プロに応える信頼性

4K 60p長時間収録(*)を実現する放熱構造

冷却ファンと放熱に配慮した構造を採用。液晶モニターを閉じた状態でも十分に空気を取り込める画期的な設計により、熱のこもりを防ぎ最大4K 60pの長時間動画収録を実現。また、スマートフォンなどにも用いられる熱伝導性に優れたグラファイト素材を手ブレ補正ユニットに組み込みました。この構造により、手ブレ補正時の動作を妨げることなくイメージセンサーからの発熱に対して高い放熱効果が得られます。さらに、膨大なデータ処理を行う画像処理エンジンやイメージセンサーを含む、カメラ全体で発生する熱の放熱経路を最適化しています。冷却ファンの動作モードは、撮影条件に合わせて、オート/最小/記録時Offから選択できます。

* USB給電時、XAVC S-I(All-I)、4K 60p 10bit 4:2:2、常温(25℃。記録開始時のカメラ表面温度)、自動電源オフ設定:高、冷却ファン:オート、記録時間は撮影状況などによって異なる場合があります。一度の動画撮影で可能な連続撮影時間は最大で13時間です。ソニー内部測定

防塵・防滴(*)に配慮した設計

カメラボディ全体のデザインを改良することで防塵・防滴に配慮し、屋外の厳しい撮影環境での使用にも耐えられる設計を実現しました。外装の合わせ目や電池蓋にシーリング構造を採用し密閉性を高め、冷却ファンを独立した気室にしたほか、レンズロックボタンを再設計するなどの改良を行いました。また、FX2のボディやカバーは軽量のマグネシウム合金を採用しており、より堅牢なボディを実現しています。

* 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。なお、XLRハンドルユニット「XLR-H1」(別売り)は防塵・防滴に配慮した構造にはなっていません

動画撮影時も安心、長時間の撮影を実現するスタミナ性能

●高容量バッテリー採用:αで定評のあるZバッテリーを採用。カメラの使用状況に応じて細やかにパワーセーブを行う電源制御により、1回の充電当たりの撮影可能時間は、実動画撮影時(*1)は最大約100分、連続動画撮影時は最大約155分(*2)です。  ●USB PD(Power Delivery)対応:USB PDでの給電に対応。より高い電力供給でカメラ内のバッテリーを消耗することなく撮影ができるようになりました(*3)。撮影現場や状況に合わせてUSB PD対応ACアダプター(別売り)でAC電源を使用したり、屋外撮影では高容量で機動性の高いモバイルバッテリー(*4)から給電することでバッテリーの消耗を抑えるなど、よりフレキシブルに対応できます。また、USB PD対応ACアダプターを使用することでカメラ本体内での高速充電を可能にしました。

*1 CIPA規格準拠。撮影、ズーム、撮影スタンバイ、電源ON/OFFを繰り返したときの撮影時間の目安 *2 CIPA規格準拠 *3 USB充電、給電にはUSB Type-C端子のみ対応。USB給電を行うには、バッテリーを本機に挿入してください。アダプターや本体動作によってはカメラ内のバッテリー容量が消費することがあります *4 USB PD対応のすべての機器との動作を保証するものではありません。電源を入れてカメラを使用している間はバッテリーへの充電はされません