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世羅&宮島 α7Cで撮る動画撮影の旅 写真家 山本まりこ

α Universe editorial team

この記事は、12/19(土)に発売になる「日本カメラ」誌1月号掲載の記事とセットでご覧ください。雑誌では美しい写真作品を、本記事では山本まりこ氏が撮影した動画作品を紹介しています。

山本 まりこ/写真家 写真家。理工学部建築学科卒業後、設計会社に就職。25歳の春、「でもやっぱり写真が好き」とカメラを持って放浪の旅に出発し、そのまま写真家に転身。風通しがいいという意味を持つ「airy(エアリー)」をコンセプトに写真を撮り続けている。撮影、執筆、講演、講師など活動は多岐。写真集『AIRY COLORS』、『熊野古道を歩いています。』、著書『エアリーフォトの撮り方レシピ』など出版多数。好きな食べ物は、カレーとイカ。 http://www.marikoyamamoto.com/

目の前に広がるのは、カラフルなダリアの花畑。ここは広島県世羅高原農場。見渡す限り一面にダリアの花が咲いている。私はお気に入りのダリアを探し、α7Cを構え、バリアングルの液晶画面をクルリと回してピントを合わせてシャッターを切る。カシャッ。トロリとしたぼけがなんて美しいのだろう。ダリアがより一層美しく輝いて見えるような気がする。 α7Cはフルサイズミラーレスα7シリーズでCompactのCを宿した新しいライン。小さく、軽く、正にコンパクトで機動性が高いので、最近持ち歩く頻度がとても高い。リュックにポンと入れて、いつも持ち歩いている。このカメラ、APS-C機と見間違うばかりのコンパクトさにしてフルサイズ機であるところが大きな魅力。この高画質、高階調に加え、柔らかいぼけの表現は、フルサイズならではの実力。 次は動画を撮ろう。私はモードダイヤルを2にクルリと回す。カスタム登録で、1はエアリーフォト、2はエアリーな動画、3は動物フォトに予め設定しているので、それぞれすぐに撮り始めることが出来る。嬉しいのは、動画でも簡単に柔らかい表現が出来るという事。エアリーに設定した動画モードは、レンズ交換による柔らかいぼけ味とともに写真と同じような表現をかんたんに撮ることが出来る。ボディ上部にある動画撮影ボタンをポチリと押してダリアの動画撮影を始める。カメラをゆっくり移動させつつ、撮影している液晶画面を見ていると、ドキドキと心臓が高鳴る。だって、美しい。写真で描きたい世界が、そのまま動画で撮ることが出来ている。なんだかまるで映画の世界に入り込んだような気分にもなる。もちろんボディ内手ブレ補正を効かせている。FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSレンズをつけて撮ってみたけれども、とても美しく撮れていた。

α7Cで撮影した動画作品はこちら

α7C,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,FE 24-70mm F2.8 GM,Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

空では鳥が鳴いている。地上ではダリアが揺れている。ダリアの花の中でカエルも気持ちよさそうにしている。美しい作品が撮れた。静止画も動画も。ああ嬉しい。 宮島へ。鹿を撮影したくて。動物を撮る時は、リアルタイムトラッキングが嬉しい。AIを活用したAF追随技術でかんたんに被写体を追い続けてくれる。静止画でももちろん嬉しいけれども、動画の時はさらに嬉しい。ちょっとピントが外れてしまったとしても、タッチトラッキングですぐに追い直せる。指で被写体にポンとタッチするだけで、動く動物も追い続ける。なんて簡単に動物が撮れる時代になったのだろう。 静止画も動画もこのコンパクトなα7C一台で撮れるのは本当に嬉しい。それがフルサイズでというところがまたすごいところ。散歩のスナップ撮影も、本気の作品撮りも、この一台で撮れる。静止画も動画も。このコンパクトさを考えると、なんだかちょっと気持ちが楽になる気がする。熊野古道の山奥も、インドの雑踏も、ノルウェーの雪山も、このコンパクトさをもって機動力高く撮影できるのだろうと考えると、いろいろな未来の楽しい想像が膨らんで止まらない。

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