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教育現場やクライアントワークでのワークフロー効率化を実現
クラウドメディアストレージサービス『Ci Media Cloud』

プロデューサー/デジタルハリウッドSTUDIO札幌トレーナー 田中克幸 氏

α Universe editorial team

田中克幸 / プロデューサー/デジタルハリウッドSTUDIO札幌トレーナー 東京都小平市出身。美大卒業。元広告代理店ストラテジックプランナーとして、酒類・飲食・自動車・家電メーカーなど大手企業の販売促進や広告戦略、商品開発のコンセプトデザイン全般を手がける。独立後、北海道の厚真町(あつまちょう)へ移住。厚真町では「地域×デザイン」をテーマに活動。北海道を起点に、地域の魅力発信や地域ならではの新たな価値を創るため、広告ディレクションやデザイン教育、デジタルテクノロジー活用のノウハウを活かし、地域デザインプロデューサーとして活動している。

デジタルハリウッドSTUDIO札幌トレーナー講師LDP代表 (ローカルデザイン・プロデューサー)土着なデザイン研究所 所長田中 克幸https://school.dhw.co.jp/school/sapporo/https://school.dhw.co.jp/school/sapporo/blog/netmovie_try.html●Ci Media Cloudとは?詳しくはこちら

――普段はどういったお仕事をされているのでしょうか?本業は、地域のデザインプロジェクト全般のプロデュースやクリエイティブディレクションが主な業務ですが、広告やWEB、SNSなど映像制作業務から、動画クリエイター育成の教育業務などで、映像制作にも多く携わっています。

――「Ci Media Cloud」 導入のきっかけを教えてください。コロナ禍でリモートでの確認作業が増えたため、フィードバック効率や素材管理などのワークフローの改善をしたいと思い、いくつかのサービスを比較して「Ci Media Cloud」に辿り着きました。ツールの使い勝手だけで言えば、他にも優れたツールはあるかもと思いますが、「Ci Media Cloud」導入に際して、私が特に重視したのは、クライアント様にとっての扱いやすさとセキュリティ面の安心感です。具体的には・先方がサービスにログインしやすいこと・リンクのURLを送るだけで細かい説明がなくても扱ってもらいやすいこと・日本語対応していること・セキュリティの管理できること・データの受け渡しがスムーズかつ確実であることなどです。10種類弱のツールを色々と試した結果、現時点では使い勝手が一番良いと感じています。

――「Ci Meda Cloud」をどのように活用されているのでしょうか?クライアントワークと、教育の現場での活用をおこなっていますので、それぞれご説明します。

クライアントから評価されるのはCiへのセキュリティ面での安心感とその扱いやすさ

まずクライアントワークについてです。企業や自治体など、セキュリティ要件の厳しいクライアントとやり取りする際、信頼できるツールの利用が必須要件になります。そんな中、「Ci Media Cloud」はソニーのサービスであることもあり、サービスへの安心感や信頼感を得られており、秘匿性の高いデータでも円滑にやり取りができています。また、セキュリティなどの関係で、無料サービスを含めた一般的な大容量データ送信サービスがネットワーク環境面で使えないような場合でも、「Ci Media Cloud」では安全かつ確実にファイル共有を行えることで大変助かっています。私の制作効率も格段に向上しました。クライアント側からは、サービス導入の手間がほぼ無く、ファイル共有リンクを開くだけで、ブラウザ上で映像をすぐ再生でき、映像画面上に直接フィードバックができる、という簡単便利に使えるという「Ci Media Cloud」の扱いやすさの点が支持されています。

教育の現場で役立つコメント機能。質問や意見交換もスムーズに。

現在、「デジタルハリウッドSTUDIO札幌」の動画コースのトレーナーを務めています。

教育の場面でも、「Ci Media Cloud」は非常に便利です。受講生が制作した映像作品をフォルダで整理し、映像作品ごとに個別にフィードバックを行うことで、細かなアドバイスを分かりやすく本人に伝えることができています。

