
ソニー独自の技術で、
映像と音が一体となる新たな視聴体験を。
大画面で、美しい映像と
音を心ゆくまで楽しめる。
映像と音が一体になったときリアリティーは増幅され、心を震わせます。
そのために、ソニーは長年培ってきたオーディオ技術に加え、最新のアコースティック(音響)技術を投入。
有機ELテレビでは画面を振動させて高音質を生み出す「アコースティック サーフェス オーディオ」を、
液晶テレビでは音の定位感と広がり感を向上させる「アコースティック マルチ オーディオ」を独自に開発。
映像と音を融合させることで、まるでその場の空気感までも感じる迫真の視聴体験をもたらします。
ブラビアが、映画館のような理想の視聴環境をつくり出します。ソニーの有機ELテレビはスクリーンを通して音を出す映画館のように、画面そのものを振動させて高音質を出力。まるで画面上の人物や物体から直接音が聞こえてくるような、リアルで豊かなサウンドを実現しました。映画館で鑑賞しているかのような贅沢なひとときを、自宅でゆっくりとご堪能ください。
Netflix、Disney+、Hulu、Prime Videoなどに対応
AndroidからもiPhoneからも対応コンテンツを大画面に映して楽しめます
ブラビアが、ライブ会場にいるかのような視聴環境をつくり出します。ソニーの有機ELテレビは画面そのものを振動させて高音質を出力するので、まるでアーティストが目の前で歌っているかのような臨場感で感動を届けます。
YouTube、U-NEXT、Hulu、ABEMAのオンラインLiveにも対応
AndroidからもiPhoneからも対応コンテンツを大画面に映して楽しめます
※コンテンツによっては視聴できない場合があります。
ソニー側でコンテンツの動作保証はしていません
画面そのものを振動させて、高音質を創出するアクチュエーターを画面背面左右に、サブウーファーを背面左右にそれぞれ設置しました。細部までこだわりぬいた新開発のアクチュエーターとサブウーファーが薄型化を実現しながら、よりクリアで広がりのある音を実現しています。
画面そのものから音がでる「アコースティックサーフェス オーディオ」を搭載。本体背面に配置したアクチュエーターが被写体の位置に合わせた音を作り出すことで、スリムなデザインでありながらも豊かでリアリティーのあるサウンドを実現。高音域の明瞭感を重視し、セリフや歌声もいちだんとクリアに再現。その場にいるような空気感までも感じることができる映像体験を可能にします。
画面そのものから音が出る特性を生かして、サラウンドシステム構成時にテレビ画面がセンタースピーカーの役割を果たすことで、豊かな音場と、かつてない映像と音の一体感を堪能できます。
※ AVアンプやスピーカーなどのサラウンドシステムは別売です
Z9Hの音響は、8Kの大画面で実現する息をのむような映像美に、さらに臨場感を高めるために最適なサウンドシステムになっています。一般的なテレビは画面下部にスピーカーが搭載されています。大画面になるほど映像の中心点は上がっていきますが、スピーカーは画面下部に配置されているため、映像と音の出る位置が離れてしまいます。この課題をクリアするために独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用。85V型という大画面に最適な構成になるよう、画面上部にも下部のスピーカー群と対になるようにスピーカーを配置し、背面にはサブウーファーを2基搭載しています。これにより、迫力のある音が映像から聴こえるようなリアルな臨場感を味わえます。
一般的な4K液晶テレビでは、画面下部にスピーカーが搭載されています。大画面になるほど映像の中心点は上がっていきますが、スピーカーは画面下部に配置されているため、映像と音の出る位置が離れてしまいます。この課題をクリアするために独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用。画面下部のフルレンジスピーカーに加え、背面上部にサウンドポジショニング トゥイーターを搭載し、音の定位感を大幅に向上。まるで音が映像から聴こえるようなリアルな臨場感を味わえます。
※ 49V型はアコースティック マルチ オーディオ非対応
ソニー独自のアコースティック技術による、映像と音の一体感に加えて、ブラビアはドルビーアトモスにも対応。
映画館のような臨場感のある体験を自宅で簡単にお楽しみ頂けます。
※対応モデル:Z9H/A8H/A9S/X9500H/X8550H/X8500H/X8000H/
A9G/X9500G/X8550G/X8500Gシリーズ
映像の中央で喋っている人の声が、きちんと画面の中央から聞こえてくる、すなわち“画音一体”は、長らくソニーのテレビがこだわってきたこと。音と映像の出所が一致することで生み出される没入感、臨場感をさまざまな技術で追求してきました。ソニーの最新有機ELテレビ「ブラビアA9Gシリーズ」に搭載されている「アコースティック サーフェス オーディオプラス」と、最新液晶テレビ「ブラビアX9500Gシリーズ」に搭載されている「アコースティック マルチ オーディオ」は、その最先端。これらの技術がどのようにして生み出され、磨き上げられてきたのかを、今、最前線のエンジニアたちが語ります。
※本インタビューは、2019年発売のA9Gシリーズ(4K有機ELテレビ)、X9500Gシリーズ(4K液晶テレビ)の内容でに構成しています
ソニーホームエンタテインメント&
サウンドプロダクツ株式会社 音響設計
駒澤
