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被写体に恋して―― α7Cの軽快なフットワークで
拾い集める「心のときめき」 トラベルフォトグラファー もろんのん 氏

α Universe editorial team

学生時代に独学でカメラを学び、今では空気感や物語性まで伝わるような印象的な作品を撮り続けているトラベルフォトグラファーのもろんのんさん。今回、写真友達との旅行に持って行ったのは、軽量コンパクトなフルサイズカメラα7C。カメラやレンズの魅力とともに、もろんのんさんが描く作品の世界観についても語ってもらった。

もろんのん/トラベルフォトグラファー 1993年、埼玉県川越市生まれ。明るくポップな世界観を切り取り、Instagramではフォロワーが9万を超え、YouTubeではチャンネル登録者数4万を突破。写真やSNS活用の楽しさを、全国を巡って企業や生活者に伝えている。「インスタグラム商品写真の撮り方ガイド」「SNS時代のフォトグラファーガイド本」の共著があり、雑誌『Hanako』などで連載も持つ。 Instagram:https://www.instagram.com/moron_non
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCAREgs9I7YDdDSOJG7RR-5A

被写体の一番の魅力を探し出し
それが伝わるように切り取るのが私の撮影法

――まずは、写真を始めたきっかけから教えてください。

興味を持ったきっかけは Instagramです。高校を卒業したころ、デジタル一眼を持っていた友人の写真をInstagramで見られることを知り、それをきっかけにInstagramでいろいろな人の写真を見るようになりました。そこで投稿者の写真のレベルの高さに衝撃を受けて。みんな望遠レンズで野鳥を撮ったり、印象的に花を撮っていたりしていたので「どうやって撮っているんだろう」「自分もこういう写真を撮ってみたい」とInstagramとともに本格的にカメラを始めた感じです。それまではコンパクトデジカメで撮っていましたが、カメラもデジタル一眼に買い替えました。 最初は趣味で始めた写真でしたが、次第に写真友達が増え、季節ごとに風景や花の写真を一緒に撮りに行くようになって。写真をInstagramに上げていると、企業から声がかかり、趣味でやってきたことが実績となり、仕事がいただけるようになりました。 でも私にとって写真は、旅の記録がメインです。友達とどこかに出かけるのが好きで、その思い出を「写真」という手段で記録しているという感じ。もちろん写真は好きですが、それよりも「友達と出かける時の記録」として写真がある、というイメージです。だから旅には必ずカメラを持って出かけます。

――自分らしい写真を撮るために意識していること、大切にしていることがあれば教えてください。

基本的に「好き」や「楽しい」を切り取るように意識しています。例えば人だったら「この人の一番の魅力ってどこだろう」と考えます。横顔が美しいのか、目がチャーミングなのか、手入れされた髪がきれいなのか。ちょっと恥ずかしい言葉でいうと「被写体に恋する」という感じですね。 それは人だけではなく、モノでも同じこと。チーズケーキなら焼き目の焦げ具合がおいしそうとか、ぺたぺたした表面の質感がかわいいとか、一番ステキなところを探しますし、赤い鳥居もどこから見て、どこを切り取ると美しさが伝わるかを考えます。 さらに意識するのは、光と色です。同じ被写体であっても時間帯によってライティングが変わるので、午前中と夕方では同じ被写体でもアングルやフレーミングが変わります。色についてはさみしい部分に入れ込んでいく感じですね。例えば下の作品。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/60秒,ISO320

私は色が入っている作品が好きなので、この時は前ぼけに赤やピンクを加えました。メリーゴーラウンドのイルミネーションがかわいいと思って撮ったのですが、暗い空が背景だとちょっとさみしいな、と思って。まわりを見回すと手前にイルミネーションがあったので、それを前ぼけに入れて色をプラスしました。さみしいと思った時には入れられる色を探しちゃいます。

――もろんのんさんはα7 IIIを使っているそうですが、なぜαを選んだのですか?

