ワンオペレーションをサポートする機動力

小型・軽量で機動力を追求したボディ

FX3およびFX30と同様、フラットトップが特長的な一眼カメラスタイルのコンパクトな筐体は長時間の撮影でも疲れにくく、安定したホールドに配慮したグリップ形状は、プロのクリエイターへのヒアリングを基に設計し手持ち動画撮影のための使い勝手を追求しました。小型・軽量な純正レンズとの組み合わせで、システムとしても高い機動力を発揮します。また、手持ち撮影だけでなく、ジンバルやドローンとの親和性が高く、フレキシブルな撮影スタイルを実現します。

多様な周辺機器を直接ボディに装着できるデザイン

機動性を追求したFX2の大きな特長が、ケージを必要としないデザインです。ボディに直接アクセサリーを装着できる取り付け用ネジ穴(*)が3カ所あり、さまざまなアクセサリーを安定して装着できるだけでなく、ケージが不要になることでシステム全体の軽量かつコンパクト化を実現。手持ち撮影もしやすく、撮影セットアップ時や撤収時の時間短縮、飛行機などを含む移動時の携行性も向上します。さらに、カメラ底面には三脚用ネジ穴(*)が2カ所あり、三脚を確実に取り付けることができます。

* アクセサリー用ネジ穴は1/4-20 UNC。アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものを使ってください

手持ち撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正「ダイナミックアクティブモード」(*1)

カメラに内蔵した高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサー、最適化されたアルゴリズムによる電子式手ブレ補正機能と、光学式5軸ボディ内手ブレ補正を併用した手ブレ補正モード「ダイナミックアクティブモード」を搭載。従来の「アクティブモード」より手ブレ補正の効果が約30%(*2)向上しました。これにより、小走りをしながらの撮影でも安定した動画撮影が可能となり、よりスムーズな映像表現を実現します。対応する手ブレ補正のメタデータは、効率的なポストプロダクションのためにフッテージに埋め込まれます(*3)。また、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、Aマウントレンズなどマウントアダプターを介して装着可能なさまざまなレンズで使用できます。メニューで切/スタンダード/アクティブ/ダイナミックアクティブから選択でき、撮影シーンによって使い分けられます。

*1 [ダイナミックアクティブ]では、[アクティブ]よりさらに画角が狭くなります。[ダイナミックアクティブ]に設定すると、超解像ズームが使用できなくなります。[ダイナミックアクティブ]、[アクティブ]は、120fpsのフレームレートでの撮影時は使用できません *2 ソニー内部測定 *3 ソニーのCatalyst BrowseおよびCatalyst Prepare、またはCatalyst Prepare Pluginを使用時

フレキシブルなハンドヘルド撮影を実現するXLRハンドルユニット(別売り)

別売りのXLR端子を2基備えたデジタルオーディオインターフェース対応XLRハンドルユニット(*1)と、別売りのXLRマイクを組み合わせることで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラに伝送し、劣化のない高音質録音を実現します。本体側の設定により、デジタル4CHや24bitでの音声収録もサポート。ハンドル一体型、ケーブルフリー・バッテリーフリー仕様のため、撮影時の自由度やノイズ低減に寄与するだけでなく、設営・撤収時の負担も軽減します。また、トップハンドル側にスイッチを備えることで、XLRアダプター部の電源On/Offも片手ですばやく行えます。さらに、アクセサリー用ネジ穴(*2)を3カ所備えています。

*1 XLRアダプターはハンドルユニットと一体型で取り外しできません。マイクは同梱されていません *2 アクセサリー用ネジ穴は1/4-20 UNC。アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものを使ってください