
α9 III まだ見ぬ究極の表現を追い求めて Vol.7
写真家 池谷友秀 氏

池谷友秀 / 写真家 代表作「BREATH」や「WAVE」は、スキューバダイビングの経験から着想を得た水撮影シリーズで、水の持つ生命と死の矛盾を表現しています。また、スチールとムービーの両方で活躍し、広告写真のコミッションワークも数多く手がけ、商業的な分野でも高く評価されています。視覚的美しさと哲学的問いを融合させた作品で、国内外から注目を集めています。
今回はダンサーの石井則仁(山海塾)さんをライブシューテイングし、その画像をリアルタイムでプロジャクター投影し、舞台の演出にするというセレクトなしで投影されるので大変スリリングな撮影でした。電子シャッターでブラックアウトフリーなので、動いているものを撮影するのに最適で、ここぞという時にシャッターが押すことができました。
また、グローバルシャッターの強みを生かし、シャッタースピードを気にせずフラッシュのON/OFFができたので、ミスなく撮影することができました。ワークフロー面でもWi-Fiでデータを飛ばすことができたので動きながらの撮影もストレスなくできたことが印象的です。単に撮影した写真が良いと言うだけでなく、自分も演者の1人として舞台の演出として主演の石井則仁を引き立てる撮影をしました。
今回池谷氏が撮影した舞台
石井則仁 生誕40周年記念特別公演「俺の花」 https://www.youtube.com/watch?v=4OiSYZ5t5Bg 人生の40年、ダンサーとしての23年、そして舞踏家としての15年を迎える表現者、石井則仁が世阿弥の名著『風姿花伝』にインスパイアされ、時代を超える『時分の花』と『まことの花』を求めて舞う。その瞬間を写真家・池谷友秀が鮮やかに切り取り、リアルタイムでプロジェクターに投影し、共に創り出す新たな舞台芸術の世界。この記念公演は、現在と未来を繋ぐ一夜限りの奇跡。 出演:石井則仁 写真:池谷友秀 音楽:山中透(ダムタイプ)、石川智久(TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND) 照明:川端優典 音響:伊藤菜月 衣装デザイン&スタイリング:Coco* 記録写真:manimanium 宣伝美術:石井真希子 チラシデザイン:緒方彩乃 制作協力:合同会社kitaya505 協力:舞踏石井組 主催・制作:DEVIATE.CO 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
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