これまでの薄型テレビ内蔵スピーカーは配置できる位置に制約があり、下向きにしか音が出せませんでした。そうすると、どうしても音が下に溜まったように聞こえてきます。特に近年は、テレビが大画面化していく中でそれを感じやすくなっているのが課題でした。その音の不自然さを解消したいという気持ちが、「ブラビアA9Gシリーズ」に搭載されている「アコースティック サーフェス オーディオプラス」を作り込んでいく大きなモチベーションになっています。
最新の「ブラビアA9Gシリーズ」では、画面をアクチュエーターで振動させてスピーカーとして機能させる「アコースティック サーフェス」をさらに進化させ(「アコースティック サーフェス オーディオプラス」)、構造に起因していた音の歪み感を解消しています。なお、「アコースティック サーフェス オーディオプラス」で振動板に使っている有機ELパネルは、当たり前なのですが、スピーカーの振動板と比べてほとんどストロークしません。そのため、音圧を出すためには面積で稼ぐしかないのですが、単純にアクチュエーター上の加振器の直径を大きくすると今度は中高域の音が抜けてしまいます。そこで今回は大きめのマグネットを使うなど、構造をさらに工夫し、充分な音圧を出せるようにしています。なお、この際、加振器の形状を真円から横に広いオーバル形状にするという変更も行っています。これによって、左右に加えて中央にもアクチュエーターを搭載している「ブラビアA9Fシリーズ」(2018年発売)と同等以上の定位感を、2基のアクチュエーターで実現することができました。
一般的なスピーカーでは振動板の材質や形状を調整することで音色をチューニングしていくのですが、有機ELパネルが振動板となる「アコースティック サーフェス オーディオプラス」では、それができません。そこで今回はアクチュエーターから有機ELパネルに振動を伝える伝達系の素材を検討することで音質を改善しています。……というと簡単に聞こえそうですが、これまでにない技術だったため、参考となる資料がほとんどなく、ひたすら試行錯誤。もちろん最後は聴感での微調整を行い、地道に、地道に泥臭く音質を詰めていきました。ただ、苦労した甲斐あって、アナウンサーや俳優など、人の声に相当する中域〜中高域の音はとてもきれいに出ていると自負しています。お客さまにはまず、画面上の人の顔、口から音が出てくる臨場感を体験していただきたいですね。特に映画などはその効果を強く感じ取れるはず。また、音楽ライブ映像でもボーカルと楽器の音が揃って聞こえてくる感動があります。「ブラビアA9Gシリーズ」の新しい「アコースティック サーフェス オーディオプラス」で、ぜひ“画音一体”が生み出す没入感に浸ってください。
ソニーホームエンタテインメント&
サウンドプロダクツ株式会社 音響設計
高橋
ソニーではテレビの開発において、長らく“画音一体”という思想を持ち続けてきました。そんな中、2017年に発売された有機ELテレビ「ブラビアA1シリーズ」が、画面を鳴らす「アコースティック サーフェス」という技術で、この“画音一体”を実現。これを受けて、液晶テレビでも“画音一体”というテーマに再挑戦しようということになりました。このまま有機ELテレビに負けるわけにはいかない、と(笑)。とは言え、液晶パネルでは構造上、「アコースティック サーフェス」と同じことはできません。何かほかにできることはないかと研究していく中で行き着いたのが、トゥイーターを背面上部の左右端に配置して音の定位を上げるというアイデア。実際に試作機を作ってみたところ、思った以上に効果があったのでやってみようということになりました。
「ブラビアX9500Gシリーズ」で「アコースティック マルチ オーディオ」を実現するにあたって、最も気を遣ったのは機構の小型化ですね。ブラビアのこだわりのあるデザインを崩さぬよう小型のトゥイーターを新開発したほか、最も効果を感じられる位置(高さ)などについても試行錯誤を繰り返しました。最終的にはパネルの下端から75%の位置に配置しているのですが、ここに決まるまでが大変でした。最初はちょうど真ん中の位置から初めて少しずつ上げていったのですが、上げすぎると今度は下端に配置されているバスレフ型スピーカーとの分離感がでてしまうんですね。この位置は、あと1cmでも上げたらダメという本当に絶妙なポジションなんです。そのほか、細かな工夫としては、サウンドポジショニング トゥイーターの上に細かなスリットを開けています。小さな孔なんですが、ここから音が上方向にも回り込む(回折する)ことで、音の定位が上がるんです。
実際に音を聴いて頂ければすぐに実感していただけますが、音の定位感が上がっているだけでなく、音の広がりがとても強く感じ取れるようになりました。特に最も小さな55V型モデル(49V型は「アコースティック マルチ オーディオ」非対応)では、1〜2回り以上大きなテレビから音が鳴っているように感じ、驚かれるはず。コンテンツとしてはまず、スポーツ中継や音楽番組をお試しいただきたいですね。スタジアムの歓声や、楽器の響き、特にシンバルのような楽器の音で明確な違いを感じ取っていただけるでしょう。音の「広がり」と「響き」をお楽しみください。もちろん、映画の視聴にもぴったりです。「ブラビアX9500Gシリーズ」ではアップデートで、前後左右に加えて高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術「ドルビーアトモス」の再生に対応するので、ぜひ、「ドルビーアトモス」対応コンテンツを試していただければと思います。