私の初めてのαはα7Rです。実は、高校卒業後、最初にデジタル一眼を買ったのですが、当時はカメラの知識がほとんどなく、家電量販店ですすめられた中でデザインがかわいいものを選びました。でも買ってすぐに後悔。なぜなら、夜景には耐えられないし、当時使っていたオールドレンズを装着するとオールドレンズ特有のぼけ感は半減してしまうし……。だからすぐにフルサイズが欲しくなりました。 「じゃあ、何を買えばいいかな」となった時に、参考にしたのはまわりの写真友達ですね。多くの人がα7シリーズを使っていて、「とてもいい」という評判を聞いていたので、迷わずαを選びました。しかもそのころフルサイズミラーレスを出しているのはソニーさんだけでしたから。軽量コンパクトのミラーレスカメラ、というところもかなり魅力でしたね。

描写の美しさに友達も大興奮!
α7Cへの期待が一気に膨らんだ1枚

――α7Cを持って、最初に出かけた場所を教えてください。

とにかく早くα7Cを使ってみたかったので、「今週末にさっそく写真を撮りに行くぞ」と写真友達を誘って3人で群馬の榛名湖周辺に出かけました。そして、最初に撮ったのが、ランチを食べたお店で撮った下の1枚です。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/60秒,ISO800

他のメンバーに撮った画像を見せると、「え、やば!」、「めっちゃきれいじゃん!」とモニターを見た途端にみんなで大興奮(笑)。「え、どうしよう、私これ欲しい!」と言っている友達もいたくらい好評だったんです。もちろん、私自身もとてもきれいでびっくりしました。旅の最初に撮った1枚が最高の出来だったので、一気にカメラに対する期待感が膨らんで、テンションが上がりましたね。 初日は雨だったので、波紋がきれいな瞬間を狙って連写しました。バリアングルモニターなので真上からの撮影もラクでしたし、タッチ操作でピントを合わせて素早く撮影できてよかったです。まわりが塀に囲まれていて暗かったのですが、高感度性能が良くて助かりました。水面のぼけ感がとてもきれいで、フルサイズの解像感と高感度性能がなければこんなに立体的で美しい作品は撮れなかったと思います。

――実際にα7Cで撮影した、率直な感想を聞かせてください。

「これ本当にフルサイズ?」と思うくらい、軽さとコンパクトさは尋常じゃないですね。旅先に持って出かけるには軽さとコンパクトさはとても重要なので、手にした時は本当に感動しました。あとバリアングルモニターもかなり便利です。撮影する前は「バリアングル=自撮りがラクになる」くらいの認識でしたが、物撮りする時もめちゃくちゃ良かったです。特に商品を床に置いて、手を伸ばして真上から撮る、なんてことはチルト液晶ではできませんから。バリアングルならではの幅広い可動域を実感した瞬間でした。 α7Cは2つのカラーバリエーションから選べるのもいいですね。シルバーカラーはフィルムカメラっぽいというか、アナログ感やレトロ感があるところが私好み。全身が黒のボディもかっこいいですが、女の子にはシルバーのようなライトな抜け感があるカラーリングがおすすめです。一緒に写真を撮りに行った友達も「シルバーかわいいね」と言ってくれましたよ。

ダイナミックレンジが広く階調も豊か。
瞬発力を発揮できる軽さも魅力

――α7Cの解像感や描写力はいかがでしたか?

フルサイズセンサーを搭載しているだけあって、階調がとても豊かですね。下の作品はポートレートですが、光が当たっている顔から影になっている首元までの階調がとてもきれいでびっくり。首元の暗い部分は軽くレタッチしましたが、少し持ち上げても肌の質感はきれいなままに仕上げることができました。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/640秒,ISO400
α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/2000秒,ISO160

