2025年7月15日
新商品
ソニーは、レンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種として、フルサイズイメージセンサー搭載の『RX1R III』を発売します。本機は、有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型Exmor R™(エクスモアアール) CMOSイメージセンサーと最新の画像処理エンジンBIONZ XR™(ビオンズエックスアール)、ZEISS® ゾナーT* 35mm F2の大口径レンズを搭載し、美しいぼけ表現や豊かな階調性能とフルサイズならではの高画質で被写体を捉えます。また、レンズ一体型の利点を生かし、レンズ光軸とイメージセンサーの撮像面の位置をミクロン単位で精密に調整することで、レンズの性能を最大限引き出した優れた描写を実現しています。さらに、AIプロセッシングユニットの搭載により、高速、高精度なAF(オートフォーカス)性能を備えます。瞳だけでなく人間の胴体や頭部の位置を認識する姿勢推定技術により被写体を捉え、撮影者はピント合わせに気を取られることなく、構図に集中することができます。
『RX1R III』は常に持ち運べる手のひらサイズの小型軽量ボディに優れた撮影性能を有し、撮影者の思いのままに心が動く日常の瞬間を高画質で捉える1台です。
| 商品名 | 型名 | 発売日 | 価格 |
|---|---|---|---|
| レンズ一体型フルサイズコンパクトカメラ | 『RX1R III』 DSC-RX1RM3 |
8月8日 | オープン価格 |
| サムグリップ | 『TG-2』 | メーカー希望小売価格(税込) 38,720円 |
|
| ボディケース | 『LCS-RXL』 | 8月29日 | メーカー希望小売価格(税込) 21,120円 |
| レンズフード | 『LHP-1 J2』※1 | 8月8日 | メーカー希望小売価格(税込) 22,330円 |
有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型Exmor R™ CMOSイメージセンサーとBIONZ XR™画像処理エンジンを搭載し、高解像度と高感度・低ノイズ性能、広いダイナミックレンジを実現しています。センサー表面の不要な反射を抑制するAR(Anti-Reflection:反射防止)コーティングを施し、光学ローパスフィルターレス仕様により高画素イメージセンサーの解像性能を最大限に引き出します。
一体型のレンズにはZEISS® ゾナーT* 35mm F2レンズを搭載しています。レンズの光軸とイメージセンサーの撮像面の位置をミクロン単位で1台ずつ最適化することにより、高い光学性能とレンズユニットの小型化を実現しています。レンズに搭載しているマクロリングは即座にマクロモードへの切り換えが可能で、被写体に20cm(最大撮影倍率:0.26倍)まで近づくことができます。またステップクロップ撮影機能※2を搭載し、35mm、50mm、70mm相当の3段階の画角※3にアサインしたボタン・ダイヤルの操作でスムーズに切り換えられます。さらに、高画素イメージセンサーによって、クロップしても高い描写力での撮影が可能です。RAW形式で撮影した場合は※4撮影後のポストプロダクション時に画角を選択し直すこともできます。
本機は、FL2とFL3を加えた全12種類のクリエイティブルックを搭載しています。FL2は落ち着いた発色のノスタルジックな表現、FL3はクリアな発色の軽快な表現が可能です。クリエイティブルックは、ユーザーの好みに合わせた画作りの選択や、選択したモードを元に独自の画作りへの調整も可能です。色合いや色の濃さ、明るさ、コントラスト、シャープネスなど、静止画のみならず動画においても、映像の質感や色味を撮影時に画面で確認しながら意図した通りの雰囲気に調整することができます。
最新のAIプロセッシングユニットを搭載しており、被写体の形状や動きを高精度に認識し、瞳や人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識できます。被写体の骨格情報と姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、被写体の顔が見えないときや、サングラスやヘルメットなどで顔の一部が隠れている場合でも被写体を追随することができます。被写体認識AFは静止画と動画両方で使用でき、人物や動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機などの幅広い被写体を認識※5します。被写体認識を「オート」にすると、カメラが自動で被写体を認識し、被写体毎に最適化されたアルゴリズムでピントを合わせます※6。イメージセンサーの撮像領域の約78%(静止画撮影時)のエリアに、最大693点※7の像面位相差AF点を高密度に配置しています。被写体が画面の一部にしか写っていない場合でも、正確に被写体を捕捉します。これらのAF性能によって、撮影者はピント合わせに気を取られることなく、構図や撮影に集中することができます。
本機は、外形寸法約113.3mm × 約67.9mm × 約74.5mm(幅 × 高さ × 奥行き)※8、質量約498g※9で本体上面に凹凸のないフラットな小型軽量ボディを実現しています。さらに、ダイヤルやボタンの位置や大きさ、感触を緻密に設計し、優れた操作性を兼ね備えています。また、マルチインターフェース(MI)シューを搭載することで、カメラシステムとしての高い拡張性も実現しています。
グリップ形状と表面のテクスチャーには、小型ボディでありながらも滑りにくく持ちやすいデザインを施しています。ボディ外装と内部シャーシ構造に軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を用い、ボディの堅牢性と小型軽量化を高い次元で両立しています。また、本機は高解像かつ高コントラストな約236万ドットXGA OLEDを採用した、倍率約0.70倍の電子ビューファインダーを搭載しています。
リチャージャブルバッテリーパックNP-FW50に対応し、最大300枚※10の静止画を撮影できます。また、USB Type-C™端子に対応しており、USB Power Delivery※11対応機器と接続することで急速充電が可能です。モバイルバッテリーなどから電力を供給しながらの撮影も可能です。
ソニーはクリエイティビティとテクノロジーを駆使し、2050年に「環境負荷ゼロ」を実現するため、環境計画「Road to Zero」を推進しています。本カメラを含むイメージング商品群の製造事業所(ソニーグループ傘下)は、100%再生可能エネルギー由来の電力で稼働しています。また本カメラの個装箱にはソニー独自の再生紙オリジナルブレンドマテリアルを採用したほか、商品などを包む袋に植物由来の不織布や紙製の袋を用いて、梱包時に使用されるプラスチックを削減しています。
アクセシビリティにも配慮し、メニューと動画再生画面を音声で読み上げて操作をアシストする「音声読み上げ」機能※12や、メニューの「拡大表示機能」を搭載し、多様なクリエイターの制作活動をサポートします。
マルチインターフェース(MI)シューに取り付けて、安定したホールド性と操作性を提供します。片手でのホールド時も安定した撮影を可能にします。本体に装着した際、金属素材と高品位な塗装処理によって専用設計ならではの一体感を生み出します。
本体に装着することで傷や汚れから本体を保護し、洗練された質感の素材で、カメラ本体の品位を引き立てます。ボディケースを装着したまま、USB、HDMIケーブルの抜き差しやバッテリー、メモリーカードの交換、三脚への装着が可能です。グリップ部は握りやすい形状を採用し、カメラ本体のホールド性が向上します。
軽量かつ強度の高いアルミ素材を採用した堅牢なつくりで、レンズを衝撃や汚れから保護します。バヨネット式で軽快かつ確実な装着が可能です。
『RX1R III』の先行展示を、ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、7月18日(金)より展示します。
『RX1R III』の発売を記念して、対応バッテリーパックとの同時購入キャッシュバックキャンペーンを実施します。詳細はこちらをご参照ください。