さらに、コメント機能を活用すれば、質問や意見交換も映像上でスムーズに行え、学習の質が向上します。解説のポイントが長すぎると思う場合は、返信の欄に小分けにして、より詳細にフィードバックするようにしています。生徒間のグループワークでの素材共有や共同制作する際の生徒同士での意思疎通も図りやすい学習環境を構築できたと思っています。また、クラウド上のフォルダ管理とは別に、共有するデータを管理できるメディアボックスという機能がとても便利です。学習段階やカテゴリーごとに分けられるため、受講生が振り返りやすいようにメディアボックスを分けたり、逆に既存のメディアボックスに追加して1箇所にまとめたりするなど、後から細かく調整ができる点もありがたいです。

卒業生がCiメディアクラウドでフィードバック受けながら作成した動画・STUDIOのトレーナー紹介動画 @https://m.youtube.com/watch?v=X5cet6FtdRc&t=10s・STUDIOのトレーナー紹介動画 Ahttps://m.youtube.com/watch?v=Ephod8yfE4s&t=4s&pp=ygUS44OH44K444OP44Oq5pyt5bmM

卒業生のポートフォリオ紹介ツールとしても活用

デジタルハリウッドSTUDIO札幌では、就職や転職のサポートをしているので、卒業生には実績紹介のポートフォリオにも「Ci Media Cloud」を活用してもらっています。

動画を応募先企業やクライアントごとに整理し、メディアボックスを通じて適切に共有できます。(応募する会社別、業種別、動画のジャンル別、各業務委託のクライアント別など)初心者でも直感的に使えるため、教育機関やクリエイター志望の方にとって、導入する価値のあるツールと言えます。私の実際の業務でも、ネット上に載せていない実績や、リアルなイベント会場だけで流す動画もあるのでそういった過去実績も、Ciのフォルダで管理をしつつ、メディアボックスを使うことで、実績を送りたい相手に合わせてカスタマイズが詳細にできます。共有条件や閲覧の権限なども、その都度細かく設定できるのが利点だと感じます。

具体的な生徒の声・動画の中に図や書き込みができるので指摘点の理解がしやすい・コメントに対して返信ができるので、フィードバックの意図を細かく確認できる。・フィードバックを続けて受ける場合、ひとつ前の動画との比較ができるともっと便利に。

――最後にCi Media Cloudへ総評をおねがいします「Ci Media Cloud」は、映像業界でこういったオンラインクラウドストレージサービスをすでに使いこなしている方々にもお勧めしたいのですが、個人的には、教育の現場で映像に携わる方や、クライアントワークを行うフリーランスの方々に、特にお勧めしたいです。教育の現場で「Ci Media Cloud」は、将来有望なクリエイターの卵を育てるための強力なサポートツールとなりえると思いますし、クライアントワークを行う若手クリエイターにとっては、クライアントからの信頼感や安心感を下支えしてくれるツールとして、とても適していると考えます。

「Ci Media Cloud」については、満足度はこれまで述べたように高いのですが、いくつか要望点もあります。例えば、ツール自体は日本語完全対応ですが、カスタマーセンターの対応が現時点では英語対応が主なので、時差があったり、専門的な指示や問いは自動翻訳などでやり取りが必要だったりすることです。この点は、やや面倒な点はありますが、仕様改善までのスピードが、他の一般的なツールよりも対応が早い印象があります。かつては、アップロード時の処理にエラー、音声のエラー、管理者のログインの煩わしさなどの課題がありましたがそれらもすぐ改善されて、最近では使いやすさがさらに洗練されてきているように感じています。テクノロジーの進化が凄まじい昨今、これから新しいサービスや技術はたくさん出てくるので、未来で活躍するクリエイターになるためには、「便利なツールがあればイチ早く積極的に使ってみる!」その姿勢こそが自分自身のクリエイティビティや才能を高める最大の近道だと個人的には思います。ソニーさんには、そういった充実した環境を常に提供くださることへの感謝とともに、引き続き我々のようなクリエイターのサポートをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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