上の作品は、宿泊したコテージで撮影した1枚です。朝陽がとてもきれいだったので、友人とともに美しい光を撮影しました。こういうシーンでは明暗差が激しくなりますが、α7Cはダイナミックレンジが広いので、白飛びも黒潰れもなく、しっかりとデータを残してくれます。この時は光の部分の白飛びが心配でしたが、データはすべて残っていて思い通りのビジュアルに仕上げることができました。 先ほど光を意識して撮影する話をしましたが、この時もそうですね。光は刻々と表情を変えていってしまうので、瞬間を撮る瞬発力が必要です。「この光を撮りたい」と思った時、彼女はここに座っていませんでしたが、人物を入れたほうが光が引き立つと思い、すぐに座ってもらいました。最高の光を逃したくない瞬発力が必要なシーンでも、軽くて取り回しのいいα7Cは頼りになります。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/50秒,ISO800

囲炉裏で焼いている川魚を店内で撮影。かなり暗い場所だったが高感度性能が良く、燃える火を逆光に魚の立体感を表現できた。

ビギナーでも最初の1本におすすめしたい、
写真が楽しくなる「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」

――今回の撮影では「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」のレンズを多用していますが、α7Cとの相性はいかがでしたか?

カメラとのバランスも良かったですし、フルサイズとF1.8が織り成す描写力は圧巻でした。下の作品を撮った時は「このレンズ、こんなにきれいにぼけるんだ!」ととてもびっくりしましたね。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/320秒,ISO200

美しい玉ぼけがモミジの葉を引き立てていて、本当にきれい。旅先ではほとんど三脚を使わないので、この時も手持ちで撮影しています。F1.8ではピントがシビアになりますが、5軸ボディ内手ブレ補正のおかげでブレることなく撮ることができました。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/500秒,ISO400

上の作品もぼけがトロトロと溶けるような感じが美しいですよね。この時はタッチパネルでピント合わせができたのもよかったです。神社の手すりに生えていた苔を撮ったのですが、最初は奥の川にピントが合ってしまって。でもタッチパネルを使えば、「そっちじゃないよ」と苔の部分を指でポンと押すだけですからね。画面の中にピントが合ってしまいそうな被写体が複数ある時はタッチパネルが便利です。 α7Cはタッチパネルが搭載されていますが、今のビギナーにとって、タッチパネルはマストだと私は思います。私の写真友達でも、初心者は「スマホの操作に慣れちゃってるから、タッチ機能がないと無理」と言っていました。やはりカメラに慣れていない人はそう感じるようです。α7Cは高性能ながらビギナーにとても優しいカメラと言えますね。

――「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」はどのようなユーザーにおすすめのレンズだと思いますか?

SNSに写真を上げていて「多くの人に見てもらいたい」と思っている人にぜひ使ってほしいレンズです。このぼけ感は、「きらきら感」や「ふわふわ感」を表現してくれますから。今はスマートフォンで撮った写真を投稿されている人も多いと思いますが、スマートフォンで撮る写真には解像度・ぼけ表現・階調面などで限界があります。写真をより魅力的に見せるなら、フルサイズセンサーとテンションが上がる表現力を持つレンズは欠かせません。 だから、個人的には「最初の1本」におすすめしたいです。おそらくレンズキットを買う人も多いと思うのですが、付属の標準レンズではこのぼけ感は得られませんからね。私の友達でも、「一眼カメラのレンズキットを買ったけど、使い方がよくわかんなくてタンスの肥やしになってる」という人がいますが、単焦点レンズをすすめたら「マジで楽しくなった」「写真がうまくなった気がする」といい感じに変わってきましたから。 このレンズは55mmという標準域で使いやすいですし、軽くて扱いやすいのでα7Cとの相性もバッチリ。しかもぼけ感が本当に美しいので、「最初のミラーレス一眼+レンズ」として、ビギナーにはα7Cと「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」のセットをぜひおすすめしたいです。

AF性能をフルに生かせる純正レンズ。
パッとピントが合う動物対応の瞳AFにも感動

――α7Cで撮影していて、便利だと思った機能はありますか?

