Cinema Line シリーズとして初めて電子ビューファインダーを搭載しました。約368万ドットの高精細OLEDを採用したチルト式電子ビューファインダーにより、屋外などの明るい場所でも撮影に集中できます。倍率は0.70倍(*1)で、画角とアイポイントは動画撮影用に最適化されています。ファインダーは撮影スタイルに応じて0度から上方向に90度まで回転させることができるので、あらゆる角度からも見やすく、ウエスト位置にホールドしながらの撮影にも対応できます。アイピースカップは必要に応じて取り外しが可能で、左右反転させることができます(*2)。
CineAltaカメラ「VENICE」などのハイエンドCineAltaカメラと同等の操作性を継承した「BIG6(ホーム画面)」を採用。FPS(フレームレート)、ISO、シャッター (スピード/角度)、IRIS(絞り)、ルック、ホワイトバランスの6つの重要なパラメーターを「BIG6(ホーム画面)」に集約し、タッチ操作で直感的に可変/固定パラメーターをすばやく確認・変更が可能です。
小型・軽量デザインを維持しながら、機動力に加えて、Cinema Line カメラとしての妥協のない操作性を提供します。左手でしっかりレンズをホールドしたまま、さまざまな操作ができるように、使用頻度の高い操作部材をグリップ側および上面に集約。RECボタンをはじめ上面の各ボタンはストロークが深く、しっかりと確実な操作ができます。また、電源スイッチは動画撮影中の誤操作を防止するデザインを採用しています。さらに、動画撮影と静止画撮影のモードを瞬時に切り換えできるスイッチをボディ背面に搭載しました。
バリアングルタイプの横開き背面モニターを搭載。横方向に176度、上方向180度、下方向90度と、自在に可動する調整可能なバリアングル機構で、手持ち撮影、ジンバル撮影や自分撮り、地面すれすれのローポジションでの迫力ある撮影など、状況に応じた自由なポジションやアングルでのフレーミングができます。また、HDMI接続時もケーブルが干渉せずに角度調整ができます。さらに、3.0型、約103万ドットの大型タッチパネル液晶は、屋外撮影時の視認性に配慮し、屋外晴天モードや手動設定に対応。タッチトラッキングやタッチフォーカスに加え、メニューやファンクションメニューのタッチ操作も可能です。
REC/STANDBYの状態が一目でわかるタリーランプを、カメラ前面(上面)と背面に配置。カメラのRECボタンも、背面ランプと連動して点灯します。加えて、モニター画面に赤枠を表示させて状態を一目で確認することができます。タリーランプは、全て点灯/前面のみ消灯/全て消灯から用途に合わせて選択できます。
画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応しました。カメラの向きに合わせて表示が自動的に切り換わり、さまざまなシチュエーションでもスムーズに対応します。
FX6、FX3およびFX30と同様に、露出制御方式に「フレキシブル露出モード」(*)を搭載。IRIS(絞り)、シャッタースピードおよびISOのオート/マニュアルを個別に設定でき、撮影画面でそれぞれのカスタムキーを長押しすれば、オート/マニュアルの切り換えができます。また、マニュアル設定時(デフォルト)は手動でIRISやシャッタースピード、ISOの値を設定できるほか、ダイヤルやホイールの誤操作によって不用意に値が変わってしまうことを防止するために、カスタムキーの押し下げで「マニュアルロック」の入/切を設定することができます。変更頻度の高いIRIS(絞り)とISOは、アクセスのよいボディ上面と前後ダイヤルで操作できます。なお、露出制御方式はP/A/S/Mモードに切り換え可能です。
動画撮影に最適なズームレバーをグリップ上部に配置。広角・望遠側ともに2段階ズームになっており、それぞれ1-8段階の速度を任意に設定することができるので、スローズームによる表現も簡単に実現できます。カスタムキーへの割り当てや、撮影待機中や撮影中など状況に合わせたズーム速度のカスタマイズにも対応しています。ズームレバーは、パワーズーム(電動ズーム)レンズ装着時に、画質劣化の少ない画像処理による、全画素超解像ズームとシームレスな操作が可能。単焦点レンズにおいても、全画素超解像ズームを使えるため、少ない撮影機材でも画角にバリエーションを加えることができます。
同時記録やリレー記録に対応したデュアルスロットを採用。上下スロットともにSDXC/SDHCメモリーカード(UHS-II/UHS-I)に対応しています。スロット1はCFexpress Type Aメモリーカード(*)に対応し、大容量のデータをより高速で記録することができます。CFexpress Type Aメモリーカード(*)は、高ビットレート4K動画に最適な次世代メディアで、その高速書き込み処理性能により、高解像映像の安定した記録を実現します。
ソニーのクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」のモバイルアプリケーション「Creators’ App」に対応。撮影や素材データ管理、カメラ機能のアップデート等の撮影前の準備に関係するワークフローを効率化できます。 ●クラウドアップロード:カメラから直接、またはスマートフォン経由(Wi-Fi, 有線)で撮影データをCreators’ Cloudストレージへアップロードができます。Creators' Cloudに保存されたデータは、ワークフローに合わせてGoogle Drive(TM)、Adobe Lightroomなどのクラウドサービスに転送できます。 ●スマートフォンをリモコンに:スマートフォンから撮影、バッテリー情報の確認などリモコンとして使用可能です。 ●カメラ機能を強化:スマートフォン経由で、カメラを最新ソフトウェアにアップデートすることができます。また、Creators’ Cloudに保存したLUTファイル(.cube)をカメラにインポートすることが可能です。
FX2で撮影した映像のメタデータをソニー純正アプリケーションで有効活用することができます。 <活用できるメタデータ>●LUT/EI情報 ●手ブレ情報 ●ブリージング補正情報 ●カメラの回転情報 ●ショットマーク情報 詳しくは各アプリケーションのWEBページをご覧ください。
■HDMI経由16bit RAW出力対応(*1)(*2) ■UVC(USB Video Class)/UAC(USB Audio Class)のUSBストリーミング対応:事前に専用ソフトを準備することなく、高画質Webカメラとして手軽に使用できます ■パワーセーブ開始時間[切]設定:撮影設定後、撮影するまでに時間が空いてもパワーセーブ状態にならない設定を搭載 ■動画撮影時に映像の被写界深度を可視化する「フォーカスマップ」(*3)機能を搭載 ■効率的な動画編集をサポートする「プロキシー記録」 ■動画撮影時のショットマークからの静止画自動作成機能 ■静止画撮影モード時に使用可能なLog撮影設定 ■ゼブラ機能 ■ピーキング機能(赤、黄、白、青) ■アナモフィックレンズ使用時のデスクイーズ表示機能(*4)