
至福の撮影体験を叶えてくれる最新フルサイズ機
RX1R III
写真家 コムロミホ 氏
コムロミホ / 写真家 ファッションの道からフォトグラファーに。現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークに旅を続けている。YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。
有効約6100万画素のフルサイズセンサーと35mm F2 のツァイスレンズを搭載する珠玉のコンパクトカメラが登場。さっそくコムロミホさんがタイに向かい、アジアの夏の日々を描き出した。
写真家の心を動かす力を持つプレミアムコンパクト
ソニーRX1R IIIを持ってタイへと出かけた。今回実際に使ってみた感想と、魅力に感じたポイントを3つに分けて紹介したい。最大の魅力は、小型軽量ながらも有効約6100万画素のフルサイズセンサーを搭載していること。コンパクトなボディのおかげで、機動力を生かして撮影でき、被写体と円滑にコミュニケーションを取ることができた。それでいて、高画素機であるため、旅先で出会った被写体のディテールをとても細かく表現してくれている。 2つ目はツァイスゾナーT*35ミリF2の描写力。ぼけの美しさはもちろん、開放F値からピント面がシャープに表現されるので、絵に立体感がある。焦点距離のミリはスナップに使い勝手が良い。 そして最後に、速写性だ。まず電源をONにしてからの起動が素早い。またAIプロセッシングユニットを搭載した被写体認識により、スムーズなピント合わせが可能。撮りたい瞬間にシャッターを切ることができ、とてもレスポンスが良い。クリエイティブルックで好みの絵作りもしやすい。 撮影意欲を刺激し、上質な撮影体験をさせてくれるカメラだ。
きらびやかなバンコクの夜景を繊細に描写
フルサイズの高画素機であり、かつツァイスレンズを搭載するRX1R III。遠くに見える建物の細かなディテールまで緻密に表現してくれる。
人の視野に近い35ミリが生むリアルで自然な空気感
35ミリはストリートフォトに相性の良い焦点距離だ。遠近感を生かして手前にある大きな野菜と女性の対比を強調しながらも、35ミリらしいリアルで自然な空気感が感じられる。
被写体に出会った一瞬を確実に捉えることができる
路上のサックス奏者とアイコンタクトをし、撮影させてもらった一枚。とっさにシャッターを切りたくなった瞬間でも、軽快で正確なピント合わせが行なえる。
お気に入りポイント
約236万ドットXGA OLED のEVFはとても上質。また付属のアイピースカップを使用することで、視認性がさらに向上する。
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