータではなく、素晴らしい芸術への深いリスペクトと、最高の音を届けようとしたソニーの妥協なきものづくりの原点なのです。

「音楽愛」から始まった74分のストーリー、
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