瞳AFはかなり優秀でしたね。実は私、普段はオールドレンズを使って撮影しているので、AFが効かないんです。でも今回、純正レンズを使ってみて多彩なAF機能はとても便利だなと思いました。しかもα7Cは動物対応の瞳AFも使えますからね。下の作品は動物対応の瞳AFで撮っていますが、しっかり目にフォーカスしていい表情を捉えてくれました。

α7C,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 55mm,F1.8,1/1250秒,ISO400

オールドレンズは良くも悪くもクセが強くて、にじみが出てしまうこともあります。でも純正レンズであればAFも速いし、にじみなくきれいに撮れる。だから最近、物撮りではオールドレンズはお休み状態で純正レンズを使っています(笑)。

――下の作品はα7Cとオールドレンズの組み合わせで撮っていますよね?

α7C,オールドレンズ

最新技術を詰め込んだカメラとオールドレンズとの組み合わせも面白いと思って撮ってみました。フィルムカメラでは、露出やピントでの失敗もありますが、デジタルは撮った画像をすぐに確認できるので、その失敗がないのが利点です。とにかくストレスフリーにオールドレンズを使うことができるので、ついシャッターを切り過ぎてしまいます(笑)。 α7Cの魅力はフルサイズならではの表現の「広さ」と「深さ」です。私が好きなオールドレンズを含め、レンズを変えればより多彩な表現が可能です。友達からは「一眼を買ったけど重くて外に持って行かないんだよね」という声をよく聞きますが、これだけ小さく軽ければフットワーク軽く持ち出すことができるはず。少しでも写真に興味あって、「今後はガシガシ撮っていきたい」という気合がある人は、α7Cの軽さと圧巻の表現力をぜひ体感してほしいと思います。

進化した動画性能にも期待。
今後はシネマティックな作品にも挑戦したい

――今後、α7Cでどのような作品を撮ってみたいと考えていますか?

最近はYouTubeを頑張っているので、ぜひ動画作品を撮ってみたいと思っています。α7Cは最大撮影時間もかなり長くなり、被写体を追いつづけてくれるトラッキング機能も使えますからね。さらにモニターがバリアングルになったことで、格段に動画が撮りやすくなりました。自分がどう写っているのか、ピントが商品に合っているのか、全部確認できるので、YouTubeの生産性が爆上がりした感じです。 動画撮影では、この軽さにも助けられますね。体から少し離してカメラワークをするので、重く大きいカメラでは腕の筋肉がプルプルしてしまいます。でもα7Cなら疲れ知らずで撮れますし、撮影時の安定感が増すシューティンググリップ「GP-VPT2BT」を使えばさらにラクになるので、筋力に自信のない人にはぜひ組み合わせて使ってほしいと思います。今後はα7Cとシューティンググリップを使って「シネマティックVlog」みたいな、おしゃれな動画にトライする予定ですので、ぜひご期待ください!

――これから本格的に写真を始めようと思っている初心者ユーザーに向けて、撮影のコツや被写体との向き合い方など、アドバイスをお願いします。

写真を撮る時は、何を撮りたいのか、何をどう見せたいのかを考えることが大切です。「写真が上手だな」と思う人は、1枚の写真に込めたメッセージ性が見てすぐにわかります。でも、そうでない人は適当に撮ってしまっているように思うのです。不必要なものが写り込んでいたり、構図が歪んでいたり、光も暗い。この一枚で何を伝えたいのか、すぐに理解できないわけです。 でも上手な人は伝えたい情報がしっかり整理されていて、頭にスッと入ってくる。だから、何を伝えたいのかを考えて、余計なものを入れずに情報を整理することが「上手く撮る秘訣」ではないかと思います。光がきれいだと思ったらその光にフォーカスして撮る、子供の笑顔が可愛いって思ったら周りの椅子や机、ケーキなどをすべて入れるのではなく、子供の表情にだけフォーカスする。それだけでメッセージ性が強い、いい写真になりますので、ぜひそこを意識して撮影してほしいと